起業まで数日。ここにきて住所変更した社長の今
僕は都内に住む、32歳でクビになったニートです。
4月に軽貨物運送で起業するため、日々動いています。
実は3月27日から名古屋市民になってました。
なぜ、社長である僕が名古屋に来ているのか。
資金繰りです。
実は高校の同級生が軽貨物運送の会社を経営しており、ちょうど事業拡大をしようとしていました。
資金繰りに困っているなら、前金で払うから手伝って欲しいと依頼を頂いたからです。
僕が軽貨物業界に来てから、あらゆる面でサポートしてくれた恩人でもあります。
お金を頂かなくても手伝う気でおりましたが、気にかけてくれて感謝しかありません。
「男」というより「漢」な同級生です。
彼には足を向けて寝られません。
名古屋で軽貨物運送を行うためには、都内の住所では稼働できないため免許証の更新も行なってきました。
役所で住民票を受け取り、警察署に向かいます。
優しいお姉さんが書類を渡してくれて、記入箇所を教えてくれます。
「ここと、ここを書いてね。
あと本籍地はわからなければ書かなくていいですよ」
住民票に本籍地を記入しなかったため、わかりませんでした。
当てずっぽうで住所を書いて間違えていたら、迷惑をかけてしまうかもしれません。
別名「良心の塊」たてはる。
人を傷つける行いをしては、8時間しか寝られなくなってしまいます。
しっかり本籍地の欄を空白にして提出しに行きました。
受け取ったのはさっきのお姉さんではなく、若めの男性警察官。
「ちょっと〜、本籍地書いてもらわないと困るって〜。
何県の何市くらいわかんないの?」
プッチーーーーーン
プリン
さて、捻り潰してやろうと思います。
彼には大人の怖さを思い知らさないといけません。
「ブラックたてはる」が出てしまったら、何をしでかすかわかりません。
彼はもう終わりです。
書類を提出し、トイレへ向かいます。
用を済まし洗面所へ行き、手を
「洗いません!」
そのまま彼の元へ行き
「ありがとうございました」と握手をして帰ります。
「次に僕をプッチンさせたら、そうしてやるからな!」
そう心に誓い、静かに警察署を後にしました。
いよいよ4月から起業ですが、なんと社長不在で始まることになりました。
本当これからどうなるんだろう。
みんなよく付いてきてくれるよな。笑
ではまた明日。