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都市間での二拠点生活

今年になって、本格的に二拠点生活を始めた。
実は私のおうちが大阪なのだが、仕事場が都内の人。なので、東京と大阪の二拠点である。
「なんだ、都会と地方の二拠点でないのか?」と思う方は多いかもしれない。
でも、単身赴任をしている方にとっては、このような「住んでいる場所」と「仕事場」の二拠点生活が一番現実的な選択になるのではないだろうか?

私自身、昨年来テレワークを始めた影響で、薄々気づいていた事を強制的に実行する機会となった。

きっかけは昨年4月。
どうしても外せない用事があり、大阪に居てテレワークで業務をこなしていたところ、大阪から都内に帰る日に緊急事態宣言が発令された。
そして、移動禁止の令が出て都内に戻れなくなり、結局、二ヶ月間自宅でテレワークをすることになった。

その後、都内と大阪を行ったり来たりしながら、仕事をこなしつつ生活を続けている。

そんな私は現状、二週間東京、二週間大阪と言うスタンスで二拠点生活をしている。

私の昼の本職は、IT関連のお仕事。
正直プログラマーやSEって、どこでも仕事ができるから、このスタイルでできるのだ。

そしてこの利点を活かしつつ、占いもニ拠点で相談に乗っている。

「二拠点生活する占い師さん」と書いてしまえば、きっと稀有な存在になるだろうし、実際に占いイベントでも「二拠点生活している」と自己紹介をしたら、他の占い師さんからもすごく興味を持たれることも多いので、ある意味武器ではないかと感じている。

二拠点生活をしてみて思ったことを書いてみることにする。

1.仕事は人の多い地域だと多い

当たり前の話なのだが、やはり都内の方が人が集まりやすいのは間違いない。ビジネスの機会も多いので、本来のお仕事をしっかりこなすようにしている。

2.コミュニケーションは単身赴任者よりも多くなる

二拠点生活で良かったと思うのは、単純な単身赴任の方よりもコミュニケーションが明らかにたくさん取れることだ。

一緒に過ごす人も嬉しいだろうし、完全に離れた生活よりも親密に出来るのはメリットである。

3.予定を固める

私自身、予定を固めるようになった。
例えば、都内だとオンライン以外の打ち合わせを1週間で固める。
出社を3日連続にする。
そして、念の為コロナ対策で3日程度間を取ってから大阪に移動する。

こんな形で生活をするようになったのだ。

用事のある時だけ都内で過ごせば良いと、割り切れるようになったのだ。

4.気を遣わなくて済む

単身赴任のメリットと重なるのだが、生活をしている時に人に気を遣わなくて済む部分が多くなった。

空調の温度や明るさなんかも、好みは人それぞれ。
好きな形で振舞えるのは嬉しい限りだ。

5.知り合う幅が広がる

知り合いの幅が広がるのは間違いない。
テレワーク、リモートワークで仕事をしていても、対人の仕事がなくなる訳ではない。

都内に居て大阪ではあり得ない人脈を持つこともできたし、占いでも関東のお客様で懇意にして下さる方も増えてきたのだ。

ただ、二拠点生活にも問題がある。

1.お金が掛かる

デメリットの1から10までをお金が掛かるでも良いかも知れない。
これさえクリアできれば、どこで仕事しても良いのだから。

家賃や家具、生活費、そして移動費。最後に、家賃。
とにかくお金が掛かる。

もし事務所を抱えている場合は、二拠点分の賃料も必要になってくる。
お店が二つあれば、二店舗分の賃料が必要な訳で、当然と言えば、当然の話なのだ。

備品にしても、私自身、テレワークを二つの拠点でする形になったので、家具やモニタ、備品を合わせると十万近くの出費をしている。
初期投資は必要なのだ。

生活費の話をすると、地方と都会だと、地方に居る時に野菜が多く手に入れたり、食費が安くなることもある。そのような恩恵を受けることが出来るが、私の場合は都会と都会。相殺は難しいのが現実だ。

2.ダレてしまいがちになる

そして、生活にメリハリをつけないと自分自身がダメになる。
自分である程度、ルールを決めておかないとだれてしまうのはよくある。

一日十時間ぐらい寝たり、麻雀を3時間ぐらい続けたり。
これって、誰も指示してくれませんからね。

タイマーをするなり、区切りをつける生活が必要だ。

いくつか書いてみたが、結論として、稼げる場所をしっかり作れば二拠点生活が出来るのだ。
やっぱりお仕事が大切なのですよ。

お仕事選びって大切だなと本当に思います。
私自身、お昼の仕事はしんどい事も多いが、本当に恵まれているなと感じることも多い。お昼の仕事がある程度うまく出来ているから、占いの出来る余裕も多少はあるのだ。

私自身、ADHDを抱えているにもかかわらず、お仕事が何とかうまく回って、二拠点生活を手に入れた稀有な例だと言えるので、仕事の話や仕事の選び方について、時間をかけてまとめていきたいと考えている。

実はこれまでも仕事の話は何度も書き直して、今回も書こうとチャレンジしてみたのですが、うまく書けませんでしたので、気長にお待ち下さい。

私はしばらくはこの生活を続けながら、いつかどこかで腰を据えて、改めて生活を楽しんで行けるようにしたいと考えているのだ。

最後に、私の二拠点生活の話が、少しでも参考になれば幸いです。

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