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まずはイラストのブランコを見つめる

ほんとうはセラピーの受診後すぐに日記をつけたかったのだけど、できなかったので1ヶ月ほど経ってから振り返りつつ書いているのでさくっと。


今回からいよいよ恐怖の感情を受け入れる訓練「Exposure Practice」を行う。揺れ恐怖症を克服するためにいきなり揺れるものに乗ったり見たりするのではなく、段階をふんでいく。まずはブランコの静止画、それも写真ではなくてイラストを使いましょうということになった。

セラピストさんが最初に出した画像は、よく公園にあるようなブランコのイラスト。あまり写実的じゃないので怖さはほとんどない。それを伝えると、じゃあどんなものが怖いのか?と聞かれたので、

ブランコで一番怖いのは、公園にあるやつよりも、木からロープでタイヤが吊り下がってるようなやつ。いまこうタイプしているだけでも背筋がゾワッとするほど嫌いだし怖い。

それを伝えると、まさしくその通りのイラストをセラピストさんが見つけて画面に映し出した(セラピーはすべてビデオチャットで行っています)。イラストとはいえ、やっぱり嫌いだし怖いし、恐怖感や不安感がけっこうある。と伝えると、「じゃあ今回はこのイラストを15分間見ていきましょう」とのこと。

最初の恐怖レベルは50くらいだったかな、それが、時間を経るごとに安定してきて、開始10分を過ぎると20ぐらいまでに下がっていた。終わりの時には10ぐらい。ちょっと嫌だなーという程度にまで恐怖感が減少していた。すごい。おもしろい。

やってみて、前回noteに書いた10ヵ条の意味を理解。「途中でやめてはいけない(学びがあるのに十分な長さを続けること)」はまさにそうなんだなと。逆に、つらいからと途中で見るのをやめてしまったら、恐怖レベルが高いままなので逆効果になってしまうだろう。


最後に、次回はブランコの写真を使った訓練を行うとの予告。

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