しろたく

音楽とバンド演奏を愛し、仕事と家庭に情熱を傾ける1コンサルタント。ネットでは政治ヲチネ…

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音楽とバンド演奏を愛し、仕事と家庭に情熱を傾ける1コンサルタント。ネットでは政治ヲチネタが大半です。

最近の記事

音源公開 交響詩「幻影」

管弦楽曲を書きました。 この曲は自分としては非常に思い入れがあるので、noteで解説を残しておきたいと思います。何せ「完成に43年を要した曲」ですので(苦笑 最初に全曲動画です。 作曲の経緯 私がいわゆるクラシック音楽を聴き始めたのは、9歳のころでした。昭和53年~54年くらいですね。親から買い与えてもらったラジカセに、NHKを中心としたFMで放送されるクラシック曲を一生懸命録音して聴いてました。近所の人にレコードを聞かせてもらったりもしてました。 最初はノーマルにベー

    • ロバート・フリップの奇妙な音楽世界

      久々の音楽ネタ! もうかれこれ40年近く、キング・クリムゾンを中心としたロバート・フリップ(以下翁)の音楽を聴き続けていますが、御年75歳を迎えるフリップ翁の音楽、その全体像を未だに掴み切れていません。 フリップ翁の音楽に関して、ネットで検索をかけても表層的な紹介しかしていないものが多く、彼の音楽を根本的に把握しようとした人は余りいないのではないか、と思います。 ないなら自分で書く!が、私のモットーです。いくつかの章立てに分けて語っていきたいと思います。 1.ギタリストと

      • 【追悼】安倍晋三氏の功績を振り返る

        安倍元総理が、突然の凶弾に斃れてから4日。 やっとこのような文章を書く気力が戻ってきました。およそ7ヶ月ぶりのエントリーですが、今私が考えていることを振り返っておきたいと思います。 私は安倍元総理が大好きでした。愛していた、と言っても良いと思います。2020年の総理退陣会見では泣きましたし、今回の件では正に茫然自失となってしまい、まともに生活するのも丸1日くらい辛い感じでした。 2012年、安倍元総理が政権を奪還し総理総裁に返り咲いてからの8年間の任期というのは、まさしく日

        • 今般の入院顛末(21.12.10時点)

          親しい人には既に話していますが、整理も兼ねて記しておきます。 久々のエントリーがこれでいいのか、と言う気持ちもありますが。 今年4月くらいから右上腕部にできものが出来、結構な速さで3cmくらいまで大きくなりました。 その後大きくなったり小さくなったりを繰り返し、最終的に千葉県がんセンターで 「悪性軟部腫瘍(軟部肉腫)の疑いあり」 と診断されました。11月上旬のことです。 途中のMRIの画像なんか見ても、(主治医含め)ほぼ良性だと思い込んでいたので、青天の霹靂でした。

        音源公開 交響詩「幻影」

          俺的神ゲーム音楽12選

          さあ、2ヶ月半ぶりのエントリーだ。コロナなんぞくそ食らえ!楽しい内容を書くぞ!! 東京五輪、開会式でのゲーム音楽入場はマジで涙ものの出来事でした。 私は昔からゲームもゲーム音楽も本当に好きで(スペースインベーダーからやってる世代)、だけどゲーム音楽が軽んじられてなかなか日の目を見ないことに、ずっと忸怩たる思いを抱いていました。 東京五輪開会式は、そのゲーム音楽が「日本の文化」として世界に示された歴史的瞬間でした。 パラリンピックも含めたオリンピック期間中にこの感動を残してお

          俺的神ゲーム音楽12選

          COVID-19 : 変異ウイルスの影響って?

          今回は少し趣向を変えた考察です。 全国的に、新型コロナウイルスは変異株(変異ウイルス)に置き換わったと言われています。中心は英国株で、最近大騒ぎされているのはインド株ですが、ブラジル株や南アフリカ株も国内で発見されています。 どっからでも入ってくるなあこいつら…台湾ですら英国株に一撃でやられつつある現状を見ると、ワクチン以外の抜本策はないとつくづく感じさせられます。ワクチンが1年で出来て本当に良かった。 さて、前々から気になっていたのですが 「変異株の影響って実際にはどこ

          COVID-19 : 変異ウイルスの影響って?

          ファーストアルバムから完璧だった音楽家達

          やっと音楽ネタ書きます。いつもコロナコロナじゃ気が滅入るばかりだし、こういうときだからこそ楽しいことを! 世の中、星の数ほどミュージシャンやバンドがいる中で、デビュー当時から既に完成されている人たちも相当います。このエントリーでは、そういった人たちに触れていきます。 パターンとしては2つありまして 1) 全くの新人なのにデビュー時点で完璧な人たち 2) それなりのキャリアがある人たちが万を持して作ったバンド 全部で10名(バンド若しくは個人)に触れる予定ですが、上記2つの

          ファーストアルバムから完璧だった音楽家達

          COVID-19考察(4月12日時点)

          なんだか、月に1回この記事書くばっかりになってきてるなあ。他の楽しい記事(主に音楽系)の構想もあるんだけど、筆が進まず…まあ良いでしょう。GW中にその辺はまとめてやりましょう。 さて、大阪が大変なことになっている「第4波」。 東京に関してはかなり特徴的な動きが見られますので、その辺りを今回考察していきたいと思います。 まずはいつもの、60歳以上感染者数と重症化率(重症者数/過去21日間の60歳以上感染者数)です。 重症化率は「横ばい」と見て良いでしょう。実際、重症者数はこ

          COVID-19考察(4月12日時点)

          COVID-19考察(3月17日時点)

          1都3県は緊急事態宣言解除か?リバウンドか?そう言えば変異株はどうなってる?と、相変わらず余計な情報の多い昨今ですが、東京都の状況を中心に2ヶ月ぶりに振り返ってみましょう。 まずはいつも通り、60歳以上の感染者数と重症化率です。 60歳以上の感染者数は2月末くらいまで結構順調に減りましたが、その後平均で言うと70人/日前後で一進一退です。本日時点の7日間移動平均は72.9名です。 一方で、重症化率は2月4日に2.2%まで下がったあとこちらも一進一退ですね。重症者数は増えや

          COVID-19考察(3月17日時点)

          COVID-19考察(1月27日時点)

          2ヶ月ぶりにやります。 2021年1月8日に緊急事態宣言が1都3県に発出されてからおおよそ3週間、感染者はやっと減少傾向に向かってきましたが、絶対数がまだまだ多いので全く予断を許さない状況です。 例によって、東京都の高齢者感染状況、並びに「重症化率」を見ていきたいと思います。最初はこのグラフです。 60歳以上感染者総数は、昨年末12月31日に初めて単日で200名を超え、そこから爆上がりしました。現時点では1月15日がピークで、400名を超えています。ちょっと前まで100名

          COVID-19考察(1月27日時点)

          フランク・ザッパ アルバムレビュー1(Freak Out - Chunga's Revenge)

          閉鎖してしまったウェブサイトから、フランク・ザッパ(以下FZもしくはFZ御大)のアルバムレビューをサルベージします。これ最初に書いてからもう25年くらい経ちます…現時点での加筆も多少加えながら行きたいと思います。 アルバムの情報を書き連ねることはあまりしません。(全編英語ですが)現在ではThe Big Noteと言う完璧なデータベース本がありますし、アルバムレビューもそこら中にあるので、ここでは私の私的な感想を記すようにしたいと思います。 Freak Out! (1966)

          フランク・ザッパ アルバムレビュー1(Freak Out - Chunga's Revenge)

          COVID-19 第3波まっただ中での考察(11月30日)

          11月30日、今月の中旬くらいから全国的な第3波まっただ中です。 今回恐ろしいのは、全国的にもれなく感染者数増加傾向が見られることで、新型コロナは「冬」と「人々の油断」を決して許してくれないんだ…とつくづく思います。 感染がどれだけ拡大しても個人が出来ることは限られているのですが、せめて状況分析と考察を行なう事で、今後の糧としたいと思います。 1.東京都の情勢 例によって、まずは東京都の状況分析です。 以前から書いておりますが、重症化率の定義は  日別重症者数÷過去2

          COVID-19 第3波まっただ中での考察(11月30日)

          【ブログ記事サルベージ】(日本の)民主党政権から何を学ぶか

          アメリカ大統領選と、民主党バイデン大統領誕生の経緯。 2009年~2012年の民主党政権誕生~終焉のプロセスに余りにも似ているので、第2次安倍政権発足直後に書いたブログ記事を再掲しておきます。 特に、民主党を恥も外聞もなく応援し続けた米大手メディアは、これからそのツケを大きく払うことになるだろう…と踏んでいます。 ============================ 2012年12月16日、衆議院総選挙が行なわれ、大方の予想通り自民党が大勝しました。 自民単独で296議

          【ブログ記事サルベージ】(日本の)民主党政権から何を学ぶか

          新型コロナ:9月20日時点での状況把握

          前回エントリから2ヶ月経ってしまいました… 上記のエントリの中で私は、4月・5月の第1波に比較して7月以降の死亡者・重症者比率が低いことに関し、次の2点を仮説として置きました。 ・皆マスクをして距離を取っているので、感染しても軽症で済んでいる ・重症化しやすい人への医療体制が確立され、治療が進んでいる 医療体制の拡充については、色々なところで指摘があり間違いないところだと思います。最近ですと庄司智春氏のYouTubeで、感染入院した際の様子が詳細に語られていましたが、酸素濃

          新型コロナ:9月20日時点での状況把握

          新型コロナ:4月に比べて重症者・死者の少ないことに関する考察(7月28日時点)

          6月中旬ごろから始まった感染者数の再増加。これに伴い感染状況は今後どのような経緯を辿るのか、ずっと考えています。 もちろん私は感染症専門家でも医療関係者でもなく、しがない町場のコンサルタントに過ぎないので、オープンデータを元にした考察が若干出来る程度です。ですが、仮説を立てることは自由ですし、こうやって書いておけば後々検証することも出来ます。 6月以降の第2波(便宜上こう呼びます)は、特徴として「第1波と比べ死者・重症者がかなり少ない」ことが挙げられます。 今日の検証対象で

          新型コロナ:4月に比べて重症者・死者の少ないことに関する考察(7月28日時点)

          Bill Bruford : 世界で最も革新的だったドラマー(後編)

          後編サルベージします。 5. セッションワーク さて、Disciplineクリムゾンと並行してビル先生はいろいろなセッションワークをこなしています。 有名なのはMoratz & Bruford辺りですが、筆者は余り好きではなく…よって省略。 ■教則テープ(1985年頃?) ビル先生が、Earthworks発表直前くらいにリリースした教則テープ。英語のテープに日本語訳のついた解説ブックレットが付いていました。 私、これを大学時代に憑かれたように聴き続けてました。が、車のボ

          Bill Bruford : 世界で最も革新的だったドラマー(後編)