太郎

新人の漫画描く人 連載準備中で、編集から返信待ちの空いた時間に思い出を振り返る。 コメ…

太郎

新人の漫画描く人 連載準備中で、編集から返信待ちの空いた時間に思い出を振り返る。 コメントの返事してないです。

最近の記事

連載ネームが一生通らない

つらいよ~~~ 連載ってこんなに立ち上げが大変だなんて 噂には聞いてたけど本当に大変だよ~~~ 打ち合わせやネーム段階ってお金一銭も入ってこないからそれも精神的にキツイよ~~ 仕事辞めちゃってたけどメンタル的にキツイからはたらこっかな~~~ そういう日々を過ごしている…ほんとに通らないんだもん!!! 某大手出版社の編集さんにめっちゃ君いいね!連載やろうよ!いつ仕事やめられる!?と持ち上げられ、他の編集部とのやりとりもありいよいよ正社員と漫画の両立が難しくなりヤバい頭痛がは

    • ありがとうさようなら二次創作の祭典

      先日、100年ぶりに二次創作の祭に有明へ行ってきた。 もう出る事はないだろうと思っていたが、会社員を辞めた直後、時間がありあまりすぎて怖かったので 描きかけのネームがあったのでそのまま描いて本にした。 久しぶりに参加したビッグサイトはコロナ禍の頃からは想像できないほど盛況で人が多く、 暑さにやられ、早めに引き上げてしまったが、 それでも漫画が好きな人がたくさんいる場所に行けて楽しかった。 私は長い事二次創作、人気のあるゲーム、漫画の世界観とキャラクターを借りて創作の真似事を

      • 会社員の頃の思い出

        今日は雨でやる気が出ないのでつらつらと思ってる事とかを書く。 私は30代の半ばで急に投稿漫画をめっちゃ描く人になったが、 10代20代からやっとけばよかった~~と後悔したかと言われたら別にそんなことはない。 ジャンプでバトルもの描きたいとかりぼんで少女漫画描きたいとかあるなら若い方がよさそうだと思う。 若い時しか描けない物ってあるから。 でも年取ってからじゃないと描けないものもあって、 私が10代~20代で社会にメタメタにされて、そこから「上手くやっていく」ことを身に着け

        • 初めて漫画の賞をもらったが、担当が良くなかった

          前回までのあらすじ:会社辞めた過ぎて漫画描きはじめたけど大変すぎるし出張編集部でもボロカス言われる。一応完成させて賞出したら最終選考まで残った この賞は漫画好きなら名前は絶対知ってるだろうという有名な奴で、せっかくなら大きな賞に出そうと思った。 よく友人に、よくそこを狙ったねと言われたけどこれは私なりのマーケティングもある。一応… ・web媒体の小さいところにしたほうがデビューが早いんじゃない? →一理あるかもしれないが、多分小さいところは即戦力を求めてるので大前提として

        連載ネームが一生通らない

          漫画賞へ初めて投稿 同人活動と出張編集部で得たもの

          仕事を辞めたい一心で漫画を描いて投稿してみようと決意。 だが漫画は時間がかかるもの…描いてるうちに部署が異動になったりなどして辞めたいパワーのピークは過ぎたが せっかく決心したし、長い目で、とにかく一本描いてみて、そこから考えてみるようと思った。 自分の漫画描きのスペックとしては ・小学生~中学前半にノートにえんぴつで漫画をたくさん描いていた (これはハンターハンターのキルアに大ハマりしていた影響で、暗殺者集団の会社に集まった子供達が悲惨な過去やトラブルを乗り越えていく壮

          漫画賞へ初めて投稿 同人活動と出張編集部で得たもの

          セクハラが起きて職場が地獄になり、漫画を描く決心した話

          前回までのあらすじ:初めて持ち込みしたけど無残な結果、そこから漫画は趣味になる そんなこんなで社会人をやりながら10年くらい楽しく二次創作で同人活動をした。 仕事も、バイトから始めたが紆余曲折経て難関と言われる試験に受かり正社員になり 社宅にも入れてもらい生活も安定してきた。 私は結婚をしたくない人間だったので、『安定』はなんとしても手に入れたいものだった。 学歴も実績もない人間が安定した職業に就くことの難しさを転職をして身に染みたので、 手堅く、大きくいうと金融系の仕事

          セクハラが起きて職場が地獄になり、漫画を描く決心した話

          初めて持ち込みをした思い出

          一番最初の記事を書いたのは2023年の2月くらいだった。 あれから私は投稿を3度して、賞金の多さや賞の大きさはまばらであるが 出した漫画はどれもなんかしらの賞にひっかかるという 文字だけにしたら「すげーじゃん」という感じだ。 でも私は37歳だし同人誌をコソコソ10年程描いていたのだし別にすごくないと思う。謙遜でなく客観的に。 私より若く結果を出している人も、描く時間が短い人も、上手い人も沢山いる。 結果をいうとたいてい「すごいね才能あったんだね」と言ってもらえるが、いざ賞を

          初めて持ち込みをした思い出

          アラサー通り越してアラフォー 漫画投稿を始める

          平日の火曜日 こんな時間に知らない番号から連絡がきた。私は知らない番号でも一応出る事にしている。そして黙って相手の反応を伺い、セールスだったら即断るのでどうせ携帯会社のwifi契約の電話だろうと思いながらも応答ボタンを押したら何やら普段のセールス電話とは違ったふわふわした女性のゆっくりとした喋り声が聞こえてきた。 「●●編集部の●●と申します~」 は?となり 急いでスピーカーをオンにするがなんか少しだけ聞き逃した。私は確かに賞に応募したが、出張編集部でボロッカスに言われた

          アラサー通り越してアラフォー 漫画投稿を始める