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壁を破る言葉(岡本太郎)

今日は、私の好きな本の一つを紹介してみます。
岡本太郎の「壁を破る言葉」です。

この本は、私が考えに苦しんだり、壁にぶち当たった場合、閉塞感に悩まされている場合なんかに、よく読みます。

読んでいると、自分の考え方を見直すきっかけになる場合があるんですよ。

自分の世界観が狭すぎると痛感させられたり、時にはもっとシンプルに考える必要があるなと思ったり、自分に勢いがないと感じたり。

読んだその時々で考えることは違うのですが、何かヒントを与えてくれるように感じるので、何となく困った時に読むようにしています。

別に岡本太郎の考え方を真似をする必要はありませんが、自分の考えに楔を打つ道具の一つなのかなと考えています。

ちなみにこの本は、読書嫌いになりそうな小学生でも読める本。
ですので、親子で読むのもありです。

実際に、読書嫌いの小学生に本を渡して、
「これ、読んでみ」
と言ったら、もちろん最初は拒絶されました。

ところが、この本は絵本のように文字が少ない。

なので、
「1ページこれだけしか書いてない、大人の本だよ」
と言ってこの本を開いて、何ページか見せるのです。
そうすると、子供は興味を示すんですね。

そして案の定、夢中で最後まで読んでました。

「わからん言葉とか難しい漢字もあるけど、この人なんか凄いねんな!」

こんな感想を言ってくれるだけで十分。本当に素晴らしい。

子供も虜にする岡本太郎の言葉は偉大なのだと感じた次第です。

そして今、ウルトラマン風のアニメ・TAROMANがヒットしています。
アニメのタイトルが、岡本太郎の名言なのですよ。
それが本に書いてあるんですよね。

だから、言葉としても楽しむことも出来るのです。

前出の小学生も、アニメの後に本を手に取って、
「ここに書いてる!」と言って、喜んでいるんですよ。
実に素晴らしい。

岡本太郎の言葉って、本当に響く言葉もありますので、読むのはありだと思います。

ちなみに、私の好きな言葉はこれです。

(川崎市:岡本太郎美術館の展示内容より抜粋)
この後、「だから僕は、本職は人間だと答えてやるんだ。」の言葉が続く。

ちなみに、岡本太郎が遺した言葉をまとめた本として、「強く生きる言葉」や「愛する言葉」と言う本もあります。
こちらもぜひ手にしてみるのも良いかと思います。

ちなみに、あいみょんもこの本をよく読んでいるそうですよ。
あいみょん好きだから、何か嬉しかったりする。
個人的には「愛を知るまでは」は、本当に好きな曲です。
なかなか興味深く読んだ記事なので、紹介をしておきます。

そんな訳で、私の質問箱の質問にも、回答しておきます。

質問:あなたの一番好きな本は、なんですか?

回答:岡本太郎「壁を破る言葉」です!

■岡本太郎の言葉を集めた本
(私は全部持ってます)


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