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絶えず笑顔な人は、世界に好循環を生み出す起点となる@ネパール🇳🇵

どうも、世界を旅するうどん屋「谷村うどん」のジョンです。世界各国を出張スタイルで3年間。世界20カ国(アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中米)で、数千人以上の方々が谷村うどんをススりました。

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定期的な停電、これまでの訪問国の中でダンドツで揃わない材料、ヒンドゥー教の規律、とうどん作りをする上でハードな環境なネパールですが、参加者の皆さんのおかげで素晴らしい会になりました。ありがとうございました!

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カトマンズにあるバックパッカーの聖地「タメル」という場所が、居心地良すぎて大分過ごしましたが、その後地方も開拓すべく色々行きました。まずはみんな大好き「ポカラ」。カトマンズにいた頃の記事は下記からどうぞ。


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なんとカトマンズでうどんを食べてくれた方が、ポカラの人気アクティビティー、パラグライダー体験をプレゼントしてくれました!操縦してくれてるのはその方のポカラのお友達。素敵すぎるプレゼントに感激しました、ありがとう!

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そこからいよいよネパールに来たら絶対外せない、ヒマラヤトレッキングへ!アンナプルナと呼ばれた場所だった気がする。

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もはや定番となりつつある、谷村うどんの世界死にかけ体験ですが、例に漏れずアンナプルナでも色々な意味で死にかけました。雹に見舞われたりしました。ベストシーズンを見誤ったようです。雪だらけですもん。

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標高3800mのヒンズー教聖地ムクティナートに向かうも、しんどすぎて馬にのるワイ。

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登山中に食べるダルバート激ウマ。お代わりし放題がネパール流なので、無限に食べる。

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ジョムソンという場所からポカラの1日がかりのバス移動ですが、当時無限にこのような工事が行われ、暇すぎました。
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暇すぎて写真を撮る。日本人ってだけで珍しがられて写真求められる不思議。

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この工事の終わり待ちが、何回あったことか。ちなみに道はこの通り全く良くないので、バスに乗ってると跳ね上がって頭を天井に打つレベル・・・70カ国程訪れてますが、このジョムソン→ポカラのルートは世界悪路ランキングトップクラスに入るかもしれません。ある意味死にかけました。

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ネパール登山はこれがあるから素晴らしい。露天風呂!!

(当時の日記より)
絶えず笑顔な人は、世界に好循環を生み出す起点となる

ナマステ(=こんにちは)と声をかけると、全く見知らぬ私に溢れる笑顔でナマステと返してくれた。前述の通り、その笑顔で直感的に、そこで空腹を満たすことを決めた。その後も、ネパール語で話され続け何のこっちゃさっぱりわかってない私の顔を見て笑顔。私がダルバートを食べてるのを見て笑顔。私が子供と遊んでるのを見て笑顔。もう笑顔で見られすぎて照れる程である。ネパール語を多少は喋れても、全くもって使いこなせない私は、笑い返すしかないのである。というか、そのピュアな笑顔を見ていたら、こちらも自然と口角が上がる。

とあるヒマラヤの山中の川沿にある天然温泉に入ってみた。すると、私を笑顔で見ているネパール人男性がいた。外国人が珍しいのだろう、とか思っていたが他の人が言うに、彼は耳が全く聞こえないようだ。その後も、目が会うたびに微笑み返すを続ける、何とも普通だったらくすぐったいような時間であった。でも、仮に彼のように自分の耳が聞こえず、話せないのであれば、笑うしかないよなと思った。きっと彼は、ナマステの代わりに、笑顔を毎回送っているのだろう。最終的にお互いに一言も発さず、笑顔だけを交わして去っていった。

きっと絶えず笑顔な人は、見えている世界が常人とは違うのだと思う。自分が笑顔でいるから、相手が基本的には常に笑顔なのである。見えている世界が笑顔ばかりだったら、それは笑顔になるわけである。無意識だろうが、その笑顔は連鎖し、(大袈裟だが)村から、町、国、世界に美しい好循環を生み出しているのだろう。私もそういう人になりたいなぁ、と思った。

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ナガルコットと呼ばれるエリアで、トレッキング中にチヤ(ネパールのお茶)を飲んでいけと声をかけられ仲良くなった村に住むご家族の家で、うどんを無料で作らせて頂きました。麺棒と生地だけをカバンに入れ、バスがないのでヒッチハイクで村に向かい、うどんを作りました。

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うどんを踏むのではなく、手で押してます。恐らくヒンズー教の教えから食べ物を踏むのは気が乗らないのでしょう。なんで食べ物踏むねん、って感じでしょうね笑

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喜んでくれたのか、家に泊めてもらい、次の日帰る前に、ヒンズー教流のやり方で友情の契りを交わしました。お互いの額にティカと呼ばれる赤い粉を塗り、ビールをお互いに買い一緒に飲み、食事をする体験はネパール滞在の中でもかなり記憶に残る素晴らしいものとなりました。ありがとう!

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その後、何やら催しものに同行させて頂く流れに。

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どうやら成人式?のようなもので少年が断髪してました。

(当時の日記より)
旅に飽きたら、迷子になろう
旅がつまらなくなった。正確には、旅を楽しむのが難しい時代になった。スマホやLCCの登場により旅がしやすくなったかと思えば、便利ではあるが、コミュニケーションがデジタル化され、リアルな人との関わりが減った。グーグルマップさえあれば、道も美味しいレストランもおすすめ観光地もわかってしまうので、誰にも聞く必要がない。今いるヒマラヤの山中のオフライン状況下でさえ、アプリで自分の位置が地図上でわかる。

山中、あえてスマホを見ずに適当に歩いてみた。「どこ行くの?」と聞かれても「あっちの方」とかそんなノリである。山を下っている、という情報しかない迷子状態の中で、お腹が空いたなーと思い歩いていると、ナイススマイルなネパール人女性がいるレストランが現れたので、直感的に、ここで食べよう!と思った。ネパールのソールフード、ダルバートを頬張っていると、ネパールレディーの子供達が現れたので、一緒に遊んでいると、今日はここに泊まっていけ!と言われ、泊まることに。ヒマラヤトレッキングで一番の思い出となった。

未来が分かりきった旅は超絶つまらない。想定外の体験が、何よりも旅を充実させると思う。思い切って、迷子になる必要がある。スマホを手放し、世界の果てで一人足らず知り合いもいない中、絶望的に困り、ヒヤヒヤする必要がある。そして、にこやかに「困ってます」と誰かに助けを乞う。それだけで日々は乾いたデジタルなものでなく、潤いのあるリアルな出会いに満ち溢れるようになる。

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その後、また別のネパールのご家族に声かけられ泊めて頂くことに。ネパール山岳地帯では特にこういうことよくあります。凄くハッピーな時間になるはずでしたが、結果的にかなり大変なことに・・・。詳細は上記リンクで話してます。(どういうわけか英語のみ)

ネパール総まとめ動画。世界を旅するうどん屋が実際に目にしたものを目撃せよ!

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