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若手エンジニアの勝ち方。(前編)

こんにちは、白井です。


今回は、久々に若手エンジニア向けの記事を書いていこうと思います。

過去にも、AI時代のエンジニアの生き方に関連する記事を書いているので、気になった方は併せてご覧ください。


さて、今回はこれからの若手エンジニアはどのようなスキルを身につけていけば良いかという話をします。


みなさんもご存知の通り、ChatGPTをはじめとしたAIの進化、多種多様なノーコード・ローコード開発ツールが溢れている昨今の社会では、これまでのスクラッチ開発が主流だった時代とは大きく異なります。


新時代のエンジニアとして何を意識して、どう立ち回っていくか。

エンジニア4年目からの見解をお伝えしますので、ぜひ若手エンジニアの方は参考にしていただければと思います。


若手が活躍しやすい時代になっている。

まず、若手エンジニアにとって良い環境なのかどうかということですが、結論から言うと今のIT業界は、若手にとってチャンスだと思っています。


先に述べた通り、AI、ノーコード、ローコードといった、様々な開発支援ツールが存在します。

各ツールによって、なぜチャンスなのか?

それは、自分のポジションを取りやすくなるからです。


私は現在、Salesforceを主に取り扱っています。

社会全体を見ればそうでもありませんが、社内で見るとSalesforce開発ができることで、ポジションを確立できています。

他にも様々なツール活用のできる人材はそれぞれでポジションを取っており、かつ、その多くは若手の方が多い印象です。


というのも、新しいスキルを身につけるのには、コストがかかります。

当然ですが、最近出てきたツールに関する知識は、上の世代の方も知識を所有していないことがほとんどです。


こうなってくると、どれだけ早くツールの特徴や強さを発揮できるかが戦力になれるかどうかのカギを握っています。

そして、こういった場合は、若手の方が有利です。

その理由は2つ。

1つは、直接触る機会が多いこと。
当然、上の立場に立つ人たちは、自らの手で開発することはほとんどありません。

実務では、チーム管理がメインです。

その点、若手であればガッツリ触らせてもらえることが多いです。

習うより慣れろという言葉がある通り、勉強しただけでは身につかないこともたくさんあります。
そういった理由で、若手の方が確実に習得が早いと思います。


もう1つは、柔軟さがあること。

スクラッチ開発のメリットとして、自由度が高いことが挙げられます。

その反対に、ツールによるシステム開発の弱さは、どうしても制限があることです。

例えば、Salesforceでは、1トランザクションで投げられるクエリの数が決まっていたりします。


スクラッチ開発をしてきた人が、プログラムを書く際に意識していることとは別に考慮しなければならないことがあるわけです。

おそらく、自由に開発をしてきた人からすれば、結構なストレスがかかると思います...

この点、まだ経験の浅い若手は、そういうものなんだと割り切って、柔軟に対応することができます。


このように、ツールを習得するスピードは、若手の方が早いので、若手にとっては大きなチャンスが到来していると思います。



今回は長くなってしまいそうなので、このくらいにしておきます。

次回は、もう少し具体的な
・どういったスキルをつけていけば良いのか?
・コードを書く練習はしなくていいのか?
といったところに言及していきます。


ぜひ、後編もチェックしてみてください!


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