私は「ロボット」になりたい
こんにちは。みーきちです。
今日は「ロボット」に関するお話です。
あなたは、ロボットと聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか??
私は、以下のようなロボットを想像します。
わーお!凄いですね!
たくさんのロボットが協力し、部品をどんどん作っています。
Google先生で調べると、ロボットの定義は以下になるようです。
おお!なんだかカッコイイですね!
ちなみに、私はメガネなしでは何も見えない視覚センサーと、低い知能と拙い制御系を統括する小さな脳を持ち、加えて運動オンチの駆動系である手足を持っています。
あと、私が「機械」であることが証明できれば、私はロボットになるのですが、機械の定義である「歯車、滑車、車軸や心棒、ロープ、鎖やベルト、カム、バネ、密閉した液体等の機械的部分品を多少とも複雑化した結合体」に自分が該当するのかどうか、少し自信がないため、私はギリギリロボットではないかもしれません。
技術が発達するにつれて、私はロボットに対する憧れを持つようになりました。
私がロボットになりたいのは、ロボットが以下のような特性を持っているからです。
①人間に比べロボットの方が、極めて正確で複雑な作業ができる。
②人間に必要な睡眠などの休息が、ロボットには不要である。
③人間よりもロボット同士の方が、遥かに協調性がある。
こう述べると、シンプルに「いや、ロボットよりは人間がいいだろ」と突っ込まれそうですが、私にパワハラをした元上司や、私の人生を派手に笑った元友人など、ロボットの足元にも及ばない人たちを身近に見てきた私にとっては、人間よりもロボットの方が魅力的に見えます。
ちなみに私は、ロボットに比べ極めて能力が不足しているため、日々の勤務は休憩をとりながら単調な事務作業をしています。また、夜も寝ないといけません。協調性も微妙なところです。あぁロボットになりたい。
もし私がロボットになることができれば、日々の勤務は事務作業の域を超え、勝手にネジの製造を始めたりすることができます。休憩も一切不要で、24時間365日、常に勤務を遂行することが可能です。ブラック企業の経営者も真っ青です。もし仮に私がパワハラ上司と遭遇しても、パワハラ上司は私の優秀な24時間勤務に耐えられず、肩をがっくりと落として会社を去るに違いありません。
もちろん、多少の弊害もあります。
もうすぐ3歳になる息子に、妻から「お父さんはね、ロボットになったんだよ。24時間365日の勤務になったから、ずっと家に帰って来ないんだよ」と説明をしても、息子は恐らく「?」になると思います。また、家族で温泉に行ったり、カラオケを楽しんだりするなど、余暇を楽しむことも極めて困難になります。そもそも、家に帰ることがなくなるので、一生家族に会えません。
あ、でも、自動車製造ロボットのような地面に固定されたロボットではなく「ドラえもん」のような自由に歩き回れるロボットだと話は別です。
私がドラえもんになることができれば、家族に会うことも、余暇を楽しむこともできます。お金は、ひみつ道具の「バイバイン」で無限に増やせるため、働く必要もなくなります。メンテナンスさえしっかりすれば、寿命が尽きる恐れからも解放されます。
ここまで書いて気づきましたが、私はドラえもんになりたいのかもしれません(あれ、でもドラえもんは布団で睡眠をとっているな・・・)。
そういえば、最近、少年革命家の「ゆたぼん」さんが「学校に行く周りの子どもたちがロボットに見える。自分はロボットになりたくない」と主張されています。
私から見ると、人間に比べ「メリットだらけ」であるロボットに、なぜなりたくないと思うのか、単純に不思議です。あぁロボットになりたい。
「ミクロン単位の細かい作業もできず、睡眠などの休息も必要で、戦争ばかりして協調性のない人間でいたい」なんて、最近の子どもは随分と変わってるなぁと思う、今日この頃です。
換気扇にこびりついた油汚れのような私の記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。サポートして頂けると、妻がニッコリします。