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海が私を呼ぶなんてかわいい
久しぶりに『ゴーストブック』を観た。劇場公開されていたとき以来だ。久しぶりに観たらきっとまた新しい発見がいっぱいあるんだろうなと思っていたけれど、今回は始めから終わりまで一つのことだけが気になって、ずっとそのことばかり考えながら観ていた。
橘湊。桧吏くん演じる主人公一樹の幼なじみで、一樹がひそかに?思いを寄せるクラスメイトの名前だ。湊…。この映画で「海」を連想させる存在は彼女だけだ。桧吏くん
城桧吏という不思議な山
山際の一面の緑の中を自転車で疾走する一樹の声から始まるこの映画は、桧吏くんの新しい魅力でいっぱいだ。私にとって桧吏くんはいつも海のイメージだったけど、映画『ゴーストブック』の桧吏くんは山のような雰囲気だ。ふと視界が開けたように広がるのが海なら、山は圧倒的な存在感で視線を一点に集中させる。車の中から富士山が見えたとき、見えたり見えなくなったりするその姿をずっと目で追ってしまうように、映画館の中で私
もっとみる食べることは生きること
何かを好きであることにはいつも理由があるわけではないとわかってはいるけれど、「おいしい給食」を観ているとやはり甘利田先生と神野くんが給食を好きな理由が気になってしまう。とは言うものの、甘利田先生が給食を好きな理由はドラマの初回、二言目にはすでに明らかにされている。母の作るご飯がまずいからだという。一方、神野くんが給食を好きな理由はドラマでは触れられず、劇場版のエンディングでようやく語られる。
城桧吏という人の「軽さ」
映画『都会のトム&ソーヤ』を観た。城桧吏くん(以下、桧吏くんと呼びます)の13歳の誕生日に制作が発表されたその映画を、私は2年も待った末に見逃し(肝心なとき私はいつもいない)、この前ようやくスクリーン越しに観る機会を得て、ついに映画初主演の桧吏くんとの対面を果たした。
原作を詳しく知らないこともあり、ストーリーについては正直よくわからなかった。わかるのは桧吏くん演じる内藤内人という人物が冒険