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Yoshitake Taro
2021年2月16日 09:08
初めて見つけた冬虫夏草カメムシタケに出会い、一冬越しタンポタケに出会った春。僕はどんどん冬虫夏草の魅力に引き込まれていき、新しい冬虫夏草を見つけたいと思うようになっていた。図鑑をペラペラとめくる毎日。中でもセミを宿主とする冬虫夏草は僕の心をはやし立てた。宿主が「セミ」、つまり、掘り出したらセミが出てくるわけだから何ともカッコイイではないか。虫取り網を片手に公園を走り回り捕まえていたセミ、幼虫では
2021年2月12日 19:14
長い間念願だった冬虫夏草、カメムシタケを見つけることは出来たが、「さあ次はどうする? どこに行ったら冬虫夏草ってあるの?」ああでもない、こうでもない、と家族会議。カメムシタケの発生があった場所には他の冬虫夏草は見当たらなかったのだ。父と一緒にインターネットで検索していると、野生のキノコが発生している場所に似たような場所、そこに冬虫夏草の発生があるぞ!「よし、工場の奥の山に入ってみるか
2021年2月9日 21:48
虫から出ているキノコが見たい、と父と母に熱望したことから僕の探索が始まった。幼少期に児童公園で倒木から生えているキノコに不思議な感覚を覚えたのをうっすらと覚えている。それは後に分かったことだが、サルノコシカケという硬いキノコであった。それ以来僕はキノコの魅力にとりつかれ、毎日のようにキノコを探しに山に行ったものだ。「なんでキノコなんかねぇ」と父と母は周囲の人たちに話していたし、周囲の人たち