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♯104 いつか必要なくなる日は来るけど、いい。今、必要なのだから。

「子どものモノばっかりだね。」

押入れの襖の開閉が面倒だったので、襖を外した。
そして、業者さんにロールスクリーンをつけてもらった。
そのときに「子どものモノばっかりだね」と言われた。

「そうですね」私は答えた。

押し入れに収納しているものは、見事に子どものモノばかりだった。

子どもが巣立ったら、いらなくなってしまうものばかり。

子どもが家を巣立ったら、

押入れの中のモノも、
押し入れの中の収納も、
必要なくなるんだ。

3人子どもがほしかったから
つくった3つの子ども部屋だって、いつか必要なくなるんだ。

そう思ったら、寂しくなった。

家を建ててから、ミニマリズムを知り衝撃を受け、
断捨離を始めていたときだったから、

こんなに大きな収納のある大きい家を建ててよかったのか、
もっと小さい家にするべきだったのか、と思ってしまった。

「いつか必要なくなってしまうのに」と。

でも、すぐ、思い直した。心の中の声が聞こえた。

それでも、いいよ。今、必要なんだもの。

今、幸せに過ごすために必要なんだもの。

なくてもどうにかなるかもしれないけど、
あったほうが余裕をもって暮らせるのだから。

後悔が全くないといえば嘘になるけど、
必要なくなった時のことは、そのときに考えよう。

きっと、寂しくてたまらなくなるけど。

でも、今は必要なのだから、思いきりこの家での時間を楽しもう。

必要なくなった時に、また違う手放し方や活用の仕方を考えよう。

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