タラチネ(揺れ恐怖症の克服日記)

揺れ恐怖症の克服日記。 40代半ば、アメリカ在住、一児の母。

タラチネ(揺れ恐怖症の克服日記)

揺れ恐怖症の克服日記。 40代半ば、アメリカ在住、一児の母。

最近の記事

揺れ恐怖症セラピー受診記録:4/12/2021

前回の受診記録から1ヶ月ほど開いてしまった。 この間、4週間あったのだけれど、うち1回は息子の病院の都合でキャンセル、また別の1回はインターネットの接続が悪くてほぼセッションできずで、実質2回しかセッションがなかった。 3月のセッションでペンデュラムの画像を使ってから、私の中のAnxiety Level(不安感のレベル)が高くなってしまった。Exposure Practiceをしてない時でも、ふとした瞬間に揺れるイメージが襲ってきて、不安定になってしまう。とはいえ日常生活

    • 揺れ恐怖症セラピー受診記録:3/8/2021

      まずは軽く前回の振り返りと、一週間の報告。 かなりバタバタした一週間で、前回のセッションで出された宿題(ブランコ画像を見るExposure Practiceを3回やること)がほとんどできなかったことを報告。私の話し出しがI have to apologize to you that I couldn't...だったからだけど、セラピストさんに「べつに私はいいんですよ」と言われ、こういう言い方ってすごく自己責任的な冷たさがあるけどそれがアメリカらしいなと思うなど。 その他、こ

      • 揺れ恐怖症セラピー受診記録:3/1/2021

        セッションの前に息子をお昼寝させていたけど、直前になって空腹で起きてしまったので、フォーミュラを飲ませながらのスタート。 まずは先週のセッションから1週間、どうだったか?と聞かれたので、 前回のセッションで見たブランコの画像が脳裏に蘇って、眠りにつくのが難しい日が何日かあったことと、朝起きた時にも同様のことがあって少しつらかったことを報告。いずれも恐怖レベルは5ぐらい(10のうち)なので、パニックというほどではなく、1時間以内に収まる程度だったので「制御可能」だったと伝え

        • 揺れ恐怖症セラピー受診記録:2/22/2021

          いつものようにオンラインでのビデオ受診。 まずは挨拶と軽く近況報告を数分。 セラピストさんが本題に入ろうとしたところで、息子が泣き出したのでいったん退席、抱きかかえてミルクをあげながら続きを聞く。 まず、今日のセッションでは前回に引き続きExposure Practiceを行うこと、それに際してまずは「5-4-3-2-1 coping technique」を説明します、 5-4-3-2-1 coping techniqueとは、5 things you see(目の前

        揺れ恐怖症セラピー受診記録:4/12/2021

          まずはイラストのブランコを見つめる

          ほんとうはセラピーの受診後すぐに日記をつけたかったのだけど、できなかったので1ヶ月ほど経ってから振り返りつつ書いているのでさくっと。 今回からいよいよ恐怖の感情を受け入れる訓練「Exposure Practice」を行う。揺れ恐怖症を克服するためにいきなり揺れるものに乗ったり見たりするのではなく、段階をふんでいく。まずはブランコの静止画、それも写真ではなくてイラストを使いましょうということになった。 セラピストさんが最初に出した画像は、よく公園にあるようなブランコのイラス

          まずはイラストのブランコを見つめる

          恐怖の感情を受け入れる時の10か条

          恐怖の感情を受け入れる訓練「Exposure Practice」について前回書いたけれど、今回は、この訓練を行うにあたって従うべきガイドラインがあるので、それについて書いておきたいと思います。 ガイドラインは10項目あり、セラピストさんがメールで送ってくれました。その名も「Guidelines of Conducting Exposure」。直訳すると「(恐怖の)露出の実施についてのガイドライン」。 ざっくり英訳すると、こんな感じ。 1、あらかじめ計画され、編成が組まれ

          恐怖の感情を受け入れる時の10か条

          恐怖症の一番のつらさは、まわりに理解されないこと。

          前回に引き続きExposure Practiceについて書こうと思っていたのだけど、 その前に、表題の件について考えを整理しておかないと、Exposure Practiceが恐怖症持ちとっていかにつらい作業なのかが伝わらないと思うので。 身も蓋もない言い方をするけど、恐怖症のつらさって、恐怖症を持っている人にしかわからないと思う。これはどんな病気や障害にも言えることだけど。 ただ、恐怖症のつらいところは、まわりから 「そんなに怖がる必要ないじゃん」 「そんな大げさな」

          恐怖症の一番のつらさは、まわりに理解されないこと。

          Exposure Practice「恐怖の感情を受け入れる訓練」

          Exposure Practiceでは恐怖の対象ーー私の場合は揺れるものや回るものーーに直接対峙し、それを繰り返すことで恐怖症を克服しようとしますが、なぜわざわざ怖いものに対峙する必要があるのか?というと、恐怖の感情を受け入れるため、なのだそうです。 つまり、Exposure Practiceでは、怖いと感じることがマストになってきます。セラピストさんが「つらいと思うけど、克服できる」と言ったのは、そういうことなんですね。 これ、私の中では驚きでした。なぜかというと、10

          Exposure Practice「恐怖の感情を受け入れる訓練」

          セッション3回め:Exposure Practices

          1〜2回めのセッションは、インテイクアセスメントといって症状を把握し、対策を練るための質問に答える時間だったので、割愛します。 2回めの終わりに「あなたの揺れ恐怖症は、高確率で克服できる」と言われてからの、3回め。「対策について話しましょう」と言われていたので、期待と緊張が入り交じる気持ちでのぞみました。 私に最適だと思われるセラピーは、 「Exposure Practices」 というもの。 エクスポージャー=暴露・露出 プラクティス=訓練・練習 つまりエクスポ

          セッション3回め:Exposure Practices

          揺れ恐怖症のセラピーに通い始めたので、経過など記していきたいと思う。

          揺れ恐怖症。 高所や暗所、狭所、集合や先端、男根などなど、恐怖症にもいろいろあれど、揺れ恐怖症とはあまり聞かないですよね。 その名のとおり、揺れるものが怖いのです。 とてつもなく。 ブランコなどがその代表で、振り子時計やペンデュラムなど振り子状に揺れるもの全般、さらにはハンモックやモビール、ロッキングチェアなどなど、とにかく揺れるものがすべて苦手です。 苦手というマイルドな表現をしてしまったけれど、ちらりと目にしただけでパニック症状が出ます。心臓バクバク、過呼吸、冷や

          揺れ恐怖症のセラピーに通い始めたので、経過など記していきたいと思う。