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提言から体現へ
この取り組み、本当にすごい。 サブスクで音楽を聴くことが主流になっているこの現代において、 CDの売上枚数と実際に世間に広がっているかどうかがイコールではなくなって久しいにも関わらず、CD依存からなかなか脱出できていなかった日本。 いまだに「売上枚数何十万枚!」と記事になったり音楽番組で紹介されるけれども、本当にその買ったCDで音楽を聴いている人はどれくらいなのか?というのがずっと疑問で。 少なくとも、SNSで見るCDを買った人のコメントはCD本体よりも、 ジャケットや特典のグッズ、特典映像をメインに買っている印象の方が多い。 CDは実際に聴くというよりはコレクションや「応援」という意味合いな気がしていた。 実際に特典を辞めて、プラスチックではなくて紙ジャケットにしたら 売上は落ちたけどグッズは売上アップ、プラスチックゴミの削減にも大きく貢献している。 流通の仕組みの特性上、一気にCDを失くすとそれで職を失う人が出てくるから、 一気にではなく少しづつ、でも確かに革命へ向けて大きな一歩を踏み出した。 SKY‐HIの生き方を見ていると、いつもハッとさせられる。 この方の行動を応援したいのはもちろんだけれど、「自分には何ができる?」を考える機会をくれる。 利権、一部の人の儲けのため、会社を潰さないためなどの「人間のエゴ」のために環境破壊が平然と行われていたり、変な文化やルールが作られたりして、なんだか本質からどんどん遠のいていってたんだなとこの件を通してひしひしと感じた。 きっと音楽業界だけではなく、エゴ満載な業界(どこの業界も何かしらあると思う)は今後、大きくメスが入る世の中になっていくだろう。 個人のエゴや変な文化、ルールが牛耳る時代はとっくに山場を超え、通用しなくなっていく。 あなたの周りでもそうではないだろうか? 偉そうな人よりも優しい人の周りに人は集まってやしないか? 「人は幸せになるために生まれてきた」 この”本質”を忘れずに純粋に音楽を楽しもう。