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標高1,300m, 蓼科の山で生活してみて分かったこと

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僕は東京の東上野、中国の蘇州市、信州の蓼科の3ヶ所に家を保有しています。このnoteでは「所有から使用へ」と言われているこの時代に ・なぜ3ヶ所も家を購入するに至ったのか? ・… もっと読む
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#社会

住む場所を変えれば人生は変わる

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は周りの環境が人に及ぼす影響力の強さについて書いてみます。言い換えれば人生を変えたければ環境を変えること、極論すれば住む場所を変えることが最も近道であるということです。 僕は小さい頃から住む場所を転々としてきました。そしてそのたびに人間関係が初期化されていきました。 神戸で生まれ、名古屋、取手、牛久、笹塚、三軒茶屋、北京、上海、恵比寿、浅草、田原町、東上野、蓼科と国をまたいで色々なところで生活し、今では東上野、蓼科、蘇

三日坊主が社会を憂えどもその恩恵は永遠にやってこない

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は世の中が変わらないのはあなた自身が変わらないからであるということについて書いてみます。逆を言えばあなた自身を変えることができるのであれば世の中は変わるということでもあります。 社会的に善いことはなかなかビジネスには繋がりません。 社会は多様な個体によって構成されていて、その個体が望むことを満足させようとすれば平均化されるため”社会的に善いこと”という概念の”大半は”論理的に破綻しています。 ビジネス化できたとしても

天国には表情・感情はない | 屈辱を味わった僕はそれでも地獄で生きる

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は危険な事象はそれにつながるリスクを排除し続けた先は平和だけれど個性や感情はなくなるということについて書いてみます。 僕は中学生の頃、同級生の仲が良い友だち数人と一緒に、上級生から集団リンチのようなものを受けたことがあります。 きっかけは僕らで、軟式テニス部で皆と練習していた時に隣の野球部の敷地に向けてボールが柵を越えて飛び、結果として先輩の頭にあたったことです。 上級生は僕らの方へやってきて誰がやったのか名乗り出ろ

人と人を繋ぐことだけをしているとあなた自身が消滅する理由

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は仲介者になってはいけないということについて書いてみます。単なる仲介者になならず、あなた自身が造り手になることの大切さについてです。 人と人とを繋ぐことに幸せを感じるという人は少なくないように思います。会社の商品やサービスを潜在的にお客さんになるであろう相手に対して売り込むことも仲介行為と考えて良いでしょう。 その時に同じ行為をあなた以外が行ったとしても同じ結果が得られるかどうかを意識することです。 何かの課題を持つ

ボランティア活動で他人を救う前に資本主義社会で自分を救いましょう

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は僕がボランティア活動に否定的である理由について書いてみます。 ボランティア活動=愛と捉えているのであれば否定はしません。愛は一方的に与えるものであり、対価を期待するものではないからです。 一方で少しでも対価を期待する気持ちが本心にあるのであればボランティア活動をするべきではないと考えています。対価には単純に金銭的なものだけでなく、相手からの感謝の気持ちなどの社会的な承認や、それに伴う満足感も含まれます。 僕は自分自

サウナブームに乗らず自分の井戸の底で生きて構わない | 孤独でることの価値

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は一人ぼっちで孤独であることを悪いことと思わないことの大切さについて書いてみます。 僕は昔から流行りものが嫌いでした。子どもの頃から周りの皆が熱中している物や活動について同じように熱中することができず、自分だけの趣味に閉じこもって生きてきました。 今僕がやっていることも同じです。 僕と同じように食事に対して厳しい栄養素、カロリー制限をしながらロードバイクで年代別入賞を狙うために毎日決められたトレーニングをしっかりとこ

鏡の向こう側にいる人を大切にしてください | 人生は顔に刻まれる

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は人生は顔に出るということを書いてみます。 直感的にお分かりいただけると思いますが、40歳を過ぎてくるとそれまでの人生が顔に刻まれていきます。 僕は仕事がら人の顔を良く観察しますが、眉間にシワがよっていて、目や眉、口の形などが全体的に下がり気味になっていて、苦しそうな表情になっている方にお目にかかる機会が少なくありません。 普段の表情が積み重なっていくことにより人間の顔は変化していきます。いつも苦しい、悲しいという感

万年単位で本質を見る | ○○の時代という人からは距離を置きましょう

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は長い時間軸で物事を見ることの大切さについて書いてみます。 ダイバーシティやインクルージョン、SDGsから風の時代、ミレニアル世代やZ世代など、東京やSNSでは世の中の変化を表す言葉で溢れています。 テレビやニュースを見ないでいる僕でも目にしたり耳にすることが少なくありませんから、一般の人は毎日のように”時代の変化”について意識せざるを得ないのかもしれません。 週末にクライアントの役員プレゼンがあったので東京に戻って

情報や事実に正しさがあると思うから振り回される

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は情報や事実に正しさなどないということについて書いてみます。 皆さん、情報に振り回れていると感じることは少なくないのではないでしょうか? 何が正しいのか、何が自分にとって価値があるのか、そもそも量が多すぎて処理しきれない、などストレスを感じているのではないでしょうか。 僕は、新聞や週刊誌、テレビのニュースやワイドショー、スマートニュース、LINEニュース、Twitterのタイムラインなどを購読して眺めることを今すぐに

成功して幸せになるのではなく、幸せだから成功する

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は、人は成功した結果として幸せになるのではなく、幸せだからこそ成功することができる、ということについて書いてみます。 成功するために沢山勉強して、良い友だちをつくり、良い大学に入って、良い会社に就職し、一生懸命働いてお金を貯めて、ようやく幸せがでに入ると思っていませんか? 幸せになるためであれば多少の我慢や犠牲は必要であり、自分が今不幸な状態に置かれているのはその過程であるから仕方がないと思っていないでしょうか? 実

お金の意味 | 誰よりも働く善き紹介者・仲介者に感謝しましょう

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日はお金に対する考え方について書いてみます。 僕はお金に対してとてもポジティブな気持ちを持っています。僕が社会に対して発揮した価値の対価がお金という媒体を通して見える化されているからです。 お金を多く頂いているということは自分が社会に貢献した量が多いということですし、相手も自身が創るモノやサービスに付加価値として乗せることができ、結果として多くの社会の価値向上に繋がるのですから、僕は自分自身を具体的な数値・量を持って褒め

家族は最も距離の近い他人 | 自己犠牲に陥っていませんか?

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は家族と言えど所詮他人でしかないということについて書いてみます。 僕の奥さんは中国人ですが、中国では家族だからこそ言いたいことは言う、という文化・価値観です。彼女から見れば、日本の家族はそうではなく、遠慮したり礼儀を用いたり、まるで距離の遠い他人のようだと思うようです。 一方で日本には男性が働き、家族を養うという文化が色濃く残っています。知人が蓼科の山にゲストとしてやってきて僕と夕食を共にした際、僕が色々あって東京砂漠

物語が持つ破壊的な力について

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は物語の大切さについて書いてみます。何度も書いたかもしれませんが僕の人生にとって欠かせないテーマでもあるので書き直しの意味も含めて書いてみます。 僕が子どものころ本を読むのが好きではありませんでした。 文学との最初の出会いが山本有三の「路傍の石」を買い与えられたことにあるかもしれません。 書き出しに触れた結果としての食わず嫌いだったのか、内容が当時の僕にふさわしくなかったのか、結局最期まで読んだのかどうかすら覚えてい

陰キャの時代がやってきた | 引きこもりが起こす核融合反応について

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は他人から陰キャと見られても、自分に対しては陽キャでいることの大切さについて書いてみます。 インターネットとSNSの発達によって陰キャの時代になりました。 ひと昔であればオタクと呼ばれた人たちが、個人のこだわりで育て続けてきた小さな箱庭や物語を大きなお金をかけず世界中に発信することができるようになったのです。 以前は国家や企業などの大きな組織が個人に共同幻想を見せる世界でした。実現する夢を多くの人が共有することで組織