コラム「小さな平和国家」
平和と令和
平和と令和、というのは娘が私に教えてくれた言葉なのです。
この頃は反抗期真っ最中の、高校生の息子、小学生の娘と些細な事でついつい言い争いになってしまう事が多いのですが、心が穏やかでいるために、そしておおらかな人間を育てる家庭とは、感情的な家庭ではないそうです。
つまり、平和です。
それを踏まえて私が、夕方些細な事でまた娘と喧嘩した際に
「平和に、おおらかな心を目指そう!」
と話しかけたところ娘が
「じゃあ、平和で令和だね」
と言います。
平和と令和、確かに似ている言葉。考えた事なかったけど、関連があるのか調べた結果は、以下のような感じでした。
平和というキーワードは含まれていませんが、人と人とが心を寄せ合うという意味でした。
すると、平和で令和なら、平和で、なおかつ人と人とが心を寄せ合うこと、そんな風に捉えたらとても素敵だと思いました。
というのも、平和とは国や自治体、国民的な事だけではなく、ある意味「家庭」という「独自の国家」でも必要なのではないかと思います。
平和で穏やかでいる事って、外交や国同士の争い、国内の治安だけではなく、家でも必要なんじゃない?親子でも夫婦でも家庭が平和だと、外の世界に出ても穏やかな気持ちでいられるのではないか、子供の成長も然り、そんなふうに感じました。
家族は組織、家族が人間が一番最初に経験するコミュニティである、なんていう話はよく耳にします。
平和で穏やかで心を寄せ合う、そんな家族間のコミュニケーションがこれからの世の中を担う子供たちを育てていくのかもなあと思いました。
「平和で令和」
ラップの韻を踏んだような感じですが、喧嘩しそうになったら、声にしてみてもいいのかも。娘は
「平和で令和」
をすごく連呼していたので、なんだか意識しただけで、口角が上がり、そして自然と笑顔になりました。
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