取手アートプロジェクト・クロニクル

2024年度に25周年を迎える取手アートプロジェクトがパートナーアーティスト、羊屋白玉…

取手アートプロジェクト・クロニクル

2024年度に25周年を迎える取手アートプロジェクトがパートナーアーティスト、羊屋白玉とともにこれまで様々に関わった人びとに出会い直し、話を聞き、未来を見据えた公演作品の制作をめざします。 https://toride-ap.gr.jp/location/chronicle

最近の記事

【フィールドノート】取手滞在23〜26日目|2024.9.19-22|阿部健一

9/19(木)都内でこの日にスタートする案件があり夕方まで現場にいたため、池袋を19時くらいに出て取手には21時前に到着する。この日から三連休までが今回の取手・井野団地滞在の最後のフェーズ。幸い湾岸部の職場への通勤は数日お休みなので、ほとんど取手にいられる予定だった。 2ヶ月くらい仕込んでいた企画が無事に始まった〜お疲れ自分たち〜という労いもありお酒を飲もうというマインドで常磐線に揺られる。コンフリと思ったが先に何か食べたかったので東口のむらこ志屋へ。隣のおじさんがチャーハ

    • 【フィールドノート】取手滞在21〜22日目|2024.9.15-16|阿部健一

      9/15(日)都内を17時くらいに出て、18時半頃に取手に着く。動き回っていた一日で暑さにもやられており、電車内はほとんど眠っていた。 この日は団地の部屋の主・平井さんと久々に会える日だった。帰宅が21時頃ということだったので、まずは先日駆け足になっていたビバ内ギャラリーでの展示を見にいくが、17:30までだったので入れず。リベンジするとしたら明日しかないが果たして。 自転車で団地へ。お金を下ろしにセブンイレブンに寄ると、なんだか月が印象的だった。取手は月や星がきれいに見

      • 【フィールドノート】取手滞在19〜20日目|2024.9.13-14|阿部健一

        9/13(金)18時半頃に新宿を出て、19時45分頃に取手に着く。 午前中世田谷で仕事があり、遅くとも14時くらいには解散になるだろうからまっすぐ向かえば15時半くらいに着くなーと思っていたのだけど急遽新宿の美容室に行った。この日を逃すと月末まで髪を切る余裕がない、しかもお世話になっている美容師さんが来月からアメリカに行ってしまう、どうにか今月中に行かねばならない、ということで数時間の隙間に詰め込んだ。 それでも19時過ぎにはつけると思っていたが、三連休前でお店は忙しく、また

        • 【フィールドノート】取手滞在16〜18日目|2024.9.6-8|阿部健一

          9/6(金)数日、仕事の関係で都内で過ごした。都内の職場に昼から夜、朝から夕方と出勤し、隙間でオンラインミーティングや買い出し、調べ物をしていた。 この日は朝から取手に向かうはずだったが、荷物の受け取りや急ぎの連絡に追われ気がつけばお昼。新宿の世界堂での買い出しも済ませ、山手線→常磐線→つくばEXと乗り継いで守谷駅に向かう。 守谷駅に来るのは8/27についで2度目。前回は夜だったので明るい守谷は初めて。取手駅よりも新しい時代に整備された駅前というかんじがする。守谷駅前にも東

        【フィールドノート】取手滞在23〜26日目|2024.9.19-22|阿部健一

          【フィールドノート】取手滞在14〜15日目|2024.9.2-3|阿部健一

          9/2(月)仕事が終わり、取手へ。17:30くらいに職場を出ると大体18:45くらいに取手駅につく。別の仕事でいろいろなものを発注していて、それが続々と自宅に届くので、都内の仕事との兼ね合いだけでなく荷物の受け取りとの兼ね合いも出てきて落ち着いて取手に滞在する時間がなかなか取れていないけれど、一定の時間過ごせそうなタイミングでは極力取手に帰っている。 この日は20時から1件、21時から1件それぞれオンラインの打ち合わせがあったのでそれに間に合うように帰宅する必要があった。

          【フィールドノート】取手滞在14〜15日目|2024.9.2-3|阿部健一

          【フィールドノート】取手滞在11〜13日目|2024.8.27-29|阿部健一

          8/27(火)集中稽古が終わってひととき都内に戻ったが、ふたたび取手・井野団地へ。稽古のあいだは帰って寝るだけに近い生活だったのでフィールドワークとしてはここからが始まりといってもいい。しかし都内での仕事もあるのでフィールドワークだけに専念することはできない。それはそれで取手らしい気もする一方で、どこでどんな時間を過ごしていくかはやや計画的にしないといけないななどと思う。 この日は都内での仕事を終え、守谷にあるTAP事務局で出演者のお家に晩ご飯を食べにいく。職場のある都内湾

          【フィールドノート】取手滞在11〜13日目|2024.8.27-29|阿部健一

          【フィールドノート】夏季集中稽古|2024.8.21-25|羽原康恵

          いよいよTAP25周年公演の制作が走り出した。私にとっては文字通り42年来、生まれてはじめての”集中稽古”の5日間。 発表がある演劇公演をゼロからつくることも初めてだし、ましてやここまでは自分が演者の側になる可能性があると正直思っていなかったのだけど、今回は演者として振る舞うことの方が多くなっている(制作に一緒に入ってくれている取手歴1年のuniのおふたりが、マネジメントの部分と制作を行き来してくれることを明確に理解した期間でもあった)。 今回の5日間のメインは「プレイバッ

          【フィールドノート】夏季集中稽古|2024.8.21-25|羽原康恵

          【フィールドノート】夏季集中稽古の5日間|2024.8.21-25|阿部健一

          8月21日から25日までの5日間、来年3月の公演関係者が集まって集中稽古が行われた。稽古場は取手駅前のたいけん美じゅつ場(VIVA)。 演劇の稽古というと一般的には台本を読んだり動きや演技を積み上げていく作業だけれど、今回の上演にはまだ台本らしい台本はなく、取手アートプロジェクトにまつわる「これまでのこと」を前にしてどのようにわたしたち(関わりのあるひととよそ者の混合チーム)と観客で状況をわかちあうか、何のために/何をわかちあうかという次元からこねくりまわしている。その過程の

          【フィールドノート】夏季集中稽古の5日間|2024.8.21-25|阿部健一

          【フィールドノート】取手滞在5日目|2024.8.20|阿部健一

          いまこれを書いているのは集中稽古最終日の8月25日の朝で、遠い昔のように感じるけれど当日に残していたメモをもとに書き留めておきたい。 朝起きると前日に干した洗濯物にとまっていたセミが同じ場所にとまっていた。困ったなと思って少し洋服を動かしたらベランダにコロッと落ちた。このセミは洗濯物にとまったまま死んでいたのだ。夏ももう終わりに近づいている。そういえば空に浮かぶ雲もどことなく秋の入り口っぽい。 ゴミ出しについて全然わからないまま団地生活が始まったのだが、キッチンに貼ってあ

          【フィールドノート】取手滞在5日目|2024.8.20|阿部健一

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.24|長津結一郎

          早朝に何度か目がさめてしまう。熟睡できぬまま7:30ごろもぞもぞと起き出してシャワー。二日酔いではないが胃腸の疲れを感じる。朝食をカットしておいてよかった。 荷物をまとめてチェックアウトし、アトレ3Fのスターバックスで紅茶を飲みつつこの日記を書き始める。 10:00少し前、羊屋さん、阿部さん、ゆいさんとアトレの開店を外で待つ(3Fはスタバ以外は10:00開店)。入店し、今日の稽古場を整える。 10:30、これまたTAPでお世話になった地域の方が来られる。顔を見るなり覚えてい

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.24|長津結一郎

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.23|長津結一郎

          9時前に起床。残した食材を片付けるべくごはん、納豆、ヨーグルト。梨をむくとしっかり腐っていた。この日は利根川荘をチェックアウトする日なので、広げた荷物を片付け、慌ただしく梱包。自分にはトイレ風呂が共同で、居室は個室、という宿の形式が合っているなと感じる。 羽原さんが藝大でヤギの世話をしてから駅周辺に戻る、というので、車に乗せてもらう。ヤギにも最後のごあいさつ。初日に演じたプレイバックシアターのアクターでもあるヤギの姿も見る。 道々で、豚が屠殺場に運ばれていくトラックを目にす

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.23|長津結一郎

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.22|長津結一郎

          きのう羊屋さんが北海道からのお土産でくれた鮭醤油のざるラーメンをゆでて食べる。食材を残しておくわけにもいかないので、納豆、ヨーグルト、麺という謎の取り合わせの朝食になる。そういえば梨も買ったことを思い出し、皮を向いてひとつ食べる。9:00すぎから断続的に2時間半、福岡の仕事や研究の仕事の関係のオンラインミーティングをそのまま補食室で。途中、掃除をしてくれているスタッフさんが顔を出してくださるが、あいさつはできず会釈だけになってしまう。 11:59のバスで取手駅へ。330円と

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.22|長津結一郎

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.21|長津結一郎

          ベッドのところにエアコンが直であたっているからか、よく眠れた感覚はなく、のそのそと起きる。1Fの「補食室」と呼ばれていたらしい食堂に行き、きのうBig-Aで買ったレトルトごはん、納豆、ヨーグルト、レトルトの味噌汁で簡単に朝食。取手はごみの分別がたいへん不思議で、燃えるゴミとして捨てて良いのは紙、木、生ゴミ。それ以外は燃えないごみとする。他に缶やペットボトルなども分ける。こんなに燃えないゴミにしてしまっていいのだろうかと思う。 滞在期間中はほかに泊まっている人はいないらしい。

          【フィールドノート】取手創作合宿|2024.8.21|長津結一郎

          【フィールドノート】取手創作合宿| 2024.8.20|長津結一郎

          きのう荷造りしておいたキャリーケースとともに、自宅のある福岡県糸島市からバスに乗って天神、そして電車で職場の大学へ。学生面談とオンライン打ち合わせ、対面打ち合わせ。面談も打ち合わせも、毎回次の宿題をかちっとセットしていく感覚。個人的に懸案だった事項も、川の水が流れ始めたようですっきりとした気分。お昼はスタッフとお好み焼き屋にいくはずが定休日だったので、仕方なくもうひとつのお好み焼き屋へ。いくはずのところよりも量が少なめだったのでリベンジを誓う。 夕方、福岡空港へ。飛行機が満

          【フィールドノート】取手創作合宿| 2024.8.20|長津結一郎

          【フィールドノート】取手滞在3~4日目|2024.8.18-19|阿部健一

          8/18(日) 都内の仕事が朝から夜まで立て込み、台風も接近していたためこの日までは都内で過ごしていた。 仕事が休みだった8月18日(日)は日中にプレイバックシアターのWSを受けた(このことは別途書くかも)。WSから帰宅して荷物を用意したり自宅でないと返せないメールの返事などを済ませたら取手に向かった。 本当はもう少し早く着く予定だったけれどいろんなことがずれ込み、パンパンに荷物の詰まったIKEAの一番大きな青いバッグを背負った状態で22時過ぎに取手駅に着く電車に乗る。日

          【フィールドノート】取手滞在3~4日目|2024.8.18-19|阿部健一

          【フィールドノート】取手滞在1~2日目|2024.8.13-14|阿部健一

          8/13(火) キャリーケースを引いて、16時過ぎに取手駅に到着し、2分後に発車する井野団地行きのバスに乗った。東口の降り口付近の車両に乗れば2分あればバスに飛び乗れるみたいだ。バスの時刻表は事前に調べておいた。基本的に1時間に4本出ているようだ。最終が22時なので、22時まで都内で勤務の日にはバスがない。自転車で駅まで来ておくか、歩いていくか。 バスには「井野団地」とだけ大きく表示されている。都営バスのように記号とか数字とかはなく、井野団地。実際団地と駅前の往復路線なので

          【フィールドノート】取手滞在1~2日目|2024.8.13-14|阿部健一