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40年前と今の弾き語りなど

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ナイロン弦ギターの弾き語りを中心に、たくき よしみつ、Jin Soda の演奏をどうぞ。https://youtube.com/tanupack にはもっとたくさんの楽曲が登録さ…
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セロジャン・プロジェクト

セロジャン・プロジェクト

15年くらい前、川内村時代に思いついた「セロジャン・プロジェクト」(チェロとジャンベのアンサンブル実験)は、考えただけで実行に移せなかった。
新作がなかなかできない古希のジジイになった今は、出来の善し悪しや意義をあまり深く考えないで、とにかく音を残そうという気持ちでやってみた。

1週間後、なんかゴチャゴチャしていると思い、セカンド・チェロとパーカッションを抜いて、チェロ一本と生録のジャンベ1個だ

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セロジャン・プロジェクト

チェロとジャンベのアンサンブル実験。15年くらい前に考えたまま放りだしていたのを、古希になった今、出来の善し悪しや、やることの意義などを深く考えず、とにかくやってみる、音を残してみるという気持ちで……。
チェロはEWIでSWAM Cello3を演奏し、MIDIではなくオーディオとしてLogic Proで録音・編集。

Waltz for Frogs 完成

Waltz for Frogs 完成

「ラジオ体操第一からインスパイアされてシネフィルっぽいオリジナルを作るプロジェクト」? がようやく完成した。
タイトルは「五次元ワルツ」とか「Waltz #68 」とか考えついたのだが、YouTube用に動画化する際、映像がなくて最近撮ったカエルの写真を並べているうちに、「Waltz for Frogs」でいっか……となった。

これまでの道のりを振り返ると、
1)ラジオ体操第一をEWIでやってみる

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『無言歌』とAI ~文芸とは何か?~

『無言歌』とAI ~文芸とは何か?~

『麗しき距離~鶴の飛翔~』に続いて、やはり聖光学院の同窓生(11期)・小松洋くんが中学時代に書いた詩にあたしが曲をつけた『無言歌』を一発録りしてみた。
何年か前、Martin、アントニオ・サンチェス、Parcerの3台を売り飛ばしたとき、Conde Hermanosも一緒に売るかどうかちょっと悩んだ末に手元に残した。もう弾くことはほとんどないだろうと思いつつ、これだけの銘器を簡単に手放すのが躊躇わ

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土の地蔵 ~聖光学院時代「文芸同志会」の想い出~

土の地蔵 ~聖光学院時代「文芸同志会」の想い出~

爺のリハビリ一発録りシリーズは、リハビリというより、「昔作った歌を今も歌えるかどうかじたばた試しながら老いを実感しつつしみじみするしょーもないシリーズ」(長い)になっている。

小松くんが中学生のときに書いた「麗しき距離(ディスタンス)」という詩に、あたしが大学入学後に曲をつけた作品があって、Amキーのシンプルな曲なのだが、一部の人たちには人気があった。
単純な構成だけに、訴える力が強いのかもしれ

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爺のリハビリ弾き語りシリーズ?

爺のリハビリ弾き語りシリーズ?

指がどんどん動かなくなる。声が驚くほど出なくなっている。
老化というよりは怠惰が原因なんだよね。
昔作った曲を今演奏するのは新しい曲が書けなくなったからだと認めるようでいやだったのだが、新しくもっといいものを作らないと、と思いつつ、昔の曲も演奏できなくなっているのはもっと情けない。リハビリのつもりで毎日5分でもいいからギターに触ろうと思いつつ、その5分すら続かない。ほんっとにダメなやつだな>オレ

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2つの音だけで作った曲 Two Note Waltz を弾き語り一発録りで

今度の正月で古稀を迎える爺は、気力・体力の減退が止まらない。
人に会わない、外出もしない日々なので、意識してリハビリをしないとたちまち火葬場が近づきそう。
というわけで、昔の曲でもなんでもいいや、と、なりふり構わずこんなこともしてみる。

おっさんジャンケンは最強 ~NK細胞を保つために

戦時下で生き延びるために、いろいろやってみる。
気力が完全に失せたときがやられるとき。

祈りのような、嘆息のような、静かな試み?

今の人間世界に魅力や未練を感じられなくなってしまった爺。
でも、マスクをさせられ、周囲の人々の素顔さえ知らずに育つ子供たちを見ていると、こんな無力な爺にも何かできないかと、どうしても考えてしまう。

子供の感性は大人には計算できないところがある。爺は小学生のとき「森トンカツ」という替え歌を日本中に流行らせたという経験を持っているが、あの頃の感性はとっくに消えてしまって思い出せないし、なぜあんな「大
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YouTubeのタヌパックチャンネル、「Guitars」リストを聴いている夜

YouTubeのタヌパックチャンネル、「Guitars」リストを聴いている夜

こじらせ爺のリハビリはなんとか続いている(かな?)。
バーチャルバンドセッションを久々にやって神経がヘトヘトに疲れたので、今日は松子(my main guitar)の音でも聴いてダラダラと時間を過ごそうと、YouTubeの自分のチャンネル(https://www.youtube.com/@tanupack)を開き、「guitars」という再生リストを垂れ流している。

皮肉なことに、リストのいちば

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変調・七つの子

ギターも弾けなくなってる、声も出なくなってるということに気づいて、少しずつリハビリをしているのだが、聴かせる相手もいない孤独な作業は、健康維持のためにスクワットしたり歩いたりするのと同じ。肉体がどんどん弱っていくことへの抵抗という意味しかないので、決して楽しいものではない。

音楽については、現世ではほとんど意味のないことだったと感じる。
自分にとっては生涯でいちばん価値があることだと思っているけ
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赤とんぼ+ minor version 弾き語りで

アルバムにも生ギター1本で入れた『赤とんぼ+』。マイナーバージョンで歌っていると、最初からこういうメロディだったような気になる。
もちろんメジャーのほうがいいんだけどね。
こういう元気が必要な時代には、敢えてマイナーで……??
今回のギターは茶位幸信工房に特注した「松子」。製作は茶位さんの一番弟子だった小林一三氏。表板はドイツ松単板。横裏はローズウッド単板。棹はホンジュラスマホガニー。クリアで締ま
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元気になるようにブースター 爺の変調シリーズ第2弾

「ドレミの歌」もそうだけど、「ファ」が難関である。
今はどこも苦しい……日本も壊滅寸前でありますね。
暗~い歌を元気に歌って乗りきりましょう。

変調シリーズその1(続くのか?)

『新釈・クレムナの予言 タラビッチが見た2025年』の執筆が終わって、なんか気が抜けてしまったというか、毎日身体が重いし、気力がどんどんなくなっていく。
このままでは一気に老化が進み、この世の大変化を見る前に死んじゃいそうなので、自分に気合いを入れるためにとりあえずカメラの前で歌ってみた。
気力が足りないので、マイクは立ててない。ポケットカメラ(SONY RX100Ⅲ)で録画しただけなので音は無加
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