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道路ストーカー 田舎暮らし vol.19

こんにちは。道路ストーカーのボクです。

もう道路のことが心配で心配で。

近頃は三度の飯より道路のことで頭がいっぱいです。はい。

最近気になる道路ちゃんがおりましてね。

アディダスの靴底に愛しの道路ちゃんを感じながらニヤニヤ闊歩しておったんですが、

見てください。

ボクが盗撮した道路ちゃんの画像です。

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あぶない!あぶない!あぶないよ!

なんですか!

この突然現れる急斜面は!

札幌大倉山のスキージャンプ台ですか!?

ノーマルヒルですか? ラージヒルですか?

ここは高知県ですよ!高知県!

もうね。この道路ちゃんに関しては、常にボクがそばに居てあげなきゃだめなんじゃないかなって。

じゃないと、この道路ちゃんは、そのうち人を傷つけるんじゃなかろうか、と。

「おう… 運転疲れたな… ちょっくら、あの路肩で休憩するか」なんて、

ドライバーが突っ込んじゃったら、どうすんのよ!

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ちなみに、夜だと急斜面の手前はこんな感じです。

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もう心配で心配で…。

でも、この道路ちゃんときたら、ほんとつれなくて。

ボクが、

このボクが、

巷では「中の下」という不当な評価を受けているイケメンのこのボクが、こんなに心配してあげてるというのに。

心配「してやってる」というのに。

無視しやがるんですよ。

先日も真心込めた贈り物、ぶっとい薪を用意したんです。

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彼女のここにピッタリ嵌ると思ったんですよね。

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ここにぶっとい薪さえ置いておけば、道路ちゃんの小麦色した肌の上を行き交うドライバーたちが、あやまちを侵して川底へ突っ込むこともない。

そう考えたんですね。

なのに、

それなのに…、

彼女は受け取りを拒否しやがった。

こんなにも道路ちゃんの今後を考えてやってるというのに。こんなにも愛してやってるというのに。

道路ちゃーん、道路ちゃーん言いながら、汗だくになって薪を切ってやったのに。

受け取ってくれなかったんですよ。

ボクはふざけてないのに、ふざけてないからこそ、道路ちゃんも、その愛に真摯に応えて然るべきなのに、無視だなんて、あまりにも失礼じゃないですか?

キミが人を傷つけてしまわないか、道路だけに悪の道に進んでしまわないか、道路だけに道を踏みはずしてしまわないか、

こんなにも心配してやってるというのに。

きょうもキミはつれなかった。

その横顔は、大きなお世話とでも言いたげ。

あんたなんて最近顔見知りになった程度じゃない。アタシはね、あんたがこの土地にやって来る前から、ここで何事もなく生きてきたの。

悪の道に進んだことなんて一度もないし、人を傷つけたりしたこともない。

あんた親しくもないのに、なにが言いたいの? アタシの何を知ってるわけ?

自分が目に付いた時だけ、自分が気になってる部分だけ、心配だとか言うのやめてくれない?

もと居た場所に帰りなよ。

あんたなんかいなくたって、世の中平穏に回るんだから…

てか、あんた誰?

そんな、

あ、そんな、

そんな侮蔑した目でボクを見てやがったんですよ。

バカにしてる!失礼千万だよ!

チキショー!

まるでバイト先のバーじゃねえか。

ボクがいなけりゃこの店は回らないと思って、ある日、店長の手荒いシフトに抗議も兼ねてブッチしたんだけど、

こっそり覗きに行ったら、

普通に営業してやがった。

悔しい、悔しいでやんす。

この日記…、

そっくりこのまま、某巨大掲示板に書き込んでやろうかしら!

それとも、役所にかけあって、彼女のあそこにガードレールという名の貞操帯を取り付けて、がっちりロックしてやろうかしら!

ボク、間違ってないですよね? ボクは正しいですよね?

読んでくれているあなたなら、ボクのこの真剣な愛、理解してくれますよね?

道路ちゃんがなんと思おうが、いつか道路ちゃんのことを振り向かせてみせます。

なぜなら、

こんなにも愛しているのだから。

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きのうの「一途」は、

きょうの「ストーカー」!

キミも、のめり込み過ぎには気をつけて!!

どうろ すみませんでした (^^)


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