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天然不思議ちゃんを攻略!タロットの性格を知ればニガテが見えてくる

リアルで喋ると横から口を挟ませないことが多い方のオタクです。反省はしている。けいです

今回はタロットの答えがわかりやすくなるかもしれない雑記。私にとってのタロットって例えるなら推しと私の間にいる通訳みたいなポジションなんですよね。推しとタロットの連携…はコントロールしようがないけど、私とタロットの連携には工夫の余地があります。
実践者の皆さんはお気づきでしょうが、タロットの「表現」は少し独特です。その傾向を整理していけば、タロットの表現するものをどう見たらいいか?の参考になるんじゃないかと。タロットの仕組みから見える特徴・性格・雰囲気を観察して、より有意義な考察ができる環境について考えていきましょう!

タロットは「天然不思議ちゃん」

まず、タロットにはどんなことが描いて(表現されて)あるのか?ということから振り返ってみましょう。

過去記事で紹介したとおり、タロットに描いてあるのはものごとの感覚・感情・性質だと私は考えています。わかりやすくすると「こう感じる・こういう気分・こんなやつ(こと)」というような感じですかね。タロットを人に例えると、素直で可能性に対する視野が広くフィーリング主体でものごとを捉える人。主語や時系列・偏見やタブーの概念は人より薄い不思議ちゃんタイプ…という印象が私にはあります。読み手(私)や読み対象(推し)にまつわることで、自分の感じ取った感覚・感情・性質を無軌道に表現するのが得意。
なので、タロットを読む側は「話の筋道をたててあげる」のが大事な役割です。なにのことをどう話してもらおうかというセッティングをする、出たカードを話題のどこに繋げるかを選ぶ、これが読み手の役割じゃないかと思いますね〜。

性格からニガテを見つけてあげよう!

まず、タロットの性質上「答え方に幅をもたせた質問」が嬉しいと思います。二択の質問は煮え切らない答えになることも多いんですよね。タロットは可能性を示すのが得意です。読み手(私)や読み対象(推し)がまだ気づいてないことを示すとか、うまく言葉にできていないことを表現するとか、そういうことはわりと得意じゃないかなと思いますね。
あと、「やらない・できない・やめさせる」のような目的の質問も苦手かなあと私は思ってます。強要や否定形の概念があまりピンときてないというか。「私にこれができないのはなぜですか?」とか、「あの人にあれをやめさせる方法はありますか?」というような質問は私の場合だと「いやその質問はキミさあ…」くらいの答えに見える時もあります。
それから「自分が目標とするものには向かうのを前提にする」のも大事ですかね。タロットはキミが目指すべきものはコレ!と指し示すことは苦手です。「誰がどうしたい(なりたい)か?」をサポートするやり方が得意じゃないかなと。タロットは視野が広いので、ものごとに対して中立的です。人や出来事に「寄り添う」けど「裁く」ことはしないというか…例えば「こういう状態(だから悪い)」「こういう感情(だから良い)」のカッコの部分は決めないんだと私は見てますね。一般的な良い悪いの判断とか、「〜べき」「〜に決まってる」というような判断はまずしないだろうと思ってます。
タロットはなにを答えるにしろ、おおむね「自然に・当たり前にあること」を示してます。一般的には不道徳なこととか不正なことでも、思うことや感じること自体をタロットは否定しないんじゃないかな…。出されたカードは「こうなるのも自然じゃない?」「こう見てもおかしくないかな」「こうだとしたらなにをどう思うのが自然?」と言っているようなニュアンスで読んでますね。
私なりの見解と付き合い方を例として挙げただけなので、どのタロットでも必ずしもそうだとは言えませんが…まああまり深く考えすぎず「風変わりな友達と交流を楽しむ時」の感じでいればいいんじゃないかなと。

自分自身のニガテも考えよう!

タロットのためだけではなく、もちろん自分自身にとって「聞きやすい空気」にする工夫も大切にしていきたいところ。会話でタロットを使うなら会話をしやすく、分析にタロットを使うなら分析をしやすく!問いかけや質問(論題)を立てておくのがオススメです。
私の場合、会話が目的ならざっくりフランクに。じっくり考えたいことがあるなら大事な目的を意識するようにしてますかね。今はなんの話をどういう雰囲気でしてるかということを忘れないためにも…というのもですね、タロットには示されている状態・感情を「誰/なにが」「持って/欲して」いるのかも、その強弱も描かれてないわけです。それは私たち読み手の調整に委ねられています。この視点の抜け落ちは初心者の私が見事にハマってしまったところ。
シビアな決断でここぞという時に使うならともかく、日常で使う実践家にとってはまず「意味の強弱の調整」は必要だと思います。カードの意味をシビアな時はシビアに、雑談の時は雑談として落とし込むのも読み手の役目じゃないかなーなんて。
お茶を片手に、時々お菓子をつまんだり…というのもやっちゃう。自分がタロットをやりたくなって、リラックスできる場を作るのを私は大事にしてますね!(カードは汚さないようにね!)
その場でパッと答えが入ってこない時は「ごめんわかんなかったわガハハ」と流すもよし、「ちょっと聞き方変えるわ」と改めるもよし、タロットジャーナルやスマホのカメラに記録して後でじっくり考えてみるもよしです。よくあることよくあること。

思いつくままに色々書き出してみましたが、始める前の人や初心者さんに私が言うとしたら空気作りは「とにかく気楽に!」「タロットの答え方が『自然』になるように!」を第一にやってみてほしいですねッ!大丈夫タロットは並大抵のことでは怒らない!…多分?え、私が空気読めてないだけ?

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