勉強しない「理由」を見つけてしまう人。
時々、ではありますが。
「本当は勉強したいのですよ」
「私だって勉強したくないわけじゃないんですよ。ただ、時間ない」
といった愚痴を聞くのですね。
子育て介護その他、色々な役割を担っていることでそういう状況になるケースがあるのは重々承知です。私も父の介護のピーク時は、ご飯食べるのも立って!みたいな、昼抜きで下の世話という時期もありましたから、毎日が過ぎることがやっとという多忙さは理解できます。勉強なんて本当に余裕がない。
でも、大げさに嘆く人の中には、そういう不可抗力がある、というよりは、
「やらない理由」
として、「忙しさ」を挙げているなと思うケースもあるなと思うことがあります。
厚労省が「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を発表したのは、2022年。
そこには、「OJTだけでは人は育たない」「Off-JTや自己啓発も重要」と明記されていて、組織(たとえば、企業)も「時間的な配慮」「経済的支援」をやってね!と書かれてもいます。
つまり。
もう、仕事を通じて覚えていく(OJT)だけでは限界で、知識やスキルを学ぶ(リスキリングを含む)Off-JTで学びのスピードや質を上げたり、自分の時間を活用して、学んでいこうね、そうじゃないと、社会の変化についていけないし、変化に対応できる自分じゃなくなるし、それは、組織も困るけど、働く人一人ひとりもとても困ることになると思うから、皆、学ぼうぜ!と、そんなメッセージを出したものと理解しています。
「大きな石」(『七つの習慣』)の話にもあるように、時間を確保するということは、学びに限らず、とても大事で、たとえば、家族との時間が大事だったら先に押さえてしまう。学びも同様で、どうしても学びたいことがある、学ぶ必要があると思うなら、その時間を押さえてしまう。
やりようはいくらでもあると思うのです。
あと、厚労省も言っているように、上司は、部下の学びの障害要員になってはいけない。ここも肝に銘じておきたいところです。
今朝のVoicy⇓
あと、本日5/29(水)肉の日。12:10-(ランチタイム)に25分程度の生放送もやります。
生放送。どなたでもクリックすると再生できます。5/29(水)12:10-12:40くらい(予定)
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