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気に入られる新人とそうでない新人。

こんにちは、白井です。


2023年度新卒の方が入社されて早1ヶ月。
もう社会人生活には慣れてきたでしょうか。


今回はちょっといやらしい話ですが、気に入られる人とそうでない人の違いについて、完全に私の独断と偏見でお伝えしていきます。

私は、意識高めの社会人4年目ですので、意識高い先輩に気に入ってもらえる心得として、心に留めておいていただければ幸いです。


とりあえず好きになっちゃうヤツ。

まずは、とりあえずこいつ好き!ってなる人の特徴を1つ。

学びに貪欲で、自分を高める系の質問をしてくるヤツ。(これは完全に私の好みです)

もう、そんな新人がいたら私はイチコロですね。


真面目な話、意識高い人は孤独に頑張ってきた人も少なくありません。
遊びの誘いは結構乗っかってきてくれますが、勉強の誘いに乗ってくれる人はほとんどいません。


ですから、周りの人間が遊び呆けている中、1人黙々と自分を高めることに時間を使っているわけで、決して楽なものではありません。

Instagramで、みんなの非日常の姿を見ていると、本当に誘惑されるわけです。

とにかく、意識高い系は孤独です。


だからこそ、新人というだけで可愛いのに、さらに自分を高めるために慕ってくれる人なんていたら、もう構わないわけにはいきません。


昨年、私は新入社員研修でプログラミングの講師をしていました。
その中で、一度自己紹介をする時に、読書が趣味だと言ったんですよね。

特段、みんなが注目する趣味ではないので、サラッと流したレベルですが、ある新人の子が「オススメの本教えてください!」とわざわざ私のところに来てくれました。

これはもう、一目惚れですね。

それ以降も、時々その子は相談の連絡をくれます。これまで孤独を耐え抜いて自分を高めてきた私に、一筋の光が差し込んだ瞬間でした。


基本が忠実にできること。

さて、私の好みを熱く語ったところで、客観的にいきましょう。

これは社会人を3年やってきた経験則ですが、自分の下につく方に求めてるのは、突出したスキルでも、他とは比べ物にならない実力でもありません。

もちろん、すごくデキる後輩が下についてくれれば、それに越したことはありませんがあくまで夢物語です。


では、何が求められているのか。

それは基本を忠実にこなせることです。


社会人の特に最初は報連相やビジネスマナーなど、基本的なことを教えられますよね。

なぜ教えられるかというと、ほとんどの人ができていないからだと思います。

あんなの(と言ったら誰かに怒られそうですが)は、仕事を円滑に進めるために必要なことであって、それ以上に仕事の成果に直結することはいくらでもあるわけです。

にもかかわらず、わざわざ時間を割いて教えられるのは、社会人でもできている人がいないから。

普段から社会人全員が基本を押さえられているのであれば、仕事についてから見て学ぶこともできます。


実際、社会に出ると分かりますが、ほとんどの人は基礎的なことすらできていません。

だからこそ、当たり前のことを当たり前にできる。そんな人が優秀で、先輩社員から認められるわけです。


組織で生きていくのであれば、報連相やビジネスマナー、コミュニケーションといった社会人スキルは必須です。
また、ビジネスをやっていく人であっても、結局お金をもらう相手は人ですから、そういった社会人スキルというものは、最低限身につけておかなければなりません。


だからこそ、これといった専門性や得意なことがないと思っている新入社員の方々、安心してください。

別にいきなり専門性は求められていません。

まずは、目の前の仕事を忠実にこなせるような、当たり前のスキルを身につけていきましょう。


その上で、仕事をしていく中で常に自分を高めることを意識していけば、あっという間に希少価値のある人材になれるはずです。


焦らず、基礎からコツコツと積み上げていきましょう。

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