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これやってて良かった!「日々のつみかさね」に助けられた話

3月になりました。
いよいよ春ですね。
花粉症の方にはおつらい季節。
花粉症がなおったわたしは、安心してすごせるようになりました。

そう、「安心」って、ほんとに大切。
わたしが「安心」を得るために、楽しくやっている小さなこと。
その小さなことに助けられた。
今日はそんな物語です。


いつもどおりの朝だった。

数日前の朝、目が覚めたら雪がふわっ〜と積もっていて、あたり一面が真っ白になっていた。

「そっか~。寒いのか〜。天気予報見てなかったなぁ。」と思いながら、いつものように猫にあいさつして、まずはストーブをつける。
鉄瓶に水をいれて、ストーブの上において、のんびりあったまりつつ、猫とお話しながら、今の「わたし」にごきげんうかがいをする。

ごきげんうかがいの結果、食べたいものを決めて、朝ごはんをつくる。

珈琲は毎朝飲みたい〈ごきげんをうかがわなくてもわかる〉ので、何種類かストックしている豆から選び、挽いて、ハンドドリップする。
ドリップする道具も、何種類かある中から選ぶ。それが楽しい☕

「あ〜美味しい〜✨」

いつもどおりの朝だった。
ここまでは。。。

パンとお味噌汁と珈琲という日もある


それは突然やってきた!!!

朝ごはんを食べおわり、洗いものをしようと、水道の蛇口(うちはレバーを上げるタイプ)をさわったとたん、違和感が。。。。

水のありがたさよ

ん? 軽いっ!

この感じ、やばいやつ!!

水が出ない!!! 一滴も!!!


「えーっ!朝イチ出てたけどー!!なんで今なのー?!」

と、一瞬驚いたあと、洗面所とお風呂の蛇口をチェックする。
どれも出ないじゃないか。。。
はぁ。。。きたか。。。


うちの水源は「山水」
今回のように寒すぎて凍結したり、大雨や台風のあと、泥や葉っぱがパイプにつまったり、パイプ自体が水源からはずれたりして、これまでも断水したことがあった。

初めて断水したときは、徒歩で往復10分ほどの山の斜面にある泉まで、ヤカンとナベをもって山水を汲みに行った。
せっかく確保した貴重な水をこぼさないように、歩いて帰ってくるのはひと苦労だった。

一度にたくさん水を汲みたいからといって、大きなタンクをもっていくと、今度は重すぎて持ち上げられないから、おのずと何回も往復することになって、ちょっとめんどうだったことを思い出した。

さて、どうする?


①まずは、管理人さんへ連絡する。
自分では修理できないから、しかるべきところへお任せして、あとは待つだけ。
これで、ひと安心。

②次は、水の確保。
実はこれまでの経験をふまえ、この冬にコツコツやっていたことがあった!
それはこちら↓

玄関横の外にある水道
シンクに小さくて軽いタンクを置いた。


凍結防止のため、低温になると
自動的に水がポタポタ。
その水をタンクにためていく。


タンクにたまった水はバケツにうつして、トイレにスタンバイ。


水がタンクいっぱいにたまるごとに、バケツにうつす作業が必要となるけれど、凍結防止のためだけに水がただただ流されることを思えば、まったく苦にならず、むしろ得した気分で楽しい✨

バケツの水は、日々のトイレ用に使う。
少量の水でも勢いよく流せば、トイレットペーパーはサーッと消えていくし、固形物は何度か流せば問題ない。
うまく流れたときは何だか楽しい✨

玄関を出ればすぐ、いい感じに水のたまったタンクがいつもあって、突然の断水があってもすぐに水の確保ができた!
そのときは蛇口をひねっても水は出なかったけど、もう安心!

✔徒歩で往復10分の泉まで、水を汲みに行かなくてすむ。すごく楽! 

✔車で往復30分かけて下山して、ペットボトルの水を買いに行かなくてすむ。お財布に優しい!

✔小さいタンクとはいえ、10リットル満タンの水がたまっていたので、食事用と飲料水としては充分な量!

✔タンクの水はたまるとすぐにバケツにうつしていたので、淀まず、濁らず、キレイ!

結局、水がちゃんと使えるようになったのは翌日午後おそくで、お風呂に入れない以外、これといって困ることはなかった。
本当に助かった。コツコツやっててよかった!

安心あれこれ

去年の春のスナップえんどう

田畑に行けば、食料がある「安心」

わたしにとって、畑で食べられるものを育てたり、お米を育てることは、単純に楽しいからやっていると同時に、実は「安心」を得るための小さな行動のひとつ。

野菜をおすそわけしてくださるご長寿さんや、友人の田畑にも食料が保存されていると思えば、さらに心強い。

日頃のおつきあいで関係をつくっているおかげで、なにかと声をかけてくれる。
田植えや稲刈りを手伝わせてもらうと、食べきれないくらいの新米をいただくので、ここ2〜3年は買ったことがない。
たっぷりあるので、友だちにおすそわけして食べてもらうほど。
本当にありがたい。

太陽の光で充電
晴れた日にコツコツ

太陽が出ていればつながる「安心」

日常生活や緊急時に、なくてはならないスマホやタブレットやモバイルバッテリー。
その充電を太陽にしてもらうことは、晴れた日のお楽しみのひとつ。

オフグリッドに憧れているわたしは、まずは1000円くらいでホームセンターで買えるソーラーパネルからチャレンジしている。

おっとり地味だけど、ちゃんと充電してくれて、「充電中○○%」の数字が少しずつふえるたび、ニヤけてしまう。

モバイルバッテリーをフル充電しておけば、突然の停電や、天気が悪くても安心。


やり方はいろいろ

畑にある水道もポタポタ水が出る。
もらったヤカンにためて、トイレ用に。


わざわざこんなことしなくても、ペットボトルの水・乾電池・インスタント食品を買えばすむんじゃないの?というのもわかります。
それも「安心」を得るためのひとつのやり方。

わたしが好きなのは
❝自然から、少しだけおすそわけしてもらって、小さく循環すること❞
(循環については、また別の機会に書きます。)

手間と時間をかけることで、発見があったり、成長を感じられる。
余裕ができれば、人にわけることもできる。

過程を楽しみ、その結果として、「安心」が手に入ったら、なんだかハッピー✨

そんなやり方もあっていいよね。

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