ネパールで見たもの (7)
カトマンドゥの東、古都バクタプルの少女。
世の中のすべてのものが、実は精神的な、目に見えないもので出来上がっているのなら、いままで人類が奪い合ってきたものは、まったく幻影であろう。いままでの理論を根底から「精神性」で切り取ってみると、まったく別な世界が表れるだろう。
私がこの旅で持ち歩いた本はルドルフ・シュタイナーの『神秘学概論』であったが、シュタイナーの書きたかったことはまさしくこのことだった。
この少女の心の内には、きっと日本人以上に「見えないものへの畏敬」がこの子の心を支えていることだろう。シヴァ神がパールヴァティーが、ヴィシュヌ神がラクシミーがサラスバティが支えているだろう。
見えないものを心に宿す人は、強い。
ーーー
文字を媒体にしたものはnoteに集中させるため
Facebookより移動させて少しリライトしました。
↓リンク集↓
https://linktr.ee/hidoor
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?