チャイとの出会いが変えたもの。チャイを飲んで欲しい理由はこんなきっかけ。

こんにちは、今回もご閲覧ありがとうございます。前回で自分のこれまでのあれこれの話は終わったのですが、後半(と言うより全体を通して・・・)チャイに関して触れていなかったのでその辺りの馴れ初め?についてざっくり書いていこうと思います。頑張って「ざっくり」にします。

意外と早かった出会い。小学生での初チャイは厳しすぎたよ。

思い出せる範囲で自分が一番初めにチャイを飲んだのは、恐らく小学生の頃だったかと思います。母親がハーブやお茶などが好きで子供ながら家で色々なお茶を飲んでいた自分。朝ごはんの時はパンと一緒に母が入れた紅茶を飲む事も多かったです。その頃はまだお茶にもスパイスにも興味がなく、ただ美味しい物、肉、甘いものなどが好きだった自分なので、特に紅茶に魅力を感じたり、とりわけ好きになるという事もありませんでした。ただ「ちょっとゆっくりできる朝に飲む、特別な飲み物」というイメージでしたね。

母が生姜が好きで、生協でたまたま見つけた「ジンジャーチャイミックス」(おそらくこんな名前だったと思います)を使っておやつの時間にチャイを作ってくれたのが初めてのチャイとの出会いでした。

正直に言います。今でも覚えている最初に飲んだ感想


臭い!美味しくない!!

何をどう間違えばこの小学生が今こんな記事を書くようになるのか。いや、むしろこの頃の自分を今からでも再教育しにいきたい・・・!!とはいえ、強い香りの物、スパイスに馴染みがなかった自分は香りだけで嫌になるくらいでした(汗)クローブやシナモンの甘い香りが特に苦手だったかと思います。紅茶なら普通に飲めるのに、チャイに関しては、砂糖を入れてもやっと一杯飲める位、一口飲んだらもういいや・・・。それくらい苦手でした。


久々のチャイはどん底で。とことん落ちた時に飲んだチャイはどうしてこんなに・・・?

自分も含め、姉も父もあまりチャイを好きにならなかったので、段々と入れる回数も減っていき、最終的には缶に封印され、いつの間にか忘れ去られてしまいました。紅茶やハーブティーは飲んでも、チャイに関しては全く話にも上がらないくらいの忘れられぶりでした。もったいない!!

そんな状態からどうして再びチャイを飲むようになったか、以前の記事に書いた高校時代の摂食障害でどん底の落ちたことがきっかけになりました。

摂食障害と強迫観念に取り憑かれてどん底まで自分を追い込み、体と心を壊してしまい、自由登校制の高校に転学した自分。ちょっと時間に余裕ができ、家で落ち着いたり、小学生の時のようにおやつを食べたりする時間ができるようになりました。そんな時母親が紅茶やミルクティーを入れてくれたのですが、ある時ふとハーブ類のおいてある棚を整理していた時封印していたチャイミックスを発見しました。乾物だから大丈夫だよね、ということでそれを使って久々にチャイを入れてくれました。約5年?ぶりのチャイ。歴史を感じます。

小学生の頃のことはすっかり忘れて久しぶりに飲んだチャイ。


これが体に染みる染みる・・・。

砂糖を入れていないにもかかわらず、小学生の頃はあんなに香りが苦手だったにもかかわらず、普通のスパイスを入れないミルクティーよりずっっっっと美味しく感じたのです。

何だろう、一口ですごく体がしゃきっとする感じがする、頭がすっきりするような感覚・・・。こんなにチャイって美味しかったっけ?

本当にそう思ってしまったほど、印象に残っています。

ちなみにこの時は牛乳で入れることが多かったのですが、胃腸を壊した関係で牛乳でお腹が張ってしまうこともありました。しかし、お腹が張る事に悩みながらもチャイの香りと味には少しずつ浸食されつつありました。たまに豆乳で入れてくれることもありましたが、そんな時は何も気にせず純粋に香りと味を楽しんでチャイが飲めて、そんな自分を見てか、次第に豆乳でチャイを作っておやつに飲むことが日常のようになっていきました。さあここからチャイの沼にはまる道へ・・・とはいかないんですね。

受験と一人暮らしとチャイとの別れ。チャイの弱点やっぱりこれだよねっていう話。

チャイを飲みながら受験勉強をし、落ち込んだり舞い上がったり食べられなくなったり急に食べるようになったり。色々な事がありながらなんとか大学受験に合格し、無事に4月から一人暮らし(姉も一緒の家でしたがアルバイトや授業の関係でほぼそれぞれが一人暮らしのような状態でした)が始まります。強迫観念にしつこく付きまとわれていた大学生の自分。成績を落とさない事、太らない事、お金をできるだけかけずに生活する事ばかりを考えて勉強に集中し、食事は安く、最低限の物しか買わない、食べない、おやつは食べない!そんな事をとにかく心がけて生活していました。結果として今まであれほど飲んでいたチャイは飲むどころではなくなり、体も心もどんどん再びボロボロになっていきました(過去編参照です 汗)

スパイスと紅茶を煮出す時間、これがチャイにとって大切な事ですがこれが一番の弱点なんですね。忙しくて作れない、スパイスが買えない。これはかなりの方がチャイに関して感じている弱点だと思います。これがチャイのハードルを高くしてしまうのかな・・・とも。

しかしそんな中でも心の片隅にチャイへの気持ちが残っていたせいか、大量に入って格安のティーバッグの紅茶を飲んだり、母親に何度もごめんなさいとラインで謝りつつ(母は全く気にしないどころか、むしろ「もっと好きにしていいよ」と言ってくれていました・・・)学校の近くのカフェで一度だけ紅茶を飲んだりというようなことはしていました。

チャイではなくて紅茶でも、びっくりするくらい心が落ち着くんですよね。謝っていたことも「なんでそこまで・・・」と思えるくらいに心にゆとりができます。でもやはり強迫観念は強すぎます。お金が~というところを気にする気持ちまでは変えられず、そういったこともできなくなっていきました。そしてやはり、と言うより当然再びメンタルの再びの悪化と体重減少で実家に帰され、休学というこれまたどん底へ落ちていきます。

どん底からの栄養療法。自分を支えた、回復をこっそり助けたのはアレだったよっていう話

実家に帰され、学校も強制休学になった自分でしたが、たまたま大学の図書館で見た栄養療法の本をきっかけに自分のメンタルや体調の不調の原因が血糖値や腸内環境にあるのではないかと気が付いて、クリニックを探し、受診しました。そしてそこでようやく自分の不調が機能性低血糖、副腎疲労、リーキーガット、腸内カンジダの繁殖など様々な要因が重なる事で怒っているものだと知ります。ここまで本当に長かった・・・。

そしてそのクリニックで親子関係のストレスもあるかもしれないという事でカウンセリングを受けながら、サプリを使ったり検査をしながら一年ほど治療をした結果、強迫観念はほぼ消滅し、発作的に親に謝ったりかっとなる事も無くなり、一時間以上それも何度もトイレに行って・・・というお腹の不調、腸内環境の悪化から、5分ほどでトイレに行けて、ガスや残便感に悩まずお腹を気にせず日常生活を送れるようになったり、体力が次第についてきて、階段の上り下りすらままならなかった状態から、筋トレ、ジョギングが人並みにできるところまでようやく回復する事が出来ました・・・!他にも親に敬語を使わず普通に接する事ができるようになったり、ご飯一粒も口に入れられず痙攣する状態から、普通にご飯が食べられるようになったり・・・。

普通に生活できる方にとっては何気ない事でも、できない人にとってはそれができるようになる事がどれだけ嬉しい事か、大きな進歩か、ということを実感しましたし、何が当たり前なのか、これをとにかく考えさせられたような気がします。

自分がそれだけ変われたのは先生や家族、周りの人のおかげ、サプリや食事の摂り方を変えた影響がかなり要因としては大きいと思いますが、陰ながら活躍してたんですよ?


チャイ

おかえりなさい。やっぱり自分には必要でした。今までご無沙汰してごめんなさい。

休学になったことで、実家に帰ったことで再び母がチャイや紅茶を入れてくれるようになり、そこで再び実感します。

「チャイってこんなにほっとするんだ、心が落ち着くんだ。それに何となくチャイを飲んだ後は気持ちが明るくなる・・・?体にも力が入って色々できる・・・?」

実感は次第に強まります。実験的にチャイを飲んだ日と飲まない日で筋トレの辛さを比べると、明らかに飲んだ日の方がトレーニングがやりやすく、負荷も上がるんですね。それもただの紅茶よりも、チャイなんです。不思議ですよね。

夕飯前にテレビを見てても全く頭に入ってこなかった、早く食べないと迷惑がかかる、どうしてこんなに食べられないのか、そんなことばかり考えていましたが、チャイを飲んだ日はなんだかほっこり。テレビを見て父や母と笑ったり、食べられるものを心から美味しいと感じて食べられたり、気持ちの面も相当に違いを感じました(あくまで個人的な体感です。)。

さすがに大袈裟なんじゃないかと思う方もいらっしゃるんじゃないかというくらいの推し、過剰に見えるくらいの変わりようですが自分の感じ方としては本当にこれくらい感じられるものは大きかったです。

そんな変化を実感してからは早いです。

スパイスや紅茶、メンタルに効果がある、血流をよくする、腸内環境改善、解毒等様々な効果のハーブを調べては取り寄せ、チャイを作り、自分の体とメンタルの変化を比べ、とことんチャイとスパイスにのめりこんでいきます。すごい速さでチャイの沼に沈みます。毎日、ようやく心から楽しめる、自分の心をこれほど傾けられる、そんなものに出会って、今までと日々の過ごし方すら変わったようにも感じます(笑)

実際チャイを飲み始めて頭が回るようになったように感じたおかげか、栄養療法の勉強もはかどり、自分で食事の摂り方をあれこれ試して、サプリの摂り方や量も工夫できるようになったようなところもあります。それが関係しているかははっきり言えないのですが、改善もそれに伴って早く進んだ気もするのですよね。

最初は豆乳でしたが牛乳もスパイスとの組み合わせのおかげか、腸内環境の改善のおかげか、飲みなれたからか、今までお腹が張っていたのが嘘のように不調を感じず飲めるようにもなったり。

米一粒すら食べられなかった、砂糖なんて絶対摂らない!悪だ!血糖値が上がりにくくても関係ない!そんな考えだった自分が突然

黒糖うま・・・。

なにこのはちみつ!チャイと合いすぎ・・・。

チャイにはやっぱりジャガリー(インドやネパールのサトウキビから作られた黒糖に似た砂糖)だよね!

と言い始めたり。

チャイでここまで変われる!可能性を知ってほしい。自分がチャイを引くくらい推す理由です。

これだけは言わせてください。

チャイは人を変えられます。

・・・・・多分(笑)

断言したいのですが色々医療系の事情で断言できないのが悔しいです(苦笑)。

でも自分は本当にチャイに出会ってから変わりました。高たんぱく、糖質制限、断糖、メガサプリ、E〇A、消化酵素、断食、カウンセリング・・・色々な事を試してきましたし、成功も失敗ももちろんありましたし、一時期は断糖、ナイアシン5000mg、E〇A50g、ホエイプロテイン100gなんてこともやってましたね。思い出してもいい歴史(笑)。

それでも変わらなかった強迫観念や発作的な行動、毎日同じことをしなくてはいけないという謎のルール、糖質への恐怖と過剰な体の反応、たまに来る腸の不安定さや毎日の消化不良と吐き気、胃腸の不調、夕方になると決まっ襲われる謎の疲労や脱力感、低血糖。

それが、チャイを飲み始めて、ハーブやスパイスを摂るようになって変えられたんです。

完全に回復した!もう何も跡形もなく不調なんて何もない!完璧!とはさすがに言えませんが、今までの悩みはもうほとんど落ち着いています。

書いていても明らかに大袈裟だなと思えるような表現ですね、これは推しすぎて引けれてもおかしくない・・・。

でもそう思いつつ書いてしまう、お勧めしてしまう、少しでも多くの人に飲んで欲しいと思うのは、美味しさはもちろん、飲んだ時のあの心が緩む瞬間、ほっとする感覚、体や心が変わった時の衝撃や喜び、体に力が沸く感覚、疲れやだるさが少しずつ回復して、普通に動ける、日常生活が当たり前にできるようになる事の喜び、そういうことを感じてほしい、知ってほしい、そういう思いがあるからなんです。

苦手な方、チャイが作りたくても以前の自分のように忙しくて作れない方、チャイやスパイスでそこまで変われるの?と疑問を感じている方もいらっしゃるかと思います。

確かにここまで書いたことは自分の体感がほとんどです。でも実際にスパイスやハーブは昔から薬として使われていましたし、チャイも昔は薬の一種として飲まれていたり、今でも一部の国ではエナジードリンクのように活力剤として飲まれていることもあります。

これから少しでもそんな方にチャイに興味を持ってもらえるように、チャイ嫌いに人でも少しでも飲みやすく飲んでもらえるように。チャイの美味しさ、香り、体や心に効く様な感覚、実際に変わったという体感もしていただけるようにレシピなど書いていきたいと思います。

熱が入るって怖いです。ものすごく申し訳ないくらい長い記事になってしまいました(汗)

そんなわけで自分のチャイとの出会いとここまでチャイを推す理由をざっくり(じゃない)書かせていただきました!

本当に長々と乱文で失礼しました・・・。少しでも読んでご興味を持っていただけたら、何か感じていただけたら幸いです!

お読みいただき本当にありがとうございました!


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