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思い出

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小さい頃のわたしが体験したことや思い出話。
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ケアされる側になった。③

ケアされる側になった。③

気がついたら年が明けてました。そして年度も終わりそう。なかなか終わらなかった入院レポ、ようやく完結。

手術が無事に終わり、今回は術後〜退院までの話。

手術が終わってからは、鼻に詰め物をされた状態で過ごしていた。が、サラサラの鼻水のようなものがしきりに垂れてくる。しかも血混じりの。

看護師さんに相談したところ、綿球を持ってきてくれた。染みてきちゃったら交換していいですよ、とのこと。

毎分、い

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ケアされる側になった。②

ケアされる側になった。②

ひとつ前の記事で先行き不安な入院生活がスタート。今回は手術当日から翌日のことについて。

迷走神経反射でぶっ倒れた次の日の午後、いよいよ手術となった。
その前に、昨日施せなかった点滴のルート確保を、今度は主治医の先生が行ってくれた。

(先生、一発で決めてくれ…)
という私の願いも虚しく、両手の甲に1回ずつ針が刺され、抜かれた。血管がなかなか出てこなかったらしい。体は正直で、わりと恐怖心を感じてい

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ケアされる側になった。①

ケアされる側になった。①

たいそうなタイトルをつけているが、一言で表すと“入院&手術レポ“なので軽く読んでほしい。

社会人4年目の10月。
仕事でケアをする側の私が、ケアされる側になった。

というのも内服治療で3ヶ月治らなかった副鼻腔炎の手術することになり、1週間ほどの入院をしいられたのである。

(全身麻酔怖いなぁ、職場に迷惑かけるなぁ、入院とか何年ぶり?、親に心配かけるなぁ…)
と様々な思いが湧き出る中、心のどこか

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家の近くの神社の話。

家の近くの神社の話。

高校卒業まで住んでいた実家の近くに、近所ではそこそこ大きい神社があった。
初詣はもちろん、七五三のときもその神社に行った。

その神社では、夏になると茅の輪くぐりという催し物があった。

近所の神社の場合、事前に四角い提灯の四面に無病息災の文言や願い事を書いておく。当日、神社に持って行って、中に蝋燭を立てて火を灯す。それを持って千灯万灯(せんとう まんとう)と口に出して唱えながら、神社の周りをぐる

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