本と日常😌

宮崎に住んでいる高齢者です。とにかく文章を書くことが大好きです。いろいろやっています。

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    川端康成が、三島由紀夫が、大江健三郎だって 彼らが書いた小説が どんなに非常識で 一般的な道徳を超越した世界観を描き出すか。 つまり、道徳とは観念でしかなく 人は道徳を超越する存在だってこと。 人の批難はあなたの存在の ずっと下で蠢く虫でしかない。

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      • 帽子

         帽子を川に流してしまおうと、何度橋の上で立ち止まったことだろう。  しかし、帽子を頭から取ろうとしても、帽子は頭に深くくい込んでいるのか、微動だにしない。そして、幾度か試して、今回も帽子が頭から離れないのを知ると、うなだれながらゆっくりと歩き出すのだった。歩きながら時々見下す川面には、岸の水草の間に有象無象が、あるものは引っかかり、あるものは漂い、流れたくても流れない、とどまりたくてもとどまれない、そんな光景を呈していた。  いつごろからこの帽子が頭にくい込んでしまった

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        • 佐藤泰志『そこのみて光輝く』 #読了 とにかく文章力がすごい。とても書けない。 どうしてこのような文章がかけるのか それは主人公が生きているからだろう。 物語は、物語ではなく、 人の話であることを、教えてくれる。 #ブックオフ100円

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          • #シンデレラ曲線 と #心に残った文章 #木内昇『茗荷谷の猫』 シンデレラ曲線に心に残った文章を重ねると興味深い。 この小説で私の感じたのは #不安 が諦観に変わることで、#気づき があり #希望 が生まれる ちなみにハッシュタグが読者を増やす。 #読書 #小説

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            • (掌編)ゆりかごに乗った虎

               流氷といえば大きな白熊を思い浮かべますが、野うさぎを追う内に誤って流氷に乗ってしまった、年老いたアムール虎のお話です。  さてさて、それはそれは寒い夜、その年老いた虎は小さな物音に目が覚めました。チッチッチッ チ、チ、チ チッチッ とかすかに音がします。その音は野うさぎの鳴き声に間違いありませんでした。その年老いた虎はもう何日も食物にありついていませんでした。  その音が野うさぎの出す警戒音だと気づくと、瞳は血走り、かすかな光、わずかな空気の動きも逃すまいと、ありったけ

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              • ただただ読んでみるだけではなくて、読書をもう少しアクティブに捉えたい。 漢字を忘れないための手書き原稿 自作小説のための構造の研究 読書垢でない部門への読書のすすめ 地元の作家の掘り起こし 遅読のすすめ など、まだまだ読書は奥が深い。

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                • 藤井素介『海鳴りやまず・八丈流人群像』 #読了 八丈島の流人たちの人間模様。 久しぶりの時代小説だったが、いいなあ。 流刑は30年にも40年にもなる。 しかも「時の政府が気に入らない者」がそうなる。今も昔も同じだな。 おすすめです。 #ブックオフ100円

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                  • #ブックオフ で買った本の紹介 津村記久子『この世にたやすい仕事はない』 前に読んだ『とにかくうちに帰ります』の斬新なイメージがあったので2作目を購入。 日常茶飯事のことでも、感じ方次第では悠久を感じることができるんだ、と思った作家。 #ブックオフ100円

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                    • #ブックオフ で買った本の紹介 井上ひさし『手鎖心中』 心中物は近松門左衛門が有名だが、井上ひさしだから喜劇にしてしまうのだろうか 井上ひさし、心中物、それに直木賞受賞作とくれば 買わない理由がない。 #ブックオフ100円

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                      • 藤井素介『海鳴りやまず・八丈流人群像』 #読書中 時代小説は、一服の清涼剤です。 この本は八丈島の流人たちの人間模様を描いた物語 広い海原が心いっぱいに広がります 果たしてどんな物語が展開されるのか…… 時代小説大賞受賞作 #ブックオフ100円

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                        • 小川洋子『まぶた』 #読了 私のイメージする小川洋子作品より、ちょっと不思議さに奇妙さを混ぜた短編集 だからこそ、心に残る杭は深いのかも 小川洋子を読むと超リアルなドキュメンタリーを読みたくなる……不思議 #ブックオフ100円

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                          • 丸山正樹『デフ・ヴォイス』 #読了 実はこの表紙の上にもう一枚カバーがあって、この本のコピーがたくさん書いてある。つまりこれは隠れていてる表紙。こっちの方がいい。 家族が寄り添いお互いを守る…… このコロナ禍で特に大切になった。 #ブックオフ100円

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                            • 最近は1冊読み終わったら、すぐに次の本を読んでしまう。 これはあまり良くないなあ。 気になったところを読み直してみよう。そして考えてみよう。 100円ショップから付箋を買ってきて、貼ってみた。 これいいかも。

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                              • #ブックオフ で買った本の紹介 宮沢賢治『ビジテリアン大祭』 宮沢賢治ほどいろいろな側面を持っている人はいない 多面体なのだ。 賢治の多面体は宇宙や生命の不思議に向いている そして、キラキラ光る。 多面体には、朝が似合う。 #ブックオフ100円

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                                • #ブックオフ で買った本の紹介 丸山健二『見よ 月が後を追う』 丸山健二の本を読まねば……と思いつつ、積読になっている。 対極にあるだろう小川洋子の小説から、ふと足元を見た時の、しっかりした自分の足の存在の確かさ これって必要だ。

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                                  • 桜木紫乃『起終点駅(ターミナル)』 #読書中 北海道在住の直木賞作家 北海道が舞台の小説が妙に好きだ。 しっかり大地を踏み締めているって感じかな。 北海道には2回行ったことがあるが、いずれも夏場の観光シーズン。冬の過酷さは想像すらできない。 #ブックオフ100円

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