会社員→フリーランスへ。退職までに考えたこと6つ
こんにちは、さやかです。
私は大学卒業後、テレビ番組制作会社で会社員の経験を経て、2017年にフリーライターに転職をしました。
現在は取材やインタビュー記事を中心に、基本的に在宅で仕事をしています。
学生時代、「いつか私も家で仕事ができるようになりたいな」「時間と場所に縛られない働き方がしたいな」と思っていたので、そのどれもが叶えられている今の状況はとても嬉しく、ありがたいなあと思っています。
フリーランスも3年目に突入し、だんだんとフリーランス生活にも慣れてきましたが、3年前の今頃、私は会社を退職するか否かめちゃくちゃ悩んでいました。
「退職してもやっていけるのだろうか」「辞めて後悔しないだろうか」
など、一歩踏み出す決意をしては、「でも…」とうじうじしてしまう。当時は人の目を気にしまくっていたので、そりゃあもう、踏み出せない、踏み出せない。
退職の一歩を踏み出すまで、おそらく人よりもかなりの時間がかかったように思います。
そこで今回は、「退職するまでに私が考えたこと」をご紹介します!
*
①「なぜ辞めたいのか」を言語化した
会社を辞めたい!と思うのは簡単なんですが、「なんで私は辞めたいのか?」を納得できる答えが出るまで自問自答しました。
なぜなら、辞めてから「やっぱり辞めなきゃよかった…」と後悔するのを避けたかったからです。
働いていると何度も「あ〜辞めたい」と思う瞬間があると思います。私も入社してすぐに思っていたし(おい)ふとしたときに「会社行きたくない」と感じることも多々ありました。
その気持ちを無視しろとは決してないんですが、案外「一時期の感情だった」というケースもあるんですよね。
今やっている作業がどうしても合わないだけ、という可能性もあります。時間が経過したら感情が落ち着くこともあるので、「本当に辞めたいの?なんで?」と自分の気持ちをちゃんと俯瞰するのが大切だと感じます。
「なんで辞めたいのか」が、自分で納得できるよう言語化できたら、後悔も少ないですしまわりの人への説明もしやすいです。
②辞める以外で解決策はないか考えた
①で辞めたい理由が言語化できたら、次に「とはいえ、“退職”以外に私が抱えている問題を解決できる方法はないんだろうか」と考えていました。
会社を退職して次のステージへ行くことは私は大賛成です。
ですが、抱えているモヤモヤが辞める以外でなんとかなるのであれば、ぜひ利用(活かす)した方がいいなあと思います。
例えば、人間関係がつらい、作業時間が長くて体調を崩してしまう、家族との時間が取れないなどの場合、部署異動やチームの異動ができないか相談してみるとか。
私も退職したい旨を話したときに「だったらこういう仕事はどう?」と提案していただいたので(結局私は文章を書く仕事がしたかったのでマッチしなくて断ってしまいましたが…)一旦話してみるのもいいかもしれません。
新しく仕事を探すって結構大変なので、所属している会社で活かせられるものはもうないのか…?を追求してみるのもいいと思います。
③「辞めてどうしたいのか?」を考えた
鬼のように悩んでいたので、まだまだありますw
①と②を考えたあと「じゃあ辞めてさやかはどうしたいの?」を考えました。
ここがふんわりしていると、辞めたあとまた悩んでしまうと思うので自分としっかり向き合いましょう。
私の場合は
・映像ではなく文章で発信がしたい
・ライターになりたい
・長時間労働が多かったので、自分で裁量が決められる仕事がしたい
といったことを考えていました。
④生活費について考えた
この項目はすぐに次の仕事(会社)が決まっている人は問題ないと思いますが、私と同じように未経験からフリーランスになる人や、これから転職活動をしようと思う人は、ぜひしっかり考えてほしいなと思います。
例えば、
・今退職しても生活ができるのか
・貯金はいくらあるのか
・1ヶ月の生活費にはいくら必要なのか
こういった現実的な問題について考えました。
貯金に余裕があるのなら、いつまで仕事が少なくても生きられるのかをイメージしてみる。生活費のコストを下げたい場合、どういった手段があるのか考えてみる。
ワクワクする部分以外に、自分で責任を取れるのか、本当に大丈夫なのかも忘れないようにしましょう。
⑤具体的にどうやってお金を稼ぐかを考えた
これはフリーランス限定になるかと思いますが、辞めてから「フリーランスとしてどうやってお金を稼いでいくのか」もイメージしました。
辞めよう!フリーランスになろう!と思っても、じゃあ何をどうしてお金を稼ぐの?といった道が見えていないと、時間を無駄にしてしまうんですよね。
なので、生きる道筋がちゃんとあるのかをしっかり考えました。
私が退職した当初は
・クラウドソーシング(ランサーズ)を使う
・SNSやブログを始める
・自分から応募をしまくる
・本当にやばかったらアルバイトをする
などを考えていましたね。とくにクラウドソーシングがあったからこそ、思い切って一歩踏み出せたようなものなので…!「このサービスを使って(仕事をして)稼ごう」という柱みたいなものがあると安心だと思います。
⑥目標を決めた
最後は目標をざっくりでもいいので決めました。
・1年で会社員時代の月収を超える
・3年やってもうまくいかなければもう一度就職する
といったことを私は考えていました。
「フリーランスだからこそ…」というのもあると思うんですが、甘えないように目標を決めて自分を追い込むと、より一層「転職しても頑張ろう」と思えるのでおすすめです(体育会系魂)
*
以上が私が退職するまでに考えていたことです。
とくに①〜⑤がしっかり言語化できて、退職するしか選択肢がない場合は、辞めても後悔しないだろうし、うまくいかないときがあっても軸がブレないと思います。
私は「退職しようかなあ」と思ってから1年半くらいモヤモヤしていたんですけど(長いな)
何度も何度も自問自答してやっと答えが出たからこそ、3年経過した今でも一度も退職したことに後悔はありません。今の働き方が本当に幸せだなあと感じます。
退職しようかな、どうしようかな、と悩んでいる人に少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
最後まで読んでいただきありがとうございます!短編小説、エッセイを主に書いています。また遊びにきてください♪