「普通」という言葉を使わない
普通とは、特に変わっていないことを言います。
普通という言葉は、便利です。
でも、相手が誤解しやすい言葉の一つだというのを皆さんはご存知でしょうか?
あまり日常で「普通」という言葉を使わないのがお付き合いの仕方としてはスマートです。
例えばごはん屋さんでこんな会話をしたとします。
Aさん「美味しいよね!」
Bさん「え?普通だよ」
このひとことで、Bさんは友達を失います。
この理由がなぜなのか?
もしかわからない人は、相手の気持を慮るように普段から注意する必要があります。
少し解説してみますね。
Aさんは、「普通」の意味をこのように解釈する場合があります。
「美味しくない」
驚かれる方はいらっしゃるかも知れません。
Aさんが普通を解釈すると、こんな形で捉える場合もあるのです。
「これは普通の味なんだ。だから美味しくないんだ」
「これは普通にあるから、美味しくないのか?」
このような形で、Aさんは普通という言葉を拡大解釈をして、Bさんの意図した意味には伝わらない形になるのです。
こういった事が起こりうるので、普通の意味を「まあまあ」と常に解釈する方は注意した方が良いのです。
次に、AさんがBさんの意図した通りの形で「まあまあ」と言う意味で解釈したとしましょう。
ところが、Aさんは「美味しい」と思っているのですよ。
それに対してBさんの「まあまあ」の返し。
これはAさん側の視点に立つと「共感されてないんだ」と捉えられ、Bさんの事を良い印象に見えなくなってしまうのです。
このように、「普通」と言う言葉は人からマイナスの意味に解釈をされる場面が多くなりました。
もし、「人から遠ざけられている」と感じる事がある方は、日常で「普通」という言葉は絶対に使わない方がいい。
人とのお付き合いの中で、「普通」という言葉は避けた方が無難な形となるのです。
なぜなら、「普通」には別の言い方があるから。
今回の食事の場面では、
「このソースは美味しい」
「柔らかいのがいいね」
こんな形で具体的な中身の話で返せば、Aさんは肯定的な形で捉える事ができます。
相手の人と意思疎通をきちんと図るために、「普通」という言葉を別の言葉に置き換えて伝えることが出来れば、人間関係もスムーズになるのかなと私は考えます。
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