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20231119-20231223 中央2丁目(石巻市) #風景誤読

ある日の観察日記⑪

 ある日、私は石巻を歩いていた。
というのも当時、滴々のグループ展が石巻のギャラリーで開催してたこともあり見たいものがその地に凝縮していたからでもある。

(……そんなことはさておき、、お手洗いっ。)
ここら辺も震災で変わったな〜。
まるで生まれ変わった街みたいだ…


ふと、あるものを目撃する。
それは私の中で電流が走るような面白いものでもあった。


この表情がじわじわくる
(トイレではしたことないがこの気持ち、わかる…)

(ふふふっ。さっきの面白すぎるだろ…)

なんて…1人心のなかでツッコミを入れながら
歩いていたら、
ここに来た目的を見失いそうになっていた。


… … …
 
(ふーっ…あのイラストみたいに
私も目的を忘れて帰るところだった
アブナイ,アブナイ…(⁠-⁠_⁠-⁠;⁠))

 前回石巻に立ち寄った後に調べた内容を
頭の中でリンクさせながらのんびりと散策をはじめる。

ここの空き地は何があったのだろう…

違う空き地をみては自然と再び考えて、
1人で勝手にザワザワしてしまう…。

だけど今、この瞬間の
夕日に照らされた草原たちは
ただただ美しかった。

せっかくここまで来たから、
またギャラリーに行っちゃおう〜♪

気持ちを入れ替え、ルンルン気分でmado-beyaさんへ。

狭い階段とのんびりとどこか温かみのある空間は手塚治虫や石ノ森章太郎などが若かりし頃に下宿していた“トキワ荘”のエピソードを彷彿とさせる。
(本ギャラリーの名前は『キワマリ荘』。色々とややこしい…)

上に登りながら階段をつたって歩く感覚…
ここでしか味わえない最高さがたまらない。

登って左手の方向がギャラリーで、右手の方向には面白い本が豊富に陳列されていた。

それは、まるで私の夢の中にいるようなフワフワとした幸せな気持ちに満たされる空間だった。
 (また新たな楽しみを1つ見つけた(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠✧⁠*⁠。)



帰り道、なにかがシャッターの間に
はさまっていた。

なんだろう…

近づいてよく見ると、
それは小さなちいさなお花であった。

小さな花束には溢れんばかりの感謝の想いも
ポスティングされているような気がした。

あるメッセージも記されていた。

『林家たい平』…?さんって
某長寿番組のオレンジのかただ


様々な思いを馳せながら何気なく見上げた先には、
あのときの震災を風化させない記録が残されていた。





ここ(石巻中央2丁目)は
震災で甚大な被害があったエリアの1つ。

その爪痕が今現在でもしっかりと
記録されている。

「0.6m到達」と電柱に記されている。

『小さな教会だったけれど、地元住民の居場所でもあり隠れ家のような所だった…。』
(幼少期から石巻に住んでた方が教えてくれた)


震災前の光景が
今の復興住宅の歩道にマンホールとして
展示されている。

いろいろ辛くなってきた。
こういうときは、観察…!


達筆…!! 
…よッ!…お見事…! 
( という声が聞こえてきそうだ)
影絵のようで美しい…

〆に
この日みた面白いものを少しご紹介する。

風の動きで自動開閉するナニカ…
(ナンダ…?)
海からの風がひし形のボックスを
開けたり閉じたりして遊んでいる。

ゴミ捨て場かな?
いや、全開にならないように謎のブロックあるし…

?(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)


風の強弱で菱形(限界まで開いた形)と
直線(ボックスが閉じた状態)の間を
行き来している。
… …

風見鶏みたい…(?)

それはまるで
子供が家の扉を開けたり閉じたりして遊んでいるかのようにも見えた。

(…風もたのしそうに遊んでるのかな(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)。)

参照:https://youtu.be/RHcoNUbGEgQ?si=ViNeA-J7u3zb1FJh

♪〜(…♫)

参照:https://youtu.be/Q-cQjvlCvKY?si=t39GfSEd5I6tdbCG

♪~♩
石巻の空もすごく澄み渡っていて綺麗だった..


「りな」


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