第１回 東北士業交流会開催！
こんにちは！タスキーの松澤です。
今回は、９月６日に行われた東北士業交流会の様子をお届けしたいと思います！
今回の士業交流会は、株式会社マネーフォワード様 に全面的にサポートを頂きながら開催致しました。
「東北の士業同士で交流したい」「他の会計事務所がどのような活動をしているのか気になる…」「クラウド化に興味がある」といった熱い想いが集まる、初めから終わりまで非常に活気のある会でした！
今回参加いただいたのはこちらの６事務所様です。（五十音順）
● 井上公認会計士事務所 様（山形県）
● 株式会社willow consulting 様（宮城県）
● 株式会社影山タックスパートナーズ 様（宮城県）
● 財務リスクコンサルティング 様（宮城県）
● 税理士法人げんき会計 様（青森県）
● ベストファーム税理士法人 様（福島県）
■東北士業交流会のテーマ
まず初めに、テーマを「エリアが広い東北地方の会計事務所こそクラウド会計を！」と題しまして、タスキー税理士法人の色川より発表させていただきました。
「なかなかクラウド会計に移行しにくい…」「どのように移行していけば…？」などの疑問を解決すべく、タスキー流のクラウド活用術を大公開しました！
■当日のプログラム
１、タスキー税理士法人 色川より発表
２、他事務所との情報交換タイム
３、各事務所内でのディスカッション及び発表
４、懇親会
■発表内容の概要
１、クラウド会計ソフトのメリット・デメリットを考える
そもそも、クラウドとオンプレミスとでは道具としての特徴が全く違います。
それぞれのシステムの強みを知り活かすことができれば、より良い社内オペレーションが構築できるのではないでしょうか？
２、手入力からデータ連携へ。会計記帳は新しい時代に突入する。
会計記帳業務は時代とともに変化しています。
手入力とデータ連携の主な違いは「データ化するタイミング」にあると考えており、API連携は記帳業務を抜本的に変革する、大変画期的な仕組みです。
３、クラウド会計のStep1：既存業務をクラウド会計に置き換える
従来、会計事務所側では「資料回収をする→資料をテキストデータ化する→それを仕訳入力する」という段階を踏まなければならず、資料が無ければ先に進めないという点が課題でした。
今後はAPI連携でテキストデータ化までを一気にクリアすることにより、資料回収の工数が削減可能になります。
また、仕訳ルールを付与することによって入力工数も削減できるというメリットもあります。
４、クラウド会計のStep2：クラウド会計に合わせて業務を再構築する
取引の発生から決済までの流れの部分の業務設計をすることにより、クラウド会計に情報を集約できるようになります。
支払ルールの整備をするとシステムでの自動判定が可能になり、これまで属人化していた作業が誰にでもできる作業になる、それによりヒトに依拠した記帳体制から脱却できるという好循環が生まれます！
５、クラウド会計のStep3：会計データを活用する
財務コンサルティングを行う上での会計事務所の強みは、会計データを活用し分析データを作成できることだと考えています。
マネーフォワードクラウド会計では様々な仕訳設計が可能なので、タスキーでは今後も貪欲にできることを増やしていきたいと思います！
■他事務所との情報交換タイム
以上の発表を踏まえ、「自分の事務所ではこうしてるよ」「このシステムの使い方はうちでも真似したい！」「こういう気づきがあった！」など、クラウドに関すること、日々の業務でのことなどざっくばらんに情報交換をしました。
各テーブルで交流会の開催日の9月6日に、一番近い誕生日の方にファシリテーターをしてもらい、好きな勘定科目を発表しつつ交流を深める場面もありました！
ちなみに、私の好きな勘定科目は雑費です。笑（業務で使ったことは少ないですが、何にでも変身できそうな響き、いいですね…笑）
■各事務所内でのディスカッション及び発表
各事務所内でディスカッションの後、現状や今後成し遂げたいことなどの発表の時間がありました。
私がとても印象的だったのは、資料回収に困難を感じている事務所さんが多いということです。
資料を紙で共有するのかデータで共有するのかは勿論ですが、情報の預かり方に事務所それぞれの特徴が出ており、なぜその預かり方になったかの経緯も含めて、大変勉強になりました。
また、場所関係なく遠くまで対応できるクラウドが普及すれば、より業務が効率化されるとも思いました。
■懇親会に参加しました！
事務所混合の意見交換タイムや各事務所ごとの発表を経て会場の雰囲気が和やかになってきたら、いよいよ懇親会の時間です！
懇親会ではディスカッションしたメンバーはもちろん、テーブルを越えて気になる方のそばに行ってお話しする様子も見られました！
情報交換タイムの時と比べて皆さんの距離が縮まっていたように感じます！
■参加者の声
交流会に参加いただいた方のアンケートから、参加者の声を一部抜粋してご紹介いたします。
オンプレミスとクラウドの会計ソフトの道具としての特徴が全く違うというのを聞いてなるほどと思いました。クラウド会計ソフトを使っていくなら手入力をしないで連携・インポートをしていくことを前提に使っていかなきゃいけないなと感じました。
クラウドの強みと、人がやるべき部分を整理して説明していただいたのでとても理解しやすかったです。
セミナーの内容はもちろんのこと、グループディスカッションで事務的なことに関する話もでき、懇親会でもいい話をたくさん聞くことができました。非常に有意義なセミナーでした。
■さいごに
ここまでご覧くださりありがとうございました！
他事務所様との交流会を通して、普段は見えていなかった自社の特徴が見えた交流会となりました。
また、なかなか他事務所の方と交流する機会がないので、同業の皆様とお話ができ情報交換できたことは大変貴重な経験になりました。
このような機会をいただき、ありがとうございました！
ご参加くださった皆様、当日はお足元が悪い中仙台までお越しくださりありがとうございました！
次回開催を目標に、タスキーも進化を続けます！！
今後ともよろしくお願いいたします！
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