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リモート会議は表情の豊かさで上手くいく

こんにちは@tateshina_lifeです。

30歳代の若者と仕事をすることが多くなりました。僕は社外のパートナーなので彼・彼女たちはお客さんでもありますし、ある意味上司のような存在でもあります。そんな若者たちを見ていて、オッサンとしてもったいないなと思うことがあります

それは表情の乏しさ、抑揚のなさです

僕は20歳代の時にNRIの中でも伝説的な人となっているボスに引き立てられ、可愛がってもらいました。そのボスや仲間たちと一緒に行ったカラオケで言われたことを今でも覚えています。

お前の歌は抑揚がないな。

当時のボスより

今僕が接している若者たちのプレゼンを見てこの言葉が頭をよぎりまし、ともすると口から出てきそうになります。資料を最初から最後まで順を追って淡々と同じテンポ、キーで読み続けています

時節柄、zoom等のリモートであってもマスクをつけてプレゼンされる方が多いのは仕方ないとして、そのマスクの下で筋肉が動いていないのです。黒目だけが動いている感じ。表情が動いていれば目の形が変わるのでマスクをしていても分かります。

自分が発言している時も、他人が発言している時もそうです。20歳代の頃の僕も同じだったのだと、だから当時のボスは僕にカラオケという砕けた場でアドバイスしてくれたんだなと今思えば分かります。

小さな物事は論理で決まりますが、
大きな物事は感情で決まります。

小さな物事とは型どおりのサービスを相手の顕在化した課題解決にあてることです。大きな物事とは相手自身が気づいておらず、かつ無意識では気づくことを望んでいることについて、一緒にチャレンジすることです。

当然、後者の方が動かす抵抗が大きくなりますが結果や対価は大きくなります。対価の中にはサービスを提供した私たちにとっての充実感も入ります。

抑揚の付け方、表情を豊かにする方法については後日書きますが、基本は場の空気を揺さぶることによって相手に驚きを与えることで相手の体勢を崩す。結果、相手の表情が崩れる。それを僕らが楽しむこと、です。

上手くやろうと思わずに、面白くやること。
例え上手くやれなかったとしても、相手の心に残るでしょう。
それは、上手くいったということなのです。

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