見出し画像

ADHDとタイマー

私は時間の感覚がとても薄い。

例えばお昼の仕事だと、打ち合わせに遅れることがよくある。
昼ご飯を食べて、16時から打合せだったのだが、13時からプログラムを作り出すと、ずっとそれに集中をしてしまい、他の事を忘れてしまう。

そして、呼び出されて「打合せは?」と言われて、ごめんなさいをする。
こんな事は本当によくあるのだ。
社会人として失格なのだが、本当によくある。

これは、ADHDのせいにしたくないのだが、ADHDの性格上の問題なのだ。

ちなみに、占いの場合、こう言ったことは殆どない。
なぜなら、好きなことだからだ。

ただ、私も遅れようとして遅れている訳ではない。
自分なりに対策はしている。

私の場合は、タイマーだ。

私の場合、平日にタイマーをたくさんセットしている。
私がセットしているタイマーの時間は、ご覧の通りだ。

6時45分
7時15分
7時30分
8時
8時20分
9時
10時
10時15分
11時30分
12時5分
12時55分
13時25分
15時25分
17時
18時50分

これだけタイマーをセットしている人は、なかなかいないと思う。
実はそれぞれの時間に、タイマーの目的はある。
目的については敢えて書かないでおくが、私の平日の朝の行動と昼の仕事は、タイマーで管理されているようなものである。

そんな私は、プログラムを作っている時は、タイマーにすら気付かない。
タイマーが鳴っていると思いながらも、目的を果たすために集中する方が勝ってしまう。
そして気づいたら、打合せ時間を過ぎている。
そんな事は何度もあった。

これだけ時間を管理するのが難しい人なのに、アポイントを取ったり、打ち合わせを進行したりする事がよくある。

事前に打ち合わせの時間が決まっている場合に、必ずすることがある。
それは朝一番に、「何時何分から、〇〇さんと××の打合せ。場所は△」と声に出して2回言うのだ。
そして声に出した後、打合せ10分前にタイマーをセットする。

あとは、出発が早い日はモーニングコールをお願いする場合もある。
モーニングコールのサービスや、目覚ましを複数セットする。
実は朝が苦手なのだが、不思議と早く起きないと行けな日は、早く起きることができるほうなのだが、対策はするようにしている。

私自身、ADHDを持っているので、人以上に何とかしようと言う思いは強い。
だから、これぐらいやらないと本当に自己管理できないと思っているし、これで足りないと思っている。

ところが、これだけ対策をしても、時間に遅れる時は遅れる。
そして、自己嫌悪になることが多く本当に嫌になる。

「真面目にやって下さい」と言われても、こう言った形で真面目に対応しようとしている。
それでも、時間のコントロールが出来ない。
本当に難しいのだ。

きっと、ADHDの人は同じ悩みを持っていると思う。
でも、100%時間を守るのは無理である。
無理なのだ。

そんな私は、「95%は時間を守ろう」と考えるようにしている。
90%にすると、「1回失敗してもいいや」と言う考えになってしまうから、95%なのだ。100%は絶対無理だから。

これだけ時間に縛られながら仕事をするのは、正直しんどい。しんどいのだが、好きなプログラムの開発やシステムの案を考える仕事が出来るのだから、ここは割り切るしかない。
会議や慣れない仕事もたくさんある。
でもそれをこなして、初めて自分の好きな仕事が出来るのだと考えるようにしている。

もちろん、同じことに専念できるのであれば、専念したい。
そればかりをやる仕事も選べるだろう。
でも、社会に出たからには、多くのことを学びたいし、触れていきたい。
だから、新しいことを覚えるチャンスの多い今の職場に居る選択をしたのだ。

新しい仕事で、もし出来ないことが出てきても良いのだ。他の人にお願いすれば良いのだから。そう割り切って今まで生きてきて、そうしてきた。

このあたりは仕事に対する向き合い方になると思うが、私の考えを書いてみた。

時間の感覚が薄い話に戻るが、やるべき対策をやらずして出来ないと言うより、やり切っているのに出来ない、そう言えるようにしたい。

もちろん、これからも出来る限りの努力は続けるつもりだし、完璧を求め過ぎないことも大切だと考えている。

私が時間を守るために、取り組んでいるのはこの3つだ。

・仕組みを作る(私の場合は、タイマー)
・時間、場所を確認する(私の場合は、朝に2回声に出して言う)
・朝起きれない場合は、起こしてもらう(私の場合は、時にモーニングコール)

このような形で、自分で対策を立ててみるのだ。

そしてうまく時間を守れたら、よし!と自分を褒めるのです。
私の場合、うまく出来た日には、お肉を食べてます。
以前はシュークリームやアイスを買って帰って、食べてました。
そうやって、心を労わることも大切なことなのです。

今日は時間の感覚を掴めなくて困っている方に、参考になればと思い書いてみました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます! スキやフォロー、サポートをして下さると嬉しいです。 毎日更新の励みになります!