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拍手できますか?

田中裕之と申します。IT企業でキャリア自律支援をしたり、職場の人間関係づくり・コーチングなどに取り組んでいます。

ラフォルジュルネをご存知でしょうか。
毎年GWに有楽町で行われているクラシック音楽の祭典で、国際フォーラムを中心に、ホールで街中で気軽に質の高いクラシックを聴くことができます。

ここ数年はコロナで実施されていなかったのですが、今年は4年ぶり?に実施ということで行ってきました。

元々奥さんとは毎年足を運んでいたのですが、今年の目当ては「0歳からのコンサート」というもの。

国際フォーラムの一番大きいホールで、0歳から参加OKのコンサートが行われるということで、9ヶ月の娘を連れて行ってきました。

ちゃんしたコンサートホールは久々です

司会のお兄さん、指揮者のお姉さんが盛り上げ、あちこちで赤ちゃんの鳴き声が聞こえるコンサートは、クラシックのイメージとは縁遠いもの。

ですが、良質な音楽に触れる機会になったのかなぁと、勝手ながら思っています。

そんなコンサートで娘が一番ハマったもの。それが拍手です。

大きなコンサートホールで大人数が行う拍手は、とても大きくそして響き渡るもの。その音と手の動きにハマったようで、以来、拍手の練習をしています。

大人も子供も自然と行なっている拍手ですが、赤ちゃんからするととっても難しい。

右手と左手に勢いをつけて、同じ位置で手を合わせる(叩く)というのは、大人が思う以上に器用さが求められる動きのようです。

最初は悪戦苦闘していましたが、今ではすっかり上手になり、拍手をしてはニコニコしています。

赤ちゃんを見ていてよく思うのが、自分が簡単にできていることでも、人によっては簡単ではない、ということ。みんな同じではない。

そんなの当たり前、わかっているはずなのですが、ふとした瞬間に我に帰ることがあります。

自分の常識を当てはめないこと、相手をよく観察して相手の立場に立つこと。改めて考えさせられた出来事でした。


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