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安心できる環境が信頼感を育てる

ヒトは成長に合わせて8つのココロの成長の時期があるのだそう。

①乳児期「基本的信頼」…相手を信頼するココロ
②2歳前後「自律性」…自分で心身をコントロールするココロ
③3〜6歳「自発性」…新しいものを想像するココロ
④児童期「生産性」…解釈を受け入れるココロ
⑤思春期「自我同一性」…自分のアイデンティティを見つけるココロ
⑥成人期「親密さ」…人と社会と深く関わるココロ
⑦親になる時期「生殖生」…自分を通じて人を豊かにするココロ
⑧中年〜老年期「自我の統合』…全てを受け入れ、全てに感謝するココロ
 (心理学者 エリク・ホーンブルガー・エリクソン「人の成長の8段階」)


これって、入社してからリーダーになっていく姿と似てる。

不安を感じながら入社して、
自分のコトを自分でできるようになって、
自分なりの工夫を加えて、
他の個性を知り解釈の幅が増え、
同期とのキャリアアップの差に悩み、
後輩を得てヒトと本音で向き合うコトを知り、
リーダーとして自分の知恵と知識の全てを伝え、
ちょっとしたことには動揺せず、全てに感謝するようになる。

新入社員の今は入社からスキルの差はあれど、ココロは乳児期。
「信頼感」を育てる時。

子供でいうとこのころの無条件の愛情を感じることが、
人に対して「基本的信頼感」を持つか、「基本的不信感」を持つかの分かれ道だそう。

赤ちゃんだとスキンシップの量の多さが不安感をなくし信頼感を生むのだとか。
スキンシップの他にも、笑顔・アイコンタクト・声のトーン…など。

新入社員に対して、「安心」を与える環境は作れているだろうか?
一緒に働けて嬉しいことを伝えられているだろうか?
働くことの楽しさを魅せているだろうか?

新入社員にとって、今目の前にいる先輩一人一人が会社の全て。
自分と新入社員という2人の信頼関係というよりも、少ない人数しか出会っていない新人さんにとっては、その行動、その言葉一つ一つが会社の全て。
大げさかもしれないけれど「働く」ということだったり、「その業界」「その業種」の全て。
赤ちゃんにとって、親が社会の全てのように。

なので、新社会人を受け入れるという事は、本当にとっても大切で、責任重要なコト。

名前を呼んで目を見て自分から挨拶をする。
小さなことでも「ありがとう」をきちんと伝える。
自信が楽しく仕事に取り組む。

当たり前のことを当たり前に、まず先輩がしているか?
後輩の成長は後輩次第ではなく、先輩次第。
安心できる今の環境と関係づくりが、今後のメンバーの成長に大きく影響します!
今が本当に重要。未来の自分のためにも今を大切に。


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