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【悲報】日本の傘消費量はダントツ世界一位!なぜこうなってしまうのか

こんにちは、台湾正規留学からプラハで一年の交換留学中のTasukuです。

皆さんは雨が降ったら傘を差しますか?

なんだこの馬鹿げた質問は!当たり前じゃないか!と思ったそこのあなた、当たり前かどうか決めつけるのはまだ早いですよ。

今回はヨーロッパ在住の私が考える日本が傘消費量世界一位になってしまっている原因についてまとめてみました。

傘消費量世界一位の国「日本」

Sunnycombの調べによると、日本の一人当たりの傘所有数は平均3.3本で世界平均を約1本も上回り、世界一位です。傘にはプラスチックが多く使われており、地球温暖化や環境破壊が問題視される昨今において、傘の製造・廃棄には大きな環境負荷がかかってしまいます

特にコンビニで安くビニール傘が手に入る日本において、急な雨の際にコンビニでつい傘を買ってしまい、自宅に傘が何本も溜まってしまっているという方も多いのではないでしょうか。これにより、一人当たりの傘所有数は増加し、世界一位の消費量という不名誉な称号が与えられてしまいました。

下の表を見てもらって分かる通り、上位4カ国のうち、3カ国がアジアの国で、いずれも世界平均を上回ってしまっています。コンビニカルチャーの根付く東アジアの国々で傘の消費量が多くなってしまうのはなんとなく想像がつきますが、私はそれ以前にアジアと欧米圏の文化の違いが、ここに差をもたらしていると考えます。

出典:Sunnycomb

雨が降ったら傘を差すのは本当に当たり前なのか

日本人にとって、雨が降ったら傘を差すのは当たり前ですよね。濡れたくないから傘を差すというのは至極真っ当な意見のように感じます。

しかし、私の住むヨーロッパにおいてそのような認識には少し差異があるように感じます。

単刀直入に申し上げて、ヨーロッパの人々はよっぽどの雨じゃないと傘を差しません。実際大学の授業でも、びしょびしょの状態で教室に入ってくる人が多く、外を歩いていても、多少の(日本人の感覚からすると結構な)雨では、傘を差さない人がほとんどで、雨の中でも涼し顔で歩いている人が多く見られます。

これこそが欧米圏において傘の消費量が比較的少ない大きな要因一つであると私は
考えます。

実際私自身も、日本や台湾に住んでいる時は傘を持ち歩くことが多かったのですが、ヨーロッパに来てからはあまり傘を差さないようになりました。(ここも日本人の本能で、周りが差していないことによる同調圧力で差さないようになったとも言えます笑)

確かに雨に濡れると風邪をひいてしまうかもしれませんし、衛生上もあまり好ましくありません。しかし、地球環境に大きな影響を与える傘の消費が世界一位になっている状況は、なんとか改善しなければなりません。文化的な側面は変わりにくいでしょうが、私たち日本人一人ひとりがこのような状況に対して真摯に向き合い、折り畳み傘の携帯や外出前の天気予報の確認を徹底するなどして、問題を解決する必要があることは疑いようがありません。

最後に、

私のNoteでは、サステナブルファッションに関する記事や留学に関することなどを中心に情報発信をしています。今回の記事でサステナブルファッションに関して興味が湧いたという方は是非他の記事も一読ください!

また、私が運営するポッドキャスト番組「チェコっと放浪旅」では、台湾留学で出会った世界一周旅行中の友人とお酒を飲み交わしながら、国際問題や留学、世界一周旅行に関する話題など、海外生活で生まれた生産性のあるお話をお届けしています。毎週木曜日に更新していますので、興味のある方は是非、そちらの方もチェックしてみてください!


古着の可能性を世の中へ、
著:Tasuku

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