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なぜ社内報はなくならないのか?

こんにちは、(ほぼ)無職のタナカさんです。

無職じゃまずいだろっ!!ってことで
今はセルフベーシックインカム(早い話が貯金の切り崩し)と
フリーで動画編集をしています。

そして実労働以外で収入を得ようと考え始めています。

今回は、社内報から読み解く「マーケティング心理学」のお話です。

この記事を読んでほしい人
◆会社で社内報をスルーしている人
◆ちょっとマーケティング心理学を知りたい人
◆会社で社内報担当の肩身が狭い人

▼誰が読むねん!社内報

仰る通り!
私も働いていた時に
「○○営業所ではBBQをしました!」みたいな写真を見て
「ソウデスカ…」と一瞬で読み終えていた記憶しかありません。

▼毎日30万部発行している社内報がある

正確に言うと社内報ではなく”ほぼ新聞”です。
それは、米軍が発行する機関紙「Stars and Stripes」です。

約140万人の米軍がいるので、4~5人に1人は読んでいる、
という事になります。
軍のことではなくて政治やスポーツも扱っています。

▼組織にとって社内報は必要

Stars and Stripesはなぜ発行されるのか?
もっと言えば、社内報はなぜ発行されるのか?
正直、発行しなくても良い訳です。

でも、世界的に見ても「社内報」という
メディアは今も存在しています。

なぜ必要なのか?
社内報というメディアに取り上げられることで、
自分の評価が伝わりやすい

「Stars and Stripes」を例に挙げて説明します。
「Stars and Stripes」は南北戦争中の1861年から発行。
発行の目的は、戦闘の結果や、現状を伝えるのが
メインだったと考えられます。

戦時中の現状を知ること、
これがモチベーションに繋がる結果になりました。
戦争は「国の正義」を使って、人を殺すということです。
アメリカの「正義」は、
相手の国にとっては「正義ではない」という事です。

生きるか死ぬか、そんな時に「相手の正義」を知ってしまったら…

何のために戦っているんだろう…

となりますよね。

ここで「自分の命を捨てて戦っている自分の仲間」の存在を知ると…

モチベーションはあがりますよね。

※こんな書き方をすると、「人を殺すモチベーション」とは何事か!
と思われる人もいると思います。
あくまで「事実」を書いただけで、
ここには私の意図は含まれてはいません。
それくらい戦争というのはすさまじいものなんです、ということです。

もともとは、戦時中の情報を知るためのものが、
結果的に読む人のモチベーションに繋がる。というものになっていた。

自分の功績→第三者が伝える→誰かのモチベーションが上がる

ここで大事なのは「第三者」が伝えること。
自分の功績を自分レポしても「盛れる」訳です。

▼ん?これってウィンザー効果…?

と同じだなぁと思ったんです。

ウィンザー効果
口コミやレビューなどの第三者から間接的に情報が伝達することによって、
より信憑性や信頼感が増すという心理効果。

例えば「俺の商品の超いいゼ!みんなも使ってくれよな!」
と言われるより、
別の人から「ドラゴンボールの孫悟空みたいなしゃべり方の人の
商品むちゃくちゃ良いよ」と言われる方が、
なんとなく信頼感ありませんか?

構造としてはこう▼

名称未設定 1

自分で言うと「まぁ自分の商品だから売り込みたいんでしょ」と考えます。
でも第三者から言われると「あの人とこの人は接点がないから本当におススメなのね」という事です。

▼だから社内報はなくならない

社内報の効果
社内のどうでも良い情報誌
ではなく

第三者が誰かの功績を伝える

誰かの業務のモチベーションを上げる

会社の業績につながる

っちゅうことですな。

▼さいご

いかかがでしたか?
マーケティング心理学ってなんか
堅苦しいと思っていませんでしたか?

本当に気づかいな所であなたの生活に
ぺったりと張り付いているものなんです。

このnoteもあなたが「おススメ~」と書いてくれるだけで、
私が「今日のnote良いよ~」っていうより「アレ」なんですよw

だからもし!もしね!いいなって思ってくれたら、
「スキ」ください!
そして、このnoteをウィンザってください。

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