徒然なるままに・・・硯ではなくノートに向かおう!

皆はんは徒然草を覚えてますか?

高校?で習った古典です。

「つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」

で始まる吉田兼好が書いた日本三大随筆の一つです。

現代語訳は

することもなく手持ちぶさたなのにまかせて、一日中、硯に向かって、心の中に浮かんでは消えていくとりとめもないことを、あてもなく書きつけていると、(思わず熱中して)異常なほど、狂ったような気持ちになるものだ。

だそうです。

なぜ今日この話かというと、なぜかふと頭に浮かんだからです。

これは神様からの暗示かな?と思い序章を考えてみることにしました!

徒然草を調べてみると現代に通じるものが多く紹介されていました。例えば、、、150段では

能をつかんとする人、「よくせざらむほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらむこそ、いと心にくからめ」と常にいふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。いまだ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、そしり笑はるゝにも恥ぢず、つれなくて過ぎてたしなむ人、天性その骨なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能の嗜(たしな)まざるよりは、終に上手の位にいたり、徳たけ人に許されて、ならびなき名を得ることなり。天下のものの上手といへども、はじめは不堪(ふかん)の聞こえもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。けれども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埒(ほうらつ)せざれば、世の博士にて万人の師となること、諸道かはるべからず。

少し長いですが、現代語訳は

何かを新しく始めようとするのは、とても勇気のいることです。始めたら始めたで、周りの目が気になったり、上手くできずに諦めてしまうことも…。それでも周りに罵られようが、恥ずかしがらずに堂々とやり続けることで、人として成長し成功を収めることができる。

変化と挑戦が不可欠な現代にぴったりですね!

さて、そんな中序章を自分なりにどう捉えたかというと、、、

「日々多忙な日常の中で自分の考えをまとめる時間をとる重要性」です。

現代はなかなか徒然なるまま考える時間をとることは難しいと思います。そんな中でも自分の時間を作り日々考えていること、思っていることをあてもなく書き出すことがとても大事だと思います。

「アウトプット大全」を始めとするアウトプット系や思考法の書籍、マコなり社長のYouTubeでも書き出すことの重要さを語っています。

私自身思考が止まった時やまとまらないときはなぐり書きでノートに単語を書き出し思考を整理しています。

そのように時間を作って書き出す作業すると新たな考えが浮かんだり、ポジティブになることができます。

皆さんも休日や朝の時間を使って、「徒然なるままに日暮らしノートにむかって」みては??



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