ネパールで見たもの (2)
3歳の少女、Matina Shakyaは薄暗い部屋に閉じ込められた。
たったひとつの窓から微かな光が射す。周りには数人の大人達。3歳の少女の少女にとってはそれだけで泣き出しそうだ。
その後、ギーと音を立てて窓が閉じられる。真っ黒だ。
突然、ろうそくの灯りで部屋が明るくなる。その揺れる明るさに照らされたのは、生贄にされたヤギの血の滴る首・・それでも3歳の少女、Matina Shakyaは顔色一つ変えない。
このような試験を通して、何事にも動じない、静かな心の少女が「クマ