『ゴジラ』:1954、日本
貨物船の栄光丸が太平洋上で原因不明の沈没事故を起こし、南海サルベージの所長である尾形秀人は連絡を受けて海上保安庁へ出向くことになった。尾形は一緒にコンサートに行く予定だった恋人の山根恵美子に詫びを入れた。
貨物船の備後丸が救助に向かうが、これも沈没してしまった。3名を救助した大戸島の漁船も、原因不明の沈没事故を起こした。漁師の政治(まさじ)は筏にしがみ付いて大戸島に流れ着き、島民たちに救助された。
大戸島では不漁が続き、長老は「呉爾羅(ゴジラ)かもしんねえ」と漏らす。