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連続140字『長崎すひあすくわっど』1-14

 コハクはぎくりと肩を強ばらせ、ギギギ……、と振り向き、そして愕然とした。

「久貝……、アコヤ……」

 アコヤだった。ヘッドセットイヤホンはさすがに外しており、ネックレスのように首にかけている。

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