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連続140字『長崎すひあすくわっど』1-16

 コハクは頭から氷水をかぶったように真っ青になり、巨大なたらいを頭に落とされたような衝撃を感じてくらくらした。

「なんでよりにもよってアンタなん!?」
「それはこっちの台詞だ!」

 アコヤは汚いものを見るような目を向けてきた。

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