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空の青、秋の赤

充実を極めた週末だった。
気力を振り絞らないことにはnoteを更新できそうにないほど体力を消費したが、心地よい疲労感に包まれている。


娘が歩きはじめたので、1才の誕生日プレゼントの候補でもあったファーストシューズを買いに行き、その靴を履かせて海ノ中道海浜公園へ。

履かせてみたところで抱っこをやめるとまだまだ泣いてしまう娘だが、それでも芝生にそっと1歩、2歩とつける足取りがたまらなく愛しい。


真っ赤なコキアがきれいだということを耳にして駆け付けたのだが、満開のピークは去ってしまい枯れゆく途中といったところだろうか。花のタイミングは本当に難しい。満開よりも前だといじらしい蕾の姿だし、過ぎてしまうとどうしても枯れている部分に目が行ってしまう。

それでも、当初あまり期待していなかったコスモスが咲き誇っており、紅葉狩りに出かけられなかった私としては今年ようやく秋らしい秋を撮影することができた。


望遠レンズを構え、少し離れたところから夫と娘に声をかける。地味に強い秋の日差しを浴びながら、マスクをして声を張るといつのまにか頭がクラクラ。慌てて水分を補給する始末。

それでも集中力を研ぎ澄まして切ったシャッターは、私の「スキ」を裏切らないなと計1,000枚近い写真を振り返りながらニヤニヤする私だった。

ようやく秋を撮影できた頃には冬が見え隠れしてきたが、タイミングを見つつ少しずつ写真を公開していけたらと思っている。5km歩いただけで足がパンパンになり、産後の衰えを隠せずにいる自分に呆れつつ。鍛錬鍛錬。

おやすみなさい。

2020/10/25 こさい たろ

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