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9月19日 コロッケは一人で作れない

今日は一日中手芸をしていた。
アイディアがどんどん浮かび、早く形にしたい気持ちが強かったようだ。

苦手な朝起きもすんなりとクリアし、久しぶりに7時台を指す時計を見た。

彼(くぼ)と一緒に朝ごはんを食べ、いってらっしゃいをする。当たり前な日常だけど、4年半の遠距離を経て同棲をした私たちにとってはどれも特別な瞬間。仕事に行く時、そして帰ってくる時、誰かが家にいると思うと安心するのはなぜだろうね。

それから14時まで作業に没頭し、あやうくお昼ご飯を食べ損ねるところだった。そんなに何を作っていたのかというと、次のイベントに向けた新しい商品である。先日古本市で出会ったお客様から、SNSを通して嬉しいメッセージをいただき、出会った方に楽しんでいただくには、喜んでいただくにはどうしたらいいだろうと考えていてその思いが手を動かす。

机上の空論では何も始まらないから、頭のイメージをどんどん形にしていくしかない。形にするともっとこうした方がいいとか、このパーツをつけたら可愛い!と発見したり。これは悩んでいる時にも当てはまるような気がする。頭の中でごちゃごちゃと考えて落ち込んだり凹むよりも、一歩外へ出てみる、人と会ってみることが自分を救うんじゃないか。
そういえば今日の作業のおともは、青葉市子さんの曲。優しく懐かしく何度も聴きたくなる。

そんなこんなで18時30分。夕飯の支度を始める。くぼが会社から大量にいただいたじゃがいもがあるので、それでコロッケを作る。二人とも食べることが大好きで、おかずはすぐになくなるのでじゃがいも10個分にコーンを入れて作ることにした。しかしここで問題発生。あまりにも量が多く一人で捌けない。仕事帰りでへとへとのくぼにレスキューしてもらいなんとか大量のコロッケを作り終えた。

コロッケは一人で作るには向いてない。薄力粉と卵とパン粉で手はぐしゃぐしゃになるし、焦げる前にコロッケをひっくり返さないといけないし。狭いキッチンのせいにしたいけど、多分私の要領が悪いせい。今度こそ一人でできるもんね。

札幌は雨が降ったりジメジメしたり、朝晩は肌寒かったりと忙しい。バタバタしている間に年末を迎えるのだろうか。何かを成し遂げなければならない気がして漠然と不安になる。

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