番外編:Vanartsを選んだ理由
みなさま閲覧ありがとうございます✨
VFXアーティストの卵、ほんまです😄
前回記事でもお伝えした通り、term1の記事もひと段落したところですが、現状自分はterm4がちょうど開始したというところ😳
実はもう、授業内で就職の際に使うDemo Reelの原型もterm3の間に1つ作り上げてしまいました!
ひぇ〜
ワシこんなことできるんやで😤(フンっ)
っていうアピール映像なので、繊細に、そしてカッコよく仕上げていくのが課題。
Demo Reelに関しては今まで以上にうるさくなるからね、と言われ、やはり生徒一人一人によりビシッとコメントを残していく、そんなシビアな時を迎えたterm3ですが、
私はなんとありがたいことにチェックポイントずつお褒めの言葉をいただき、最終的に
"awesome, awesome, not much comment in there."
と言われて終了。
。。。えっ....??
いやぁ、、、、怖いなあ〜😅
シビアになるって言われてる中でこうも褒められると、素直に信じられない。😅
今までも、褒められてもそこまで評価が伸びないなんてことザラにあったので(海外あるあるですかね。お前あんなに褒めてたじゃんか裏切り者!ってなる。)、本当に、本当かよ、って感じ。
今まで先生の真似をすれば課題ができたものを、今度は自分のために自分でオリジナルのものを作っているわけですから、もう手探りで。
正解はないにしろ、自分はちゃんと突き詰めるところまで突き詰められているのか、より良いアプローチでより良いものを作れているのか、何も言われないともう気が気でない、本当に。。。😂
もっと細かいところまでダメ出ししてくれないかな…と思っちゃう。
とは言え、おかげさまでクールなものが仕上がってきている気もします😁
とりあえず先生の反応を信じて生きていこうと思う次第であります。
公開はスタジオへの応募と同時になるかと思いますので、まだお見せすることはできませんが、その内に…😉
さてDemo Reelと聞いて、おや、ということは?と思ったそこのあなた。
さすが✨鋭いっ
そう!
Demo Reelに手を出しているということは、ハリウッドVFXの凄まじい分業世界の中で、どの方向でスペシャリストになろうとしているのか、私の心が決まっているということです!!!(いえーいパチパチパチ👏👏)
これまで書いたかどうか忘れましたが、かなり迷走しそうな気配が濃厚だった私。
経緯はそのうち、就職の体験談としてお話しできればいいかなと思っております!
どのアーティストになるかは、何となくDemo Reelと合わせて、まだまだ非公表にしちゃいます
就職までのジンクスということにして心にしまっておきます😌
ポートフォリオ的なものにはガンガン載せますけどね!
コネと押し売り大事。
前置きはここまで。
今回はterm2の課題紹介に入る前に、せっかく区切りもいいので、
なぜほんまはVanartsを選んだのか
について書いてみようかと思います!
誰と比較するでもなく自分の話しかないので特にタメになる様な話はないんですが、ひとつの私の経験を共有して、
何をするにしろ、
こんな選び方もあるんかいな、こんな学校もあるんだな
というまた新しい物差しができたらいいかな、と思い、書くことにしました!
VFXの話をもっとせぇ!という方には物足りない回ですので、どうぞすっ飛ばしてくださいまし…🙃
それではスタート!
5つの理由
さて、現在Vanartsに通っている私ですが、Vanartsを知ったのは5・6年前でしょうか。
浪人生活を送っていた時でした。
いや何しとん、って感じですが、まあここには語りつくせない珍エピソードがわんさかありまして、それを人に分かってもらうべく一生懸命話そうとすると、5回くらいに分けないと間に合わないくらいの量になりそうなので、割愛。
端的に言えば、進路に迷走し過ぎてとりあえず映像の世界に逃げたら、それが進路になっちゃった、って感じです😅
素晴らしい動機があったわけではありません。
さておき、なんやかんやで映像に興味を持ったほんまですが、そこから何やかんやでVFXの道を目指すことに決めます。
ここも割愛。笑
あくまでも今回は、「なぜVanartsを選んだのか」ですからね!
VFXを学ぶにあたって、学校はいくらでもあります。
日本ならデジタルハリウッド大学がありますよね。
本場の北米地域であれば、それこそ数えきれないくらい学校があります。
大学の一つのコースとして学べる学校もあるし、Vanartsのような専門学校もあります。
学校一つとっても、それぞれ何年で修了するのかも違います。
そんな数多ある中でわざわざVanartsを選び取った理由。
それにはこの5つの理由がありました。
1:ILMで仕事がしたかったから
2:消去法でカナダしか残らなかったから
3:自分の気質からして、なる早で修了できるところがよかったから
4:学費が少ないところがよかったから
5:英語のボーダーが低かったから
やる気あんのか、って感じの理由の羅列ですが、どうぞお付き合いくださいませ。
1:ILMで仕事がしたかったから& 2:消去法でカナダしか残らなかったから
重なる部分が多いので、2つ一緒に書いちゃいます。
VFXの道を志す上で一番の大きなモチベーションでもあった、ILMで仕事をするという夢。
ご存知の通り(?)私はStarWarsにいたく感銘を受けた人間ですが、StarWars自体は幼い頃から好きということは無く、ただ機会さえあれば繰り返し観ていました。
私は兄弟含め家族と歳が離れているので一緒に遊べることが少なく、一人遊びに飽きるとStarWars含めVHS(我が家はVHSの民族でした)に録画したロードショーの色々な映画を観てましたね…懐かしい😍
余談ですが、この「家族と歳が離れている」ことこそが、年齢のわりに常に映画と隣り合わせで生きてこれた、大きなポイントの一つだなと個人的に思っていて、すごくありがたい環境だったなと思います。
当時は気づかなかったものの、小学生になるかならないかの時点で暇さえあれば映画を好きなだけ観れた環境、って結構映画好きにはたまらないものがある気がする。笑
それだけ時間と作品が手元にあったってことですからね、いま考えても贅沢。
知らないうちに、映画をみる時間というものが自分の中で特別な時間という認識になっていた理由かなとも思います。
私自身は決してStarWarsのリアルタイム世代ではなかったものの、親世代とは旧三部作で、兄弟とは新三部作で繋がれる、そんな存在でもあった作品であり、幼いながらもStarWarsに何か特別な気持ちがあったのも確か。
好きか嫌いか以前に、これさえ観れば家族や大人の誰かと会話ができる、そんな気持ちがあった覚えがあります。
ディズニープリンセスなどの映画で繋がれる親子もたくさんいると思うんですが、我が家はそっちではなかったな。
鑑賞自体はしてたし家族でその話もしなかったわけではないけど、あれですかね、ディズニー映画って良くも悪くも完成され過ぎちゃって、あーだこーだ言う間も無く余韻が終わる感じというか。
その点StarWarsはあえてとはいえ、色々ツッコミどころあるというか、こう、観ている人たちに余白を与えるので、観た後も勝手に盛り上がりやすいんですよね^^
もちろんそういう映画はたくさんありますが、幼い頃の我が家にとってはそれがStarWarsという作品でした。
とまあこんな調子で思い出深い作品の一つではありましたが、特に好きとも思っていませんでした。
好きだけど、他の映画と同じくらい好き、みたいな。
ただ、やはり親や兄弟とStarWarsについて話すとき、明らかに思いの深さが他の映画と違うので、彼らにとっても何か特別な作品なんだな、というのはなんとなく感じていました。
決して大好きというわけではないんだけれども(普通にここはおかしいとかも散々言ってました笑)、語れる部分が多いというか。
ここのシーンはこういう逸話があるよね、とか、これを観た時はこうでね、とか。
特に印象深かったのは、母親が20代前半の頃、第一作を映画館で観た時の話。
当時映画館の座席は入れ替え性ではなく、好きな場所に好きなだけ座れちゃう時代。
友達と、流行っているらしいとの理由でチケットを買った、「新たなる希望」のオープニング。
宇宙船が頭上からやってくる演出に何事かと圧倒され、そのまま息つく暇も無く映画が終わった。
全く新感覚で訳がわからなかったけど、「このままもう一回観よう」と座席に座り続け、2周したんだ。
すごく素敵な話ですよね😉
なんだかわからないけど、面白いことはわかる、とにかく観なきゃと思う映画。
私はそういうスタイルこそ最高のエンタメだと思います。
わかることが全てじゃないですから。
最近でいえば、私としては"TENET"に近い感覚だったのかな、と勝手に想像しています。
あれは入れ替えじゃなかったら多分2周してますね、私は笑
こんな感じでなんとなく私自身も、StarWarsは映画に触れる上で無下にできない作品なのかな、と常々思っていました。
そんなこんなで特に好きとも思っていないけれど特別な作品の一つではあったStarWars。
Freekを公言するほどに好きになったきっかけは、浪人中に改めて観たことでした。
ツッコミどころしかありませんが、当時私は特段やりたいことや行きたい大学もなく、かといって進学しないわけにもいかない、という二進も三進もいかないジレンマを抱えた浪人生活を送っていました。
何甘えたこと言ってんだ、って感じですが、
もちろん進学できる環境にいること、それが世間的には一握りの恵まれた環境であり感謝の気持ちを持って励むべきであると頭では分かっていました。
が、かと言ってどの大学・学部を選ぼうとしても何かしっくりこないことも確かだったのです。
そうは言っても同時に、何のスキルも意志も無い私みたいな人間はそれこそ、とにかくどこでもいいから進学しなければ道がひらけないことも理解していました。
語弊が生まれそうですが、進学できない人は何もできやしない、ということではなく、のらりくらりと世間的に言えばエリートコースを歩んできた、何もアピール材料のない私のような幼い人間が急に社会に出ても生き残れないだろう、と感じていたということです。
意思やスキルがない人間こそ、進学して形だけでも「大卒」という身分にならなければ社会に出る上で武器にならない、と。
〇〇がしたい!という立派な理由やアピール材料がなくたって、ただ進学するだけで武器を手に入れられるなら楽なもんだ、とも思っていました。
勉強さえすればいいわけだし、しかもお金もまだまだ出してもらえる。
勉強が嫌いというわけでもなかったので、一番安パイな進路でもありました。
お金を出してもらえて、しかも時間さえかければ社会に出るための武装ができる4年間なら、さっさと受験をクリアしちゃって、それでもしそのままこの道を進むのが本当に嫌なら、好きなことを4年間で見つけりゃいいじゃん、なんてことも思っていました。
だから進学できる環境にいることに決して不満はなく、そして自分は進学しないわけにいかない、と思っていたわけです😂
自分から学歴をとったら何も残らないことを自覚してました。
なんて空っぽなんだろうとも思っていました。
学歴あろうとなかろうと、プライドや夢を持って社会に出ている人たちが心底羨ましかった。
しかしそうは言っても、行きたい大学も学部もないことに変わりはない。
私の進学先はこれだ、と思うようにしたことも何度かありましたが、自分なりの理由や意思がそこにあるわけではないので、計画も立てられずとにかく勉強が進まず、やっぱりこれじゃない、ってなる。
それを繰り返すと、無理に決めても焦ってもいいことはない、と開き直り始める。
それでもとりあえずとにかく勉強すればよかったんでしょうけど、浪人生活は365日自由とはいえ時間がたくさんあるわけではないし面倒臭がりだった私は、とりあえずの勉強の方向性間違えたらそれこそ時間の無駄では、なんて思ってしまっていました。
現役はそれでやらかした記憶があったので、なおさらそういう気持ちになったのもありますが・・・
それでもやれよ、って話なんですけどね。。。
そんな風に血迷い倒した私はついに、勉強することに時間を割くつもりがないなら、ひとまずなんか興味の向くことをとにかくやって、とりあえず生きる楽しさを感じよう、と決心します。
別に辛いわけではなかったけど(勉強してないからね)、なんだかやっぱり、何の意思も活路も見出せてないのにやらなくちゃいけない、そのことだけに日々悩む、っていう時間は、楽しくはない。
浪人生という手前、勉強や進学以外のことに励むわけにもいかずなおさら逃げ道がない環境で、目が死んでいたことも確かでした。
後日談ですが浪人時代は、知り合い何人かに、だいぶ痩せたね、と言われてました。ちゃんと食べてたし体重が変わっていたわけではないのでやつれたんでしょうね、必死に勉強していたわけでもないのに笑
焦ってもどうにもならない、楽しくない、目は死んでいく。
やっぱりそういう意味では辛かったのかな😅
あーこのままだと私ダメになる、と勝手に思い込んだのか何なのかわかりませんが、そうやって浪人生活早々に逃避行を始め、その一つが幼い頃からの特別な時間という位置付けだった、映像鑑賞だったのでした🙃
きっと心の奥底で、幼い頃に家族と触れ合う手段の一つであった映像鑑賞に、すがる部分もあったんでしょう。。(なんてノスタルジック)
他にもフットサルやったり誰かと遊んだり気の向くままカフェに入り浸ったり、お金はありませんでしたが、やれる範囲で色々やっていました。
もちろん家族には内緒。
賛否あるかとは思いますが、これが初めて、自分の「好き」ととことん向き合い人生のターニングポイントとなった経験なので、触れずにはいられないのです。
そんなこんなで古今東西数多の映像を気の赴くままに鑑賞しまくった私ですが、ちょうどその時、年末にStarWarsの新作が10年ぶりに公開されることをどこからともなく聞きつけます。
特に好きとも思っていないけれど、心に残る作品だったStarWars。
家族や世間の大人と繋がれる作品だったStarWars。
浪人生活で孤独を極めていた自分にとっては感慨深いニュースであり、これは改めて観返さなければ、と思った瞬間でした。
手段には触れませんが(察して。)お金が無いなりにどうにか6作全てを観直した私は、ついでにと家にあった映画のパンフレットを何の気なしに読み返し、そこに込められた世界観やテーマの壮大さに、一瞬で心を奪われてしまいました。
さらに家に人がいない時間を見計らって、公式VHS(まだDVD買ってなかった)に収録された舞台裏的な映像も観まくり、ネットで情報を漁りまくり、
StarWarsは常に映画界、技術の世界どちらでもトップランナーであったこと、そこに込められた製作陣の熱い想い、そういったものを知ることとなりました。
ああ、なんて素敵な世界だろう。
この世界にいつまでも触れていたい。この世界にどっぷり浸かっていたい。
そう強く思いました。
その想いだけが、何のスキルも意思もなく、血迷って二進も三進もいかない浪人生活を送っていた自分にとって、唯一の逃げ道であり救いであり希望となりました。
きっと何の作品でもよかったんだろうと今なら思います。
作品じゃなくたって、アイドルさんや俳優さんや人生のパートナーを見出す可能性だってあったでしょう。
たまたまタイミングよく触れたのが映像作品でありStarWarsであっただけで、もしかしたらHarryPotterだったかもしれないしStarTreckだったかもしれないし、坂道グループだったかもしれないし舘ひろしさん(急に)だったかもしれないし、わかりません。
が、当時の自分にとってはもう、これがあれば自分はどんなに道を見失っても帰ってこれる、支えとなって生きていける、そんな風に世界をガラッと変えてくれた存在がStarWarsでした。
オタクやファンになるって、こういうことですよね🤣
そして、このStarWarsという世界が新作公開に伴ってこれからも広がっていく可能性を知った私は、何とかしてこの世界にのめり込んでやろう、と思うのでした。
俳優になる、監督になる、メイクアップアーティストになる、色々道がある中でVFXを選んだ理由は、消去法。😳
他がやれそうになかったことや、どうにもStarWarsに関われる保証がそこまで無いこと、そして自分は手ずから何かを作る方が好きだったことなどを踏まえ、VFXのことをよく知らないのに、これっぽい、と決めたのでした。
他に比べて働き方がサラリーマンに近いため、やることさえやれば働き続けられる、キャリアも積める、そういった点が自分にとってやりやすい分野かなと思ったことも理由です。
そうやってVFXの道を初めて志したほんまは、StarWarsの世界に浸かることが最終目的ですから、当然、ILMに就職することを夢見始めます。
就職するなら日本で学ぶよりスタジオがある場所で学んだ方がコネも増えて可能性が広がるだろうと考え、ではそもそもILMはどこにスタジオを持っているのかを調べます。
すると、
サンフランシスコ、バンクーバー、シンガポール、ロンドン、シドニー
というラインアップ。
この中からバンクーバーを選び取ったのも、消去法。😓
ーサンフランシスコ→アメリカ嫌い(ごめんなさい、ただの食わず嫌いです😅)
ーシンガポール→明るい北朝鮮との異名を持つ独裁国家に住みたくはない(ごめんなさい、ただの偏見です😅 観光したことありますよ、楽しかった😆)
ーロンドン→ビザや就職の条件が厳しくて留学どころじゃなかった
ーシドニー→この当時はなかった!
というわけで、必然的にバンクーバーしか残りませんでした😂
楽な道を探してしまう面倒臭がりのほんまの選び方です。。。
長くなりましたが、こんな経緯で、まずはバンクーバーという目的地が生まれ、Vanartsを選ぶ一つの理由ができたのです😌
ちなみに大学受験は、やはり最後まで特段勉強もしませんでしたが、VFXの夢という一つの軸があったことで、
忙しくない(映画をとことん楽しみたかったから)・そこそこ納得感あって周りに文句言われにくい偏差値・自宅から通える
という3つの基準から無事志望校も決まりサクッと進学することができました😅
決めりゃ早い。
こんな私に学費を出してくれた親にも感謝です。浪人中の生活は内緒だけど。(きっと何か感づいてはいたのではとは思うけど。)
さらにちなみにですが、現在ILMへの夢は胸にしまっております。
というのも、単純にVFXそのものが楽しくて就職できるならどこでも嬉しいというのが一つ。
そして何より、若手はインターンが基本で就職ができないので、お金がもらえないのです。
プライスレスな経験が積めることは確かなので目指すべきだろうとも思いますが、ほんまは正直に働いた分のお金は欲しいです!笑
就活はこれからなのでまだまだ分かりませんが、そんな感じです🤣
3:自分の気質からして、なる早で修了できるところがよかったから
何だかまたふざけた理由だなんて思わずにおつきあいください。
ここまででだいぶお気づきかと思われますが、ほんまという人間は、今すぐやる必要のないことだと思ったことに対してとことん逃げ腰。
浪人時代は気づかなかったけれど、あの当時の態度はこの気質も大きく関わっていたのではないかと思います。
決して褒められたものではありませんが、気づいたなりに物事を選択できるようになったのはある意味成長かなとも思っております。
VFXが学べる学校は本当にさまざまで、州立大学や専門学校、私立、国立、色々な選択肢があり、修了年数もそれぞれでしたが、
いくらVFXをやりたいとはいえ、2年、3年もかけてじっくりやっていくルートで自分が耐えられるとも思えませんでした。
私のこれまでの成績の特徴として、最初は真面目に楽しく取り組んでめちゃめちゃいいのに、だんだんと頑張る必要性を感じなくなり逃げ腰の自分が出てきて手を抜くことを覚え始め、最終的に大してよくもない成績になっていく、というのがお決まり😂
なのでぱぱっと修了できる学校じゃないと、また何か血迷い始めるんじゃないか、という恐怖心がありました😞
大学卒業してから学校に通うことが前提であったため、浪人して更に四年、また更に数年の学生生活を送ることになる、という未来も自分にとってあまり想像したいものではありませんでした。
やりたい仕事が決まっているのに私はまだ学生生活を送っている、、、という状況に耐えられるほど自分は我慢強くないだろうなと。
というわけで学校を探していくと、なんとVanatrtsは一年で修了するらしい。
そして卒業生たちはしっかりキャリアを積んでいる。
留学エージェントの方に聞いても、業界でも定評のある学校だというのだから、これはもう選ばない手はありませんでした。
もちろん修了に2、3年かける学校に通えば、技術のみならず教養も含めたくさんのことが学べるでしょう。
教養的な知識は私も好きなので正直迷いもありました。
が、どう考えても私はさっさと終わらせないとやばい人間。
痛い目を見る前にここは欲張らず、専門学校でみっちり技術を習得しよう、という結論に至りました。
というわけで、一年で修了するVanartsが候補に入りました。
4:学費が少ないところがよかったから
繰り返し書いていますが、VFXを学べる学校は本当に種類が豊富です。
学費の面でもさまざまでしたが、基本的な傾向としては当然、公立が一番安いです。
修了年数は2〜4年ですが、それでも修了年数が短めの専門学校より何倍も安い。
そういう意味では、公立に通って教養含め単位をじっくり取って学んでいくスタイルがいいのかな、とも思いました。
が、自分としてはやっぱり働くために学ぶことが一番の目的でしたし、一年で修了できる学校があるということはじっくり学ぶことは働く上で必ずしも必要な条件ではないのだろう、と予想。
費用で学校を決めるより、自分の性質や気持ちをできる範囲で優先しようと思いました。
そうは言ってももちろん予算には限りがありますから、その中でも学費が高すぎないところ、を選ぶことに。
Vanartsは私立専門学校の中でも本当に良心的な学費設定でした😂
一年で終わるから、というのもあるのかな?
新卒社会人の平均年収で回収できるかな、くらいの学費です。
他の私立専門学校より断然安いです。
さて、当然のようにお金の話を自己完結させているので、なんかそれはおかしくないかい?と思った方もいるかもしれませんが、、、
VFXを学ぶ上でかかる費用に関しては自分名義で払う前提で全てを決めていたので、そんな感じの思考回路で語っております🙃
大学卒業する後にやることですし、勝手にやりたいと言っていることなので。。。
少し援助してくれたらいいな、と思わないでもありませんでしたが、そのつもりで話を進めたらそれはそれで大変なので。。。
ちなみに奨学金があるのかどうかですが、私の進路として
Vanasrtsは専門学校であること
卒業後に日本または居住地域または在学している大学に帰ってくる保証がないこと
などの理由で、大学の制度、政府の制度、自治体の制度、いずれも使える奨学金はありませんでした。
公的な機関が留学にお金を出してくれるのは、留学して得た経験や知識を留学前に在籍していたコミュニティーに還元してくれる可能性を前提にしているから、なので当たり前と言えば当たり前。
留学する人材そのものがコミュニティーの財産ですから、留学というよりもはや海外で働きます、住みます、という人に関しては、勝手にどうぞ、なんですね。
民間の奨学金制度もありますが、倍率がとにかく高いので、あるものと思わない方がいかなと思います。
応募条件も当てはまるのか当てはまらないのか分からないことが多くて、チャレンジすることもなく諦めました。
でも、本気で考えている方はトライしてみるべきだと思います!
参考までに🙂
5:英語のボーダーが低かったから
最後の最後まで、お前は本当にやる気あるのか、と思われそうな理由ですが…😅
留学するなら当然問題になってくるのが、言語の壁。
VFXに関しても、どの学校に行くにしろ、ある程度の英語力を証明するのが基本です。
言語の基準が満たないことだけが理由で不合格になることがあるのかどうかは知りませんが、このレベルが必要です、と言われているものはやはりクリアしていくことが前提かと思います。
多くは、「〇〇テスト✖️✖️点以上」という形で基準が明記されています。
さて、そんな中で私が思ったのは言わずもがな
英語のためのテスト勉強なんてめんどくさい。。。
どこまでもこういう思考回路の人間です😅
でも、ここは言い訳させて欲しい。
だって私はVFX学びに行くんです。
英語を勉強しに行くんじゃない!
なんで単なる応募の段階で、応募の時だけに必要なテストのために勉強しなきゃいかんのよ。
屁理屈ですか?😗
でも私は、これから使うわけでもない単なるテスト対策にしかならない英語の勉強は、はっきり言って無駄、と思ったんです。
英語を勉強しに行くわけでもないのに。
あくまでも私の目的はVFX技術を習得することであって、英語はそのためにどうしても必要なツールでしかない。
英語の習得が目的ではない以上、応募のためだけの基準点をクリアするために、時間とお金をかけるのは全くもって意味がわからなかったんです。
テストもお金結構取られますからね。。。受かるなら早く受かりたい。
それまで英語の公的なテストを受けたことがなかったし、英語圏で生活したり喋る環境にいたこともなかったけれど、
英語ができるできないのボーダーはよく分かりませんが、私は何事に関してもやたら勘がよく、英語に関してもありがたいことに勘がちょうど良く発揮されることが多く、たまに出くわすネイティブに褒められていました
留学したことあるっしょ? ー したことないでーす、センキューベリマッチョ!
みたいな。
自分でもなんでかは分かりません。とにかく勘が良いとしか。それに頼りすぎてあちゃーなんてことももちろんありますので良し悪しかと😅
堅い能力はありません。
そんな経験もあって、英語なんてただの言葉だしテストなんてただのテスト、という可愛くない気持ちが先行していたこともあります。(クソガキですね…)
まあとにかく、しおらしく英語の勉強をしてテストを受けることに抵抗感マックスだったんですね😂
やれば済むのにね。
本当に、必要以上の労力をかけたくないマンでした。
そうは言っても英語力の証明はどの学校でも必要ですから、嫌でも何かしらテストをやらねばなりません。
そこでよく見てみると、学校ごとに認められるテストの種類が若干違うことに気づきます。
そしてVanarts。
なんと、TOEICがあるではないか…!
TOEICっていわゆる日本人に優しいというかなんというか、まあ巷の話ですが、日本人向けのテスト、なんて言われちゃうやつです🤣
一般的にメインのテストとして採用されることはほぼ無い(はず)。
受けたことはないけど、そんなんでいいならいいじゃん!ってほんまが簡単にほだされたのは言うまでもありません。😂
しかも基準点そこまで高くなかったんですね。
これならさっさとクリアできるに違いない。ミスっても二回くらいで終わるっしょ。
そんな舐めた態度と共に、Vanartsを進学先の最終候補へと選んだのでした。
ちなみにテストはありがたいことに一発でクリアできました。よかったよかった😊
そして現在
こんな5つの理由でもって選んだVanarts。
中には、
そんな理由?😅
と思えるようなものもあったかと思います。
でも、最終学期の今から考えてみても、こんな選び方をしたことを全く後悔していません😊
だって、VFXはおろか扱うコンピューターソフトにおいても何一つ触れたことのないポンコツだったほんまが、一年もたたないうちに今では、「ILMに就職できるね!」(もちろんジョークです🙂)と先生に言われるまで成長できたんです😳
Vanartsは間違いなく良い学校です😌
もちろんどの学校を選んだとしても、結局は本人がどうするか、それが何より大事な要素です。
Vanartsを選べと言うのではなく、私はこんな選び方をしました、そして私はそれを後悔していません、ということだけです。
VFXを学ぶ学校を探している方や、ただ興味本位でものぞいてくださっている方々に、
こういう選び方したんだな、ありなんだな、こいつの思考回路ってこんなんなんだな
なんて思っていただけるだけで、このnoteの意味は大いにあるんじゃないかと思っております。
数年前の進路の迷走具合も、だいぶ端折ったもののある程度は赤裸々に書いてあるので、こんなやつでもなんとかなるもんだな、なんて誰かの希望にもなれたら良いなと思います。
…真似はしない方がいいと思うけど。
追記:バンクーバーに来ちゃった。
てでーん。
突然のお知らせですが(Twitterには書きましたが)、先日バンクーバーにやってまいりました!
卒業まで3ヶ月もないけど、ひとまずこの3ヶ月だけ。
就職もどうなるかわからないのでね😅
今は夏に入ろうかという時期で、皆が口を揃えて、
「一番いい時期だ!!絶対気にいるよ!楽しんで!!!!」
と言ってきます。
ふーんて感じでしたが、実際まじでいい。笑
冬と違って気候が安定しているし、日差しもそこそこあって、そして暑くない。
今20°超える日ありません🙃
ちょっと肌寒いくらい。
日本は30°超えの日々らしいですね。。。日本の皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
そして街並み的には緑がとにかく多いので、日差しによく映える!!🌳
本当に綺麗な場所です😆
なんですが、今は入国したばかりで隔離中なので、全然お外を楽しめません。Taxi移動の途中で眺めるだけ🥲
早く皆さんに共有したいなーなんて思うこの頃です。
そしてそして、バンクーバーに来たタイミングで、SNSを新しく開設しました!
今は隔離中なのでその話題がどうしても多いのですが、いずれは学校生活や日常、街並みなどを共有する場になればいいな、と思っておりますので、
バンクーバーやVFX、映画に興味のある方、気兼ねなくフォローしていただければ嬉しいです😆
Instagram⬇︎
hiromi_vfx_vancouver
Twitter⬇︎
@HirommiVancouver
でそれぞれ検索してくださいね✨
(ごめんなさい、ちょっと埋め込みがうまくいきませんでした。)
今のところ、
ホテルの食事こんななんだけどおもしろ
Taxiのおっちゃんにこんなこと言われたわ
ぐらいの投稿です笑
そのうちね。充実させたいです。早く隔離おわんないかなーっ
ではでは長くなりましたので、この辺で失礼します!
いつも通り、コメントやスキ、どしどしお待ちしております!^^
何か思うこと、疑問に思ったこと、SNSでもnoteでもいいので、遠慮せず伝えてくださいね😌
それでは〜あでゅ〜🖐
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