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テレワーク リモートワーク

大自然の力に太刀打ちできない私たち。出勤停止の措置がなされると共に、テレワークリモートワークが加速しそうですね。
企業が今まで取り組むことができなかった理由は様々であっても、ここまで電子機器に依存しながら仕事を進めていると、混乱が起きそうで怖く感じます。皆さんは如何ですか。

テレワーク、リモートワークについて考えてみます。

①持ち出し可能な仕事(オフライン)
②持ち出し可能な仕事(オンライン)
③シンクライアント型の仕事(専用アプリを使用して社内端末にアクセス)

天候が安定していれば、①②③共に可能
天候が不安定(暴風雨等で落雷の恐れ、衛星環境悪)ならば①のみ可能

地域性はあるにせよ、意外とできると思われる方が多いかもしれません。
テレワーク申請をして自宅にいる人あてに、外部から電話が入った場合はどうなりますか?
電話をとった方が、自分の手を止めて対応することになります。ここで、居残り組は手間が発生します。そして、不満も残る。しかもノー残業を強いられ圧迫する。残された人には、シャドウワークが発生してしまいます。

ではどうしたらよいか。
裁量労働制が可能なポジションか否かにもよりますが、直接クライアントとのやり取りができない場合、一つの仕事を二人体制で行うか、管理職の目を通ってから仕事が流れる仕組みが構築できているか。
役割分担が明確か否か。
結局は、承認の流れがスムーズで、職業能力や職務内容の見える化が進んでいる企業ほどテレワークが進みやすい土台があります。
働く側も、仕事面だけであれば、雑音(雑用)が少ない方が集中して取り組め、仕事をする場所は選ばなくてもすみます。

・1つの仕事を2人でバディを組み、社内で動く人Aさんと、テレワークで作業をする人Bさんが役割分担をする。
・テレワーク中心の部署を作る。

今回のことがありますから、職務の見直し、職業内容の細分化と見える化、能力評価基準などの、職務フローの見直しを進めれると、進む可能性がありますね。ここは、企業内キャリアコンサルタントの出番だと思います。しかし、企業文化があるので、小さな手術しかできないかもしれない。
コンサル業者が入った方が要らない慣習がバサッと削がれて効果も高いかもしれず、トップの裁量、予算に左右されます。

社内でできることはないでしょうか。
TQCやISO活動で、改善提案を進めていくことは可能です。時間をかけてもよいならば、既存の仕組みに乗せるのも有りでしょう。
急を要し待てないなら、各部門、各部署で、個が主体的となり提案をランダムに多く出して(KJ的であると敷居が低い)、ISO担当者や衛生管理者がまとめ、経緯を全体公開しながら進めていく、という方法もあります。


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<重要>
セキュリティの問題がありますね。ビジネス仕様のクラウドサービスを利用する場合、複数で開示しあうことになります。また、どうしても外敵はいます。暗号化は必須ですが、万が一を想定する必要があります。
使用者のケアレスミスから発生する情報漏洩もあります。ダブルチェック体制をどのようなルールのもとで行うか、新たに規定を作る必要もでてきます。

自宅待機の方には、「こうしたらいいと思う。」の提案を多く出してもらい、そのレポート(メモを沢山でもOK)を生きたアイディアとして拾い給与保障とするなど、今回の措置が未来への働き方への一歩につながる機会になることを願うばかりです。


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