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" 10分でわかる「【連載】旅先で『日常』を走る 」"

こんにちは。蒲公英こと大野です。

このたび(2022年9月時点で)、共同運営note『WE Run』にて一年半に渡り連載しておりました『旅先で「日常」を走る』が完結しました。日本全国47都道府県すべてに赴いて走り、その体験を記録するというコンセプトでスタートしたこの連載。なんとか無事に完走することが叶いました。

「編集会議」で下書き状態の文章に添削やフィードバックをくださったWE Runのメンバーたち。アップした記事を読んで感想や「スキ」の反応をくださった読者の方々。そして『PLANETS SCHOOL』で文章の書き方を講義し、私が提出した課題を添削してくださった宇野常寛さんはじめPLANETSの皆さま。

多くの方々に支えられて、文章を書くこと自体にコンプレックスを抱いていた私でも、なんとか50本以上の記事を完成させることができました。心より感謝しております。

さて、連載完結を記念し、今までの連載記事を時系列でざっとカテゴライズして、簡単に解説を加えました。未読の方も、すでに読まれたことがある方も、ご興味の沸いたところからお読みいただければ幸いです。

それでは、どうぞ!!


【プロローグ】


2020年3月。
自己紹介と連載することになったきっかけ、そして連載のテーマについて。

◆ エピソード0

「旅先で走る」ことの意義と楽しさについて書こうとしていますが、なにを言っているのかわからない文章になっています。残念です。この先に書き続けた記事の方が解像度高くその楽しさを描けていると思います。

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【エピソード 1~7】

2020年3月~5月。
初の緊急事態宣言が発令された頃。我が地元と、以前暮らしたことがある土地のエピソードが中心になっています。

◆ 01 東京都 皇居

東京生まれの私にとっても皇居は非日常間のある場所だという理由で、地元東京編を最初に持ってきました。緊急事態宣言下で当初の結論がひっくり返ってしまったので加筆した、思い出深い記事です。


◆ 02 京都府 梅小路・鴨川

旅先で走るきっかけになった『観光しない京都』に触れています。書いてから数か月後に京都で仕事をすることになり、後日譚を加筆しています。地元以外では京都を走った回数が圧倒的に多くなりました。


◆ 03 熊本県 熊本城

今まで暮らした中で一番好きで思い出深い街が熊本です。震災を契機に定期的にまた訪れるようになりました。自分の半生と重ねて描こうと苦心しましたが、あまり上手くいってません(苦笑)。それでも、この記事は断トツで気に入っています。


◆ 04 福岡県 天神

走っている時に父が先日まで50年以上勤めていた会社の横を通り過ぎて、その瞬間に閃いた内容です。「毎日同じ道を通い続けることの価値や豊かさ」について思いを馳せました。私にはそういった感覚が欠如しているので。


◆ 05 大分県 別府

旅行中に「大分で走るのにお勧めのコースはないか?」と、会ったことも話したこともないランニング部のメンバーに突然メッセージを送ったことから、2人で走ることになりました。H松さんからアンサー記事もいただきました。


◆ 06 神奈川県 多摩川土手

緊急事態宣言下で「県境を跨ぐな」とお達しがありましたが、大田区民にとって隣の川崎市に行くなというのはあんまりじゃないですか?という記事です。結局、多摩川を渡って普通に神奈川県を走りました(笑)。走ったらすぐに戻るので…


◆ 07 茨城県 内原→赤塚

この6年ほど前に、仕事で3ヶ月ほど在住していた水戸市。内原の職場から赤塚の部屋まで走るという試みです。職場と部屋は思い出深かったのですが、その途上にある風景はなにもなく単調でした(笑)。あと、Pコートが邪魔でした。


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【エピソード 8~13】

2020年6月~7月。
東日本大震災の被災地めぐりと、AKB48グループの劇場めぐりというカオスな並びですが、両者は『誰かのためにプロジェクト』で繋がっているのです。

◆ 08 福島県 塩屋崎灯台→いわき

いわきを舞台にした映画を観るためにいわきに行きました。メインは修復された塩屋崎灯台と、『姫花ちゃんのハンカチ』にまつわる話。復興とは何ぞや? と、今でも思い返します。


◆ 09 岩手県 花巻・(遠野)・大槌

いわきとは対照的に復興の気配が感じられない、大槌。本当に人気が感じられなかったのですが、やたらと天気だけは良かったです。岩手は空がいいですね。宮沢賢治もあの空をいつも見上げていたのでしょう。


◆ 10 青森県 山田町(岩手)・八戸

八戸に向かう途中寄り道した山田町で見たAKB48のジオラマが圧巻でした。この街の子どもたちが作ったものです。この街は子どもが多くて、未来に希望を感じました。あと、八戸の横丁も栄えていて、印象的でした。


◆ 11 愛知県 名古屋→栄→名古屋城

名古屋には1年間住んでいたんですが、忙しすぎて記憶があまりありません(笑)。はじめて48の劇場公演を観に栄に行き、そのまま5年くらい通い続けた思い出話です。あと、ナナちゃん人形も。


◆ 12 大阪府 新世界→難波→心斎橋

いわゆる「推しメン」という存在を見つけてしまい、3年間くらいほぼ毎月大阪に通い続けた思い出を書きました。私は当時串カツ屋だったので、新世界の街にも魅せられてしまいました。


◆ 13 新潟県 万代

グループの立ち上げから見続けていたNGT48。あの事件を機に、もうこれで来るのはやめようと決意して訪れた時の記録です。図らずも『バスセンターのカレー』が構成上のアクセントになっていて、これをきっかけに記事構成力がかなり上がったと感じています。


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【エピソード 14~16】


2020年8月。
広島・長崎に加え、7月に御船山にチームラボを観に行ったエピソードが並んでいます。私事ですが、この頃に新型コロナウィルスに罹患して入院しておりました。

◆ 14 広島県 (呉)・広島

こうの史代作の2作品を通して呉と広島を対比させる試み。下書きを5月くらいに書いていて8月6日に合わせて完成させたのですが、思うように書けなくて後悔しています。戦争の話は表現や自分の意志表明に関してデリケートなことが多く難しいです。


◆ 15 長崎県 (軍艦島)・島原

長崎は広島と比べて分かりにくいというか、本心が見えない感じがあります。街もかなりさびれてしまっていて、どこを切り口にすれば良いか迷ったまま完成させてしまいました。この記事は丸ごと書き直したいくらいです。


◆ 16 佐賀県 佐賀・(御船山)・武雄温泉

所用で福岡に出張した勢いで、御船山にチームラボを観に行った話。しかも大分のH松氏を呼びつけるという暴挙つき。本当に申し訳ない。『GO TO トラベル』がスタートしたタイミングでの遠征でした。サウナ最高だったな… 



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【エピソード 17~23】

2020年9月~11月。8月から京都の店舗の担当を兼務することになり、出張のたびに近畿地方の各地に寄って走ったエピソードが並んでいます。『GO TO トラベル』最盛期でした。

◆ 17 兵庫県 神戸・姫路

京都に月2回ほど2~3泊の出張が入るようになり、まず足を延ばした場所が神戸でした。街がほとんど燃えてしまったので痕跡はありませんでした。TVドラマ『その街のこども』を知ることができたことが収穫です。


◆ 18 福井県 敦賀×2

敦賀で酒饅頭屋を営んでいるN氏のところに突撃して走る話です。SNSで互いの日々の営みになんとなく触れているのに実は会ったことがないという、極めて現代的な関係を打破すべく動き、銭湯に入ったりおでんを食べたり。


◆ 19 岐阜県 (高山)・長良川・大垣

長良川の『高橋尚子ロード』はあまりにも単調で、他に走る場所を探していた時に、奥の細道を見つけました。遊歩道になっていて、かなり走りやすかったです。穴場度は、この連載の中で一番かもしれません。


◆ 20 滋賀県 琵琶湖大橋・MIHOミュージアム

琵琶湖大橋ネタが思いのほか好評で驚いた記憶があります。この記事を書く少し前にMIHO MUSIAMの存在を知り、絶対に走りたいと熱望して強行しました。500mくらいしか走れる場所がありませんでしたが(笑)。


◆ 21 奈良県 奈良公園・平城京

じつは神社仏閣に関しては、京都よりも奈良の方が好きです。積み重ねた歴史の重みがあり、よりシンプルで飾り気がないところが気に入りました。ただし、平城京に変な門を建てたのはちょっと…


◆ 22 石川県 金沢

旅程の都合でたまたま金沢を夜に走ることになったのですが、これが思いのほか素晴らしい体験になりました。若い頃のほろ苦い記憶が呼び起こされたこともあり、金沢の違った一面を表現できたのではないかと感じています。


◆ 23 富山県 岩瀬浜・五箇山・城端

富山は意外に走る場所に困るという真実に気づきました(笑)。なんか、よそ者に冷たいという印象を受けてしまったせいかもしれませんが。実際に走った中では城端が印象深いですね。街並みや入り組んだ路地の感じが好みです。


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【エピソード 24~28】


2020年11月~12月。
連載の折り返しで『PLAETS CLUB』ランニング部のトレランオフ会を取り上げました。コロナ禍での他者との繋がり方を模索していた時期です。私が立ちあげた店舗も年末になんとかオープンさせることができましたが、雲行きは徐々に怪しくなっていきます。

◆ 24 埼玉県 川越・飯能

久々のランオフを飯能で決行した時の記事です。様々なメンバーと久しぶりに会うドキドキ感。実際に走っている時よりも、1人ひとり電車に乗ってくる時の姿が印象に残っています。また一緒に走れることを願って。


◆ 25 山梨県 河口湖・昇仙峡

飯能のトレランがあまりにも楽しかったので、紅葉の中を走りに昇仙峡まで行きました。ただ、景色が美しすぎてほとんど歩きになってしまいましたが。山梨に行くと高確率で交通渋滞に巻き込まれるというオマケつきです(笑)。


◆ 26 鹿児島県 (桜島)・鹿児島

7月に九州に行って走った記事が、なんだかんだで後回しになってここに来ました。ただ走った以上のことが思い浮かばなかったのが、筆が進まなかった一番の理由です。無意識のうちに大好きな熊本と比べてしまうから、鹿児島の良いところを見つけにくいのでしょう、きっと。


◆ 27 宮崎県 (高千穂)・青島

鹿児島と比べると宮崎の方が魅力がわかりやすいですね。特に高千穂は、2023年ごろに鉄橋に歩道が整備されるので必ず走りに行きます。しかし宮崎のネックはアクセスの悪さ。ミニ新幹線を通した方が良いと思います。


◆ 28 栃木県 小山・(宇都宮)

2020年最後の記事です。当時の自分の仕事の話とリンクさせています。コロナ禍で飲食店を運営していくことは、本当にきついです。特に、経済面ではないところで。「泥濘に足を取られる」というのは、図らずもこの状況に対して有効な比喩になっています(笑)。



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【エピソード 29~35】


2021年1月~3月。
2019年の11月に現職に転職し、社会人になってはじめて年末年始休暇というものに出会ったので、2年連続で旅に出て浮かれている様が描かれています。帰ってきた途端に、緊急事態宣言が復活するのですが…

◆ 29 静岡県 沼津・(熱海)・駿府城・(大井川)・(浜名湖)

2019年の大晦日から年が明けて元旦までの2日間で、静岡県を横断した記事です。SLの車窓から眺めた全裸のオッサンたちの描写に、圧倒的な支持が集まりました(笑)。静岡全土を1年間も担当していたのに、店とホテル以外にどこにも行ったことがなかった鬱憤を、この旅で解消しています。


◆ 30 三重県 伊勢神宮

伊勢神宮で初詣をするついでに、地元出身の金メダリスト野口みずきさんの名を冠した道を走りました。道はごく普通の高校生が部活で走るルートで、伊勢神宮は大きかったです。あと、バスでは使えるのに電車ではSUICAが使えないという…


◆ 31 和歌山県 熊野大社

伊勢から5時間かけて紀伊勝浦に移動し、翌日熊野古道を走りました。これが、人生初のトレランでした。霊山はスケールが大きくて、走りごたえがありました。しかし熊野もネックはアクセスの悪さ…


◆ 32 宮城県 青葉城×2

青葉城が山城だという予備知識なく走りに行って大変な目に遭い、2度目はノルディックポールを持って登るという話。2020年大晦日です。ここから東北地方を北上して、北海道に至ります。


◆ 33 山形県 山形城

大雪で電車が軒並み運休になり、山形駅に到着したのはいいもののすぐに引き返さないと翌日まで足止めを食ってしまうと、いう修羅場を詳細に描写しました。あと『初孫』争奪戦が好評でした。


◆ 34 秋田県 (石巻(宮城))・角館・(新玉川温泉)・(盛岡)

なんとか迂回して角館に夜遅くに到着して、ここで年越しをしました。元旦早々、雪の中をノルディックで走り回りました。精神レベルが犬並みです。この記事かなり気に入っているのですが、全然読まれていません(実質最下位)。悲しい。


◆ 35 (青森)・函館・(室蘭)・札幌

「緊急事態宣言の再発出」のニュースを耳にして、ダークな気分で北海道に上陸しました。函館の夜景や朝市に癒され、MPが回復します。札幌まで足を延ばして走りましたが、メインは函館でしたね。風景も人も良かったです。


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【エピソード 36~42】

2021年3月~5月。
震災から10年を機に、かつて仕事中に被災した地をふたたび走りました。四国・瀬戸内編をはさんで、GWに行われたオンラインランイベントと私的オフラインランの記録まで。

◆ 36 千葉県 新浦安

10年前に被災した新浦安を走り、自分の10年間の歩みを振り返るという記事です。現在と過去が交錯する作りになっているので、構成に力を入れました。その甲斐あって、師匠からお褒めをいただくという貴重な経験を得ました。


◆ 37 岡山県 (尾道(広島))・(岡山)・倉敷

倉敷編という名の尾道編です(笑)。尾道が好きなんです!でも、倉敷美観地区の夜の姿もなかなか捨てがたいものがありました。昼間はただの観光地で面白みがないのですが。人がいないということがポイントのようです。


◆ 38 香川県 (高松)・(金毘羅山)・小豆島・(豊島)

私は、瀬戸内海の風景が世界中で最も美しいと思っています。しかし、その美しさをあまり表現できていないなと反省しています。内容が盛りだくさんになりすぎて、収集つかなくなってしまいました。


◆ 39 徳島県 鳴門・徳島城

これも、鳴門海峡から見る空の美しさをもっと描写したかったのですが、不十分でした。渦潮ばかりに注目するのはもったいない。アップダウンのある道を、美術館まで走って移動する体験は楽しかったです。


◆ 40 高知県 (四万十川)・高知城

高知は駅近くの市街地がけっこう栄えていて、好感を持ちました。ロードサイドを発展させるほど土地が余っていない事情なのでしょうか?飯も美味いしカヤックも楽しめるし、最高ですね。


◆ 41 愛媛県 松山・(しまなみ海道)・尾道(広島県)

松山編という名の尾道編です(笑)。今度は走ってます。 四国はそれぞれまったく別の個性と魅力があり、走るのに良さそうな場所もたくさんあるので、また機会を見て行ってみたいです。


◆ 42 群馬県 (浜松町(東京))・太田・前橋

ゴールデンウイークに行われたオンラインラン『僕らのマジックアワーラン』と、群馬県まで他のメンバーが走った足跡をなぞったり、出張中のメンバーを訪ねて一緒に走ったりといった、盛りだくさんの内容です。いろんな状況での、他者との距離感の取り方を模索しています。



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【エピソード 43~46】


2021年5月~7月。
10年以上前の苦い思い出に触れた山陰編を経て、沖縄編が並びます。4月に沖縄を走破したことで、47都道府県すべてで走るという当初の目的を達成しました。

◆ 43 山口県 下関・(萩)

下関を走りながら対岸の門司港での思い出に浸るという、変則的な構成です。次の島根編への橋渡しとなる内容になります。この記事では、どちらかというと萩でのカヤックの方がインパクトありますね。


◆ 44 島根県 (出雲)・松江

松江で暮らす旧友に会いに行く話です。松江城の周りや宍道湖を走り、宍道湖の美しさにすっかり魅入られてしまいました。松江にはもう一人知り合いがいて、彼女との邂逅については次回に描写しています。


◆ 45 鳥取県 (鳥取砂丘)・境港

大阪に出てきていた松江在住のランニング仲間Hさいさんと、私の京都出張のタイミングで一緒にオンラインランイベントを走る、という話。コロナ禍だと、島根までは行き難いので。メインは境港ですが、妖怪のような境界的な存在が街に溢れている風景はかなり面白かったです。


◆ 46 沖縄県 嘉手納・普天間・那覇→首里城

自分自身への今年の誕生日プレゼントとして、1泊2日で沖縄を旅行した話です。歩いたり走ったりカヤックを漕いだりとアクティブですが、いまだに残る戦争の痕跡を目の当たりにして、いろいろと思うところがありました。


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【エピソード 47(➀~➂)】

2021年8月~9月。
最終回は、災害や疫病により何年も開催されていない『軽井沢マラソン』を個人的に走る3部作で締めくくりました。お盆休みと翌週の土日をフルに使って、長野県を縦横無尽に走り尽くしました。


◆ 47-➀ 長野県 軽井沢・上高地・(松本)

2年前、クラブメンバーみんなで走ろうとエントリーした『軽井沢マラソン』。台風の影響で中止になってしまいましたが、マラソンが行われるはずだったその日に現地に集って、ランオフを行いました。今年、また軽井沢を走ろうと決意し、お盆休みに長野県に向かいました。


◆ 47-➁ 長野県 松本城・(安曇野)・(信濃大町)・上田・(戸倉上山田温泉)

松本に着くまではよかったのですが、日本列島全体に降り続く雨の影響で川は荒れ、土砂崩れは起き、交通網が寸断されてしまいました。予定が狂いましたが、タクシーと路線バスを乗り継いで、なんとか予定外の上田に行きついて走りました。


◆ 47-➂ 長野県 (上田)・軽井沢×2・(長野)・戸隠神社

いよいよ軽井沢に到着し、呼びつけたメンバー2名とウォーキングオ会を実行。ついに目的を果たしました。しかし、不完全燃焼感は否めない。ということで、翌週に再度長野県へ。 いよいよ連載完結!


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【エピローグ】

一年半に渡り書き続け、そしてそれよりもっと長い間走り続けて、以前と変わったこと。また、変わらなかったことについて。

◆カーテンコール

療養中の我がランニング部部長が復帰してから書く予定でしたが…
無念です。


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【外伝】

2020年11月~
本編に載せきれなかったエピソード・また連載終了後の旅ラン記録を、スピンオフとして不定期にアップしております。

■ 01 大阪城

スピッツ好きのメンバーがライブで遠征した時に大阪城を走っていた記事に影響を受けて、自分でも同じコースを走ってみました。BGMは、もちろんスピッツです。


■ 02 佐野

とあるメンバーから誘いを受け、2人で佐野市に住む仲間に会いに行き、走る話です。地方都市が抱える課題のショールームのような佐野に触れて、いろいろと思うところがありました。あと、佐野ラーメン美味い!


■ 03 (笠森霊園)・犬吠埼

敬愛するバンド『フィッシュマンズ』のサトちゃんのお墓参りに行き、その足で犬吠埼まで足を延ばし走る話です。私とフィッシュマンズの30年間について振り返る内容になっています。


■ 04 帰宅困難区域・陸前高田・気仙沼

福島県内にいまだ残る帰宅困難区域。その解除区域との境目を走りました。また翌日には三陸の被災地を巡り、それぞれの場所での震災の傷跡と復興について触れました。


■ 05 会津・北陸・名京阪

年末年始休暇に『青春18きっぷ』を使って、4泊5日の旅をした記録です。
「どこに行った」とか「何をした」というよりも、旅路を進んでいくことそのものを描ければと思い、書きました。


■ 06 オンライン駅伝・大分リレーマラソン(中止)

部長を亡くしてから、また走り始めるまでの軌跡を綴りました。部長の遺志を引き継いでいくために、各自バラバラに走ることを一旦やめてタスキをつなぐことが、必要な儀式だったと思っています。聖火リレーのような眩さと厳かさに包まれた、得難い経験になりました。

■ 07 三浦国際市民マラソン(中止)

エントリーしていた大会が中止になり、代わりに大会が予定されたいた同日に同じ場所を走りました。本番よりも、そこに至るまでの経緯や準備についての諸々を中心に書いています。

■ 08 愛知・奈良・京阪

応援していたアイドルの卒業公演に立ち会うために大阪へ向けて旅立った、我が誕生日の記録です。途中2ヶ所で仲間と合流し、奈良では私が出店している無人書店にも立ち寄りました。

■ 09   広島県全域

成人してからはじめてのGW旅。広島・西条・呉・とびしま海道・尾道・鞆の浦と、広島県全体を縦横無尽に駆け巡ります。

■ 10 京都ランオフ・奈良

京都で開催された我がPLANETS CLUBランニング部の大規模オフ会の記録です。京町家を改装したゲストハウスを借り切って、首都圏メンバーも多数参加しました。

■ 11 小布施見にマラソン

Tくらさん、I川さんと3人で『小布施見にマラソン』を走った二泊三日の珍道中を記しています。この時点では、まだ自分が10月から長野で暮らすなどとは知る由もありませんでした。

■ 12-① 銀山温泉・酒田・鶴岡

2022年のお盆休みを利用して、いままで旅した中で「行こうとしたが、アクシデントで行けなかった」場所を巡る伏線回収旅をしました。もちろん、青春18きっぷを使用して。

■ 12-② 長岡・高田城・黒部ダム・諏訪湖

上記お盆旅の後半戦です。終戦記念日の長岡ランから黒部ダムリベンジノルディックウォーク、諏訪湖でのカヤックなど、バラエティに富んだ道行になりました。

■ 13 江津湖

二年越しで念願の『大分シーサイドうみたまごたすきリレー』参加。その前に立ち寄った熊本市の江津湖ラン。早朝の江津湖がいかに美しいかを伝えるのみのために書きました。

■ 14 夜ノ森

避難指示が解除になったばかりの福島県富岡町で、桜並木を走りました。
まだバリケードに囲まれていた時にも一度訪れていたので、感慨無量です。次回訪れた際には必ず焼きそばを食べます。

■ 15 加賀温泉郷マラソン

生まれて初めてのフルマラソンを、50歳の誕生日に走りました。
フルマラソンとは、普段のランニングやハーフマラソンとはまったく違う、圧倒的な孤独や自分自身の弱さと対峙するゲームなのだと体感しました。

■ 16 中核市巡り

行ったことのない中核市を巡るという、特になんてことのない話です。ですが、これだけの数の中核市を並べてみるとその共通点や個々の特徴が浮き彫りになる面白さを感じました。

■ 17 安曇野ハーフマラソン

長野県内でも特に好きな場所安曇野で行われたレースを走りました。北アルプスの山々の風景が素晴らしく、風呂も蕎麦も堪能できるおすすめスポットです。

■ 18 豊岡・天橋立・伊根・枚方・寝屋川

学会発表で豊岡に行き、せっかくなので日本海側の京都探索や大阪府の中核市巡りリベンジをしてきました。

■ 19-① 宗谷岬・稚内

日本最北端に行ってみたいというベタな欲望に導かれて行ってみました。
鹿の印象しか残っていませんが 笑。

■ 19-② 旭川ハーフマラソン・東川

旭川ハーフマラソンに参加し、人生初の2時間切りを果たしました!
地方活性化のモデルケースである東川町にも訪れることができて、充実した旅となりました。

■  20 佐世保・松浦・呼子

熊本五木村から福岡天神まで九州西部ぐるり旅でした。
佐世保を走ってようやく未踏の中核市ランが完了しました! 次のテーマもじつはすでに考えています。


* こちらは私が旅先で走り続ける限り、都度更新していきます。


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