池 辰彦

株式会社ジャパンライフデザインシステムズ/副社長/小売業協会・生活者委員会コーディネー…

池 辰彦

株式会社ジャパンライフデザインシステムズ/副社長/小売業協会・生活者委員会コーディネーター/小売業を中心に、マーケティング・コンサルタントとして企業のビジョン策定、中長期戦略、顧客調査、販促立案、広告戦略などを行う。Web:http://www.jlds.co.jp/

最近の記事

聴くと、実る

column vol.1253 BSテレ東の『いまからサイエンス』に今週、豪雨被害の抑制を目指す千葉大学の小槻峻司教授が出演されていたのですが、非常に胸に刺さる言葉を仰っていました。 〈BSテレ東 / いまからサイエンス〉 その前に、小槻さんについて簡単にご紹介させていただきます。 小槻さんは、内閣府が2050年まで進めるムーンショット目標の要素研究に、ご自身が考えた「気象制御のための制御容易性・被害低減効果の定量化」プロジェクトが採択されるなど、まさに科学界の期待の

    • 新山タカさんのアカウントでご紹介いただきました

      新山タカさんの【【創作大賞感想】投資は複利、noteも複利】という記事の中で、私が書いた【noteは密かに人生を変える】という記事をご紹介いただきました。 新山タカさん、記事をご紹介いただき、誠にありがとうございました! 今回嬉しかったのは、新山さんが「#創作大賞感想」を私の記事を選んで書いてくださったこと。 しかも、私の記事を非常に的確に受け止めて表現してくださっていたことに感激してしまいました〜😊 また、丸5年の際も新たな発見が届けられるよう日々精進して参りたいと

      • “夏”の行方

        column vol.1252 今日は夏休みを取っています。 それで、何をしているかというと… こうしてnoteを書いています(笑) 今年はまとまった休みは取れないので、小まめに休みを取得しようと思っているのですが、本来ならば行きたいのが旅行です。 希望の旅先は数多あるので、こうして家にいると妄想トリップが始まってしまいます〜 〜ということで、本日は「夏休みの旅行」についてのトレンドをご紹介したいと思います😊 国内旅行の満足度1位は?まず、昨今の円安を考えると海

        • 「諦める」ではなく「明らめる」

          column vol.1251 こちらは、アニメーション映画プロデューサーの石井朋彦さんが、スタジオジブリの鈴木敏夫さんから問いかけられた言葉です。 正解は後ほど発表しますが、この最強の肩書きを手に入れるには「明らめる」ことがカギになる。 今日はそんな話をしたいと思います。 「諦める」とは「明らかにする」ことそう違和感を感じた方もいらっしゃるでしょう。 実は「諦める」は仏教用語で「明らかにする」という意味があるのです。 この「明らかにする」ことの大切さを説いていら

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          “攻め”の商品開発

          column vol.1250 1982年、コピーライターの糸井重里さんが生み出した西武百貨店のキャッチコピー。 広告業界の方ならお馴染みの名作コピーの1つですが、実はクライアントに提案した際は “賛否両論” が巻き起こったそうです。 …というような感じで、批判の声が挙がったそうです… しかし、そうしたご意見に対し、糸井さんは と説得。 こうして、ヒットコピーは誕生したわけです。 これは私が若い頃、宣伝会議のコピーライター養成講座の講師から聞いた話なのですが

          “攻め”の商品開発

          “ご当地観光”への期待

          column vol.1249 訪日外国人客の人数や消費額がともに上半期で過去最高を記録したことを受け、政府は「2024年は3500万人、消費額8兆円も視野に入る」との予測を発表。 地方への誘客促進とオーバーツーリズムの未然防止・抑制への取り組み強化が進んでいます。 〈テレ朝news / 2024年7月19日〉 以前、国立公園への宿泊施設誘致についての記事をお届けいたしましたが 全国35ヵ所ある全ての国立公園で宿泊施設の誘致していくなど、インバウンド観光は、より地方

          “ご当地観光”への期待

          おかげさまで10,000フォロワーを超えました

          いつも記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。 おかげさまで、フォローしていただいている方が10,000名を超えました! フォローしていただいている方、いつも読んでくださっている方に大変感謝しております🙇🏻 1万という誉れは、正直言いますと…実感できていないというのが本音です… ただ、せっかくですので、今回は「1万」にちなんだ話を添えさせていただきます。 1万といえば、今月3日に新1万円の顔となった渋沢栄一さん。 遺された名言は数々ありますが、私が特に好き

          おかげさまで10,000フォロワーを超えました

          “いい加減“の時代へ

          column vol.1248 ChatGPTを生み出したOpenAIが現在開発している「Strawberry」という新型AIをご存知でしょうか? 〈現代ビジネス / 2024年7月18日〉 これはChatGPTなど従来の生成AI(大規模言語モデル)に欠けていた推論能力(論理的な思考力)を備えていると言われています。 同社では、最終目標とする「AGI(人間と同等かそれ以上の汎用人工知能)」に向けた5段階の開発計画を明らかにしていますが、Strawberryはレベル2に

          “いい加減“の時代へ

          noteは密かに人生を変える

          column vol.1247 noteで記事を書き始めてから丸4年が経ちました。 …と、喩えを挙げてみたものの、「石の上にも3年」などに比べると、いまいちピンとこない長さです…😅 ただ、改めて考えてみると、「4年間もよく毎日記事を書いてきたなぁ」という驚きに近い達成感はある気がします。 この「改めて考えると」「気がします」という感覚が、良い意味でも悪い意味でも、今の自分を的確に言い表している。 正直言うと、noteによってビッグチャンスを呼び込めたといったような目

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          食は“引き算”の方へ

          vol.115 グルテンフリー、カゼインフリー、カフェインフリーなど、何か特定の成分を避けた食事のあり方が定着してきましたが、 最近、「トリガーフリー」に注目が集まっているそうです。 〈TABI LABO / 2024年7月17日〉 トリガーフリーとは、普段の食事において頭痛などの特定の症状を引き起こす可能性のある成分を一切含まない食事を実践すること。 というところがポイントです。 発症を誘発する原因(トリガー)が様々存在し、マルチに対処することが難しい疾病は、個

          食は“引き算”の方へ

          百貨店が紡ぐ「日常のアート」

          column vol.1246 「日本のアート産業に関する市場調査2021」によると、日本国内の美術品売上高は国内の事業者だけで1868億円にのぼっています。 そのうち857億円、つまり約半数近くの売上を占めている業界があるのをご存知でしょうか? はい、タイトルからも分かる通り(笑)、百貨店業界です。 これまで百貨店でのアート販売というと、外商を中心としたスペシャルなものでした。 しかし、最近は日常の接点としてのアートを定着させようとする動きが見られています。 今

          百貨店が紡ぐ「日常のアート」

          第3の才能

          column vol.1245 そう思う方は少なくはないでしょう。 とはいえ、才能にも種類があって、どの才能を開花させるかが重要になります。 ちなみに、私は主に3種類の才能を意識してきました。 1つ目は「能力」の才能。 頭脳もセンスも運動神経も凡人レベルの私にとってはここは期待できない…(涙) 続いて目を向けたいのは「努力」の才能です。 と語ったのはエジソンですが、確かに努力の天才もいるでしょう。 …しかし、自分はそんなに努力してこなかった人間ですし、…やはり

          第3の才能

          アパートは、より“交流型”へ

          column vol.1244 大学時代、地方出身組の友達の中には共同生活する人や、同じアパートに住む人もいて、毎日楽しそうで羨ましいと思っていました。 時を経て、最近ではシェアハウスはごくごく一般的になりましたが、より “交流型” の住まいが増えてきています。 そこで、本日は【アパートはより“交流型”へ】と題して、いくつか事例を紹介していきたいと思います。 ぜひ最後までお付き合いくださいませ😊 共同生活から「結婚」もまず、シェアアパートをご存知ない方に簡単に説明し

          アパートは、より“交流型”へ

          定年のおっちゃんねるさんのアカウントでご紹介いただきました

          定年のおっちゃんねるさんの【ちょっとブレーク:ChatGPTに定年のおっちゃんねるの人物像を聞いてみた!】という記事の中で、私が書いた【問題ではなく「課題」が多い会社へ】という記事をご紹介いただきました。 じーじさん、記事をご紹介いただき、誠にありがとうございます! 私はchatGPTにnoteの記事から自分の分析をしてもらったことを記事で紹介したのですが、じーじさんもトライされたそうです〜 私もじーじさんに思っていたことがたくさん書かれていたので、chatGPTの分析

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          「感謝」がポジティブ脳を育む

          vol.114 ついつい、内省モードになりがちな人は多いでしょう。 この現象は人間の脳の性質にあるようで、脳科学者・医学博士の岩崎一郎さんは、 と仰っています。 この脳の性質を知る上でポイントになるのが、こめかみの辺りにある左脳の「ブローカ言語野」という部分。 ここは、言葉を発する時に使われる領域で、活性化するとネガティブな情報を受けやすくなるそうです。 一方で、ポジティブな情報も受けやすくなるという側面もあるので、実はネガティブ脳をポジティブ脳に変えるためには、

          「感謝」がポジティブ脳を育む

          「誰でもできる」を高める

          vol.113 最近、プレジデントオンラインの【なぜマックのハンバーガーは世界一売れるのか…サイゼリヤが「おいしい」以上に「いつも同じ」にこだわる理由】を読んで、企業価値を高めていくためのヒントを得ることができました。 〈PRESIDENT Online / 2024年6月10日〉 サイゼリヤでは、例えば「パスタをクルクルッと巻いたオシャレな盛り付け」を良しとしないそうです。 そうそう、こんな感じのイメージですね。 …でも、オシャレな盛り付けの方が良いと思うのですが

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