若手ITエンジニアは、迷ったらSalesforceを学ぶべき。
こんにちは、白井です。
今回は若手エンジニア向けの記事で「Salesforce」について取り上げたいと思います。
以前、AWSの学ぶべき理由というテーマで書いた記事が結構好評だったため、今回はその第2弾としてSalesforceをテーマに取り上げたいと思います。
興味のある方は、AWSの記事もご覧ください。
私のSalesforce経歴を簡単にお伝えします。
昨年の7月からSalesforceのCRMパッケージ導入プロジェクトに導入し、約8ヶ月の間で開発に携わりました。
その8ヶ月の開発経験を経てSalesforce認定アドミニストレータの資格を取得しました。
エンジニアとして業務に携わってちょうど3年が経った今、Salesforceを学ぶことで得られたメリットをお伝えします。
Salesforce未経験で、何か新しいスキルを身につけたいけど、何から手をつければ良いか分からないという若手エンジニアの方。ぜひ当記事を読んで、気になった方は、Salesforceを学んでみてください。
Salesforceとは?
まずはSalesforceとはなんでしょうか?
私なりにエンジニア目線でSlalesforceを一言で表すと、
「多様なビジネスシーンに対応したローコード開発パッケージ」です。
いろいろ調べると、カスタマーサクセスや顧客体験といったワードがたくさん出てきます。
Salesforceが実現できるシステムは、SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)とCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)の2つの機能に強みを持っています。
ビジネスシーンにおける商談の流れをざっくりと見ていくと、
①見込み顧客の選定・獲得
②見込み顧客へ契約へ向けたアクション
③契約(商談)成立
④売上の管理
⑤取引先のアフターフォロー
といった流れがあります。
Salesforceでは、上記の①〜⑤すべての機能を一連の流れで管理できるようになります。
企業の顧客情報管理や営業支援を1つの「Salesforce」というパッケージで実現できるという強みがあります。
学習の流れで、業務の流れが掴める。
今回の記事として一番伝えたい、若手エンジニアがSalesforceを学ぶべき理由は「業務の流れを掴むことができる」からです。
Salesforceの代表的な標準オブジェクト(既存で用意されているオブジェクト)には、以下のようなものがあります。
・リード
・活動
・商談
・取引先
・ケース
これらの4つのオブジェクトは、先に述べた①〜⑤の業務をサポートするオブジェクトです。
例えば「Web-to-リード」と呼ばれる機能を利用して、Webサイトなどのお問い合わせフォームに入力した情報を、Salesforce上にリード(見込み顧客)として自動で登録することができます。
こういった、ビジネスシーンで活用される機能が標準で備わっているため、Salesforceを活用するためには、必然的にビジネスシーンの流れがわかっていなければなりません。
つまり、Salesforceシステムの全体像を理解することが、ビジネスシーンの流れを掴むことにつながります。
若手エンジニアであれば、新規顧客獲得や契約周りの業務に携わることはあまり多くはありません。
そのため、あまり業務を理解しないままでの開発作業をすることになってしまいます。相手の求めているものを理解しないままでは、良いシステムは開発できないのは言うまでもありません。
実際のビジネスシーンに触れるのが一番ですが、そんな簡単にそういった機会を掴めるわけではありません。
だからこそ、Salesforceを学ぶことによって、実際のビジネスの商談の流れをなんとなく掴んでいくべきだと思います。
学びやすい環境が整っている。
Salesforceの強みの1つは「学ぶ環境」です。
Salesforceには「Trailhead」と呼ばれる、学習コンテンツがあります。
詳しくは実際に利用していただければ分かりますが、Salesforceの様々な利用シーンをケーススタディとして、Salesforceをどう開発していくかを学ぶことができます。
公式の学習コンテンツでもあるため、Salesforceのアップデート(年3回)に対応していたり、資格取得に必要な単元がまとめられていたりと、効率よく必要な情報を学ぶことができます。
また、 他のSalesforce開発者やユーザ同士で繋がれる「Trailblazer Community」というコミュニティがあります。
利用者同士が、Salesforceの使い方や設定方法、開発時のベストプラクティスといった、様々な話題でQ&Aのやりとりをすることができます。
ここでは、Salesforceの有識者から自分が直面している課題などに対して、ピンポイントな回答を得られることができます。
こういったように、Salesforceには学びやすい環境が整っていることも、若手エンジニアが学ぶべき理由の1つです。
まとめ
今回は、若手エンジニアが「Salesforceを学ぶべき理由」というテーマでお伝えしてきました。
若手エンジニアが学ぶべき理由として「ビジネスの流れを掴める」というのが最大の理由だと思います。
また、学びやすいということもメリットですので、ぜひエンジニアの方は学習を検討してみてください。
私もまだまだ駆け出しなので、これからも学んでいきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!
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