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明るい職場が生産性を向上させる!心理学的に考えてみた

今日ある人の話をきいて、ものすごく考えさせられたことを紹介したい思います!

まず本題に入る前に今生産性を高める要因はいくつかあると思いますが今回は従業員、評価者の内発的動機に視点を当て、

・従業員が「承認欲求」を満たすために働く

・評価者に不のバイアスがなく適切な評価ができる

に絞ります。

今回聞いた話というのが、明るく、笑顔が絶えない職場は従業員の満足度、やる気が高い!という内容でした。

その理由が面白く、人は明るい雰囲気や笑顔の多い空間にいると安全を感じ、安心する。その理由がおもしろくというものでした。

私自身たしかに明るく、笑顔が多い場所にいると居心地がいいのでとても納得しました。

ここでふと「安全を感じ、安心する」という言葉が引っかかりました。どこかで見たような、、、

そう!マズローの欲求5段階説の第2の欲求です。※こう思った私がちょっと変態ですね。。(笑)

欲求5段階説によると、

安全欲求 : 安全な環境で、健康な生活を送りたい

社会的欲求 : 集団に属し、満足度を高めたい

承認欲求 : 存在価値を認められ、評価されたい

と移っていきます。

つまり、明るく、笑顔の絶えない職場は「安全欲求」と「社会的欲求」の2つをまとめて満たすことになります!

すると次は承認欲求となります。

生産性が高くなる理由の1つ目は

従業員の満たすべき欲求が「承認欲求」となるため!です。

所属する組織の雰囲気がよくなりコミットメントが高まると、人は次の欲求を満たすために懸命に働くようになるということです。

それにより、結果全体の生産性が上がります。


次に、評価者の視点で見てみましょう。

承認欲求は承認する人がいて初めて成り立ちます。つまり、適切な評価がされてこそ従業員の欲求は満たされるのです。

評価者に不のバイアス(先入観)があると、結果に対する素直な評価ができません。職場の雰囲気がいいということは、評価者と従業員の関係性がよく、普段から会話がある状態であると推測されます。

会話があることで、評価者は従業員を日頃から良く観察し不安を事前に把握、取り除くことができます。さらには個々のモチベーションの源泉を把握することができるかもしれません。

このような状態の職場では、

・評価者に不のバイアスがなく適切な評価ができます!

従業員は自身が現状持っている最上級の欲求を満たすことができ、さらにエンゲージメントが高まる、生産性が上がる、という良い循環になります。

このように、職場の環境を分解していくと、生産性の向上まで繋がることが見えてきました!

売上ノルマは会社存続のためにもちろん大事です。しかし、何を大切に働くかを(特に経営者、上司が)見直すと良い循環が生まれ、結果目標を達成できているかもしれません。

是非一度みなさんの職場を見直すきっかけになれば嬉しいです!













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